ということで豆まきは始まる。
京都に行くと節分の行事が多い。
有名なのは八坂神社の舞妓はん、芸子はんによる豆まき
伏見稲荷の福男、福娘による豆まき
平安神宮の狂言
など、
京都好きの私と相方は再び都へ向かうへ
人混みはきらいだからちょいとマイナーな場所を探す
袋小路だらけの古い住宅地を進むと壬生寺というお寺がある。
上記の有名な寺院と比べると、いささか窮屈なお寺だが
実はここには立派な狂言舞台がある。
今日は節分を題材にした演目
登場人物は
どう見ても男と分かる
後家(女主人)と まぬけな鬼
人間の女性に惚れてしまった鬼は人に化け
後家に近づく。
小ヅチをを使い綺麗な着物をどんどん出して気を引いていく。
後家は着物や小ヅチが欲しくて、どんどんお酒を飲ませて
とうとう鬼を酔いつぶれさせる。
しめしめと着物や小ヅチを奪い去り、とうとう鬼が着ている着物を脱がせようとした時
目がさめ、怒り狂い後家を追いかける。
後家は鬼が嫌いなマメを投げつけ難を逃れる。
まあ、なんとマヌケな単純明快、決まりきった落ちは まるで吉本を見ているよう。
このありさまは現代も変わらぬな!
誰かが言ってました
「歌舞伎は劇団四季」
「狂言は吉本新喜劇」


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