自宅前の海、鳴門海峡は潮の流れが速い事で有名だが
海幅が狭く、海底の起伏も大きいようだ。
加えて霧もよく発生する。
行き交う船にとっては難所として知られる。
淡路島の北側、明石海峡は幅も広く通りやすい。
北側航路を通ればいいものの、太平洋に抜けたり、瀬戸内海を西に向かう場合は
鳴門海峡が近道になるから、燃料代も浮かせられる。
今週も朝は毎日のように霧が発生している。
ほんと、真っ白です。
通勤時もフォグランプを点けて走るのは当たり前になっている。
今日は朝早くから船の汽笛が何度も聞こえてきた。
ベランダから、海を見ると、海上保安庁の巡視艇が
数隻いる。
ヘリコプターも上空をホバリングしている。
「あ〜、やっちまったか!」
鳴門大橋の下を見ると、中型の貨物船が海岸につっこんでいた。
韓国船だ。
年に1,2度、衝突や座礁が起こっている。
「前見てるのか!」
ここはいい漁場なんだから、オイルは流さないで欲しい。
しかも、私はここで泳いでいるのだから。


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