四十雀巣立ち060506
5月6日(土)、小鳥巣箱
3号棟(屋上設置)の屋根の劣化が進み、屋根が腐って雨漏りをしているので新規に巣箱の制作に掛かっていた。
この日は屋上でも聞こえるほど四十雀がいつになく雛を呼び出す鳴き声がしたので庭にある
2号棟巣箱へ行くと、偶然にも巣穴から出ようとしている雛をキャッチ出来ました。
この雛は成長が遅く最後の最後まで残っていて、一生懸命飛び立とうとしているが、いっこうに出ようとしない・・・。
親鳥は出ろ出ろとしきりに餌を咥えてはジージー鳴きながら呼んでいるが・・・・・。
やっとの事で巣穴から飛び立つ事が出来たが、柿の木の枝に止まったままそのままじっとしている。 よくよく見ると可愛いものです。
カメラを近づけても逃げようとしないので、雛の
アップ写真が撮れた。
巣箱を設置して4年間もの間、毎年住み着いてくれるが雛の巣立ちは早朝未明に出て行ってしまうので雛鳥をしっかり見たことがなかったが、今回出遅れた最後の一匹が残っていたのは幸運でした。

最後の雛が巣穴からのぞいているところ

多少自信が付いたのか穴からかなり前の方まで出てきた。

穴の中に首を出したり潜ったりして20分ぐらい経過したらやっと飛び立つ事が出来た。

雛は柿の木の枝に止まったままじっとしていたら、親鳥が戻って来た。
ちょっと木の葉で判りにくいが、下にいるのが雛で、上にいるのが親鳥です。

雛のクローズアップ(1)
頭の上には
“デンスケ”の頭のような産毛が残っている。
1メートルくらい近づけてフラッシュを焚いてもそのままじっとしている。

雛のクローズアップ(2)
カメラを近づけても
キョトンとしているし、よくよく見ると可愛いね!

雛のクローズアップ(3)
暫く枝に止まっていたが、あっという間に飛び立って行ってしまった。
これで今年の四十雀とのふれ合いも全て終わり何か気の抜けた気分になるが、叉来年もこの雛達が立派に成長し親鳥になって戻って来てくれれば良いなと思っている。
午後からは屋上へ行って
3号棟巣箱製作の続きをする予定。
青葉の百姓 2006.05.06

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