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2008/2/23

『身毒丸』復活  演劇道

『身毒丸』復活

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【名古屋公演】
2008年2月20日(水)〜24日(日)
愛知厚生年金会館
S席:10,000円  A席:8,000円

作:寺山修司/岸田理生  演出:蜷川幸雄
照明:吉井澄雄  作曲:宮川彬良  美術:小竹信節  衣裳:小峰リリー
音響:井上正弘  振付:前田清実/花柳錦之輔  ヘアメイク:高橋功宣
演出助手:井上尊晶  舞台監督:明石伸一  技術監督:堀内真人
宣伝美術:野寺尚子(ウルトラグラフィックス)

出演:藤原竜也(身毒丸)、白石加代子(撫子)、品川徹(父親)、蘭妖子(小間使い)、石井愃一(仮面売り)、中曽根康太(義理の弟・せんさく)、日野利彦、マメ山田、飯田邦博、福田潔、桜山優、KAI、本山里夢、秋山拓也、羽子田洋子、山口詩史、村中玲子、妻鹿有利花、中島陽子、太田馨子、難波真奈美、星野園美

身毒丸は死んだ母親にもう一度逢いたいと願う少年。父親が母親を売る店で長い黒髪の女・撫子を買ってくる。撫子は親のいない少年・せんさくとともに身毒丸の家で暮らし始めるが、父親はあくまで母親として彼女を買ったに過ぎず、身毒丸もけして心を開こうとしない。ある時、父親の提案で家族あわせのゲームが行われるが、母親の札を持つ身毒丸の存在を無視するかのようにゲームは進められていく。耐え切れなくなった身毒丸は家を飛び出し、札をばらまく。身毒丸を追いかけた撫子は、口汚く罵る義理の息子の尻を叩く。その後、仮面売りに出会った身毒丸は、実の母親に逢いたいと訴える。仮面売りは不思議な穴を取り出し、それを地面に置くと死者たちがいる地下の世界に行けると言う。ところがそこに彼の母親に扮した撫子が現れて高笑いをする。それから2年。撫子が写真を磨いていると、身毒丸の母親が消えてしまう。激怒して撫子を殴りつける身毒丸を父親は叱責する。撫子は身毒丸の目が見えなくなるようにという呪いをかける。

6年前、『身毒丸ファイナル』として終止符が打たれたはずの本作が、ワシントンのジョン・F・ケネディセンターで開催されるジャパンフェスティバルのオープニング演目として復活。ワシントン公演を無事に終えての凱旋公演。

この世のものともあの世のものとも知れぬ猥雑で混沌としたイメージが横溢し、見世物小屋に行ったかのようなひと時(いや、見世物小屋には行ったことないけど。笑)。
蜷川さんらしくビジュアル的にも美しく、冒頭のグラインダーから飛び散る火花に始まり、花のような形に丸められたティッシュペーパーが大量に降ってくるところなどは圧巻。
脚本としても無駄なところがなく、ただひたすら母親に逢いたい身毒丸と母親になりたい撫子に焦点を当て、2人の愛憎渦巻きぶつかりあうさまに身を任せるのみ。

藤原竜也くんはちょっと痩せたのか顔立ちが引き締まった印象。
それでいて少年のようなあどけなさもありつつ(作品中では最初は16歳?)、失明してからの表情は凄まじく。カッコよろしいなぁ。全裸での行水シーンもあり(武田真治さんは拒否したとか)。
白石加代子さんについては言うことなし!
蜷川作品ではおなじみマメ山田さんは更に小さくなったような…?


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