21日台風の中、京都にて京都府知事山田啓二氏のの撮影に向かった。
前日の天気予報がまんまと的中。四国・関西直撃となった
実はこの撮影4月中に予定されていたが、鳥インフルエンザ事件で延期になりしきり直しだ。
台風は午後関西上陸予定、午前中に移動することにした。
大型台風を予感させる猛烈な風で朝早く目が覚め(私の部屋は海に近い10階で風当たりがよすぎます)早々に出発、家に近くの吊り橋、小鳴門橋を通る。相当揺れました。(酔いそう)50km制限の大鳴門橋は難なく通過。明石大橋手前では雨、風ともに弱く、淡路サービスエリアで朝食。
午前6:30そこに職場から電話が入る。緊急事態。神戸をすぐ目の前に鳴門へ引き返す。南に下るにつれ風雨が強く、再び京都に行くのは半ばあきらめた。
ピンチヒッターのカメラマンの手配を考えはじめる。
7:30分職場に到着。現状の報告を受け、すでに対応策を打ってあることを確認。追加の指示をして8:30分再び京都に向けて出発。
小鳴門橋ますます揺れがひどい。大鳴門橋、前があまり見えません。・・・・・明石大橋が閉鎖になる前に神戸まで行かなければ。横風にあおられながら淡路島を縦断。明石大橋はあまり揺れなかった。さすが関西大震災でも被害なしの大きな橋と感心。
10:00ころには神戸、京橋のサービスエリアに入った。交通情報を見てびっくり小鳴門橋でトラックが横転。大鳴門橋は強風で閉鎖。出発があと30分遅れたらアウトだった。
しばらく休んでゆっくり名神を北上。お昼には京都に入った。外は大雨、車の中でDVDをゆっくり見ていた。その時、東京から合流するスタッフから電話。
新幹線の中からだ。米原付近で列車が止まったようだ。取材開始は午後4時。
まだまだ時間には余裕。米原から京都、すぐそこです。
そんな安易な考えもすぐ飛んでいってしまった。3時になり再び電話がはいった。新幹線の架線になにか物が飛んできて、断絶したらしい。復旧のめど立たず。(その後沿線のラブホの屋根が飛んだと判明)
「撮影は任せる」といことだ。
ん〜。取材ディレクターなしか。しょうがないと思い指定された場所ウイスティン都ホテルへ向かった。
通されたのは東山が一望できる最上階のスイート。部屋が4つもあった。
撮影、インタビューのセッティング。家具を動かす。すぐ汗だく・・・。生花のアレンジ。ライティング。まったく一人でやれたもんじゃない。
そこへクライアント登場。セッティングにいちゃもんをつけられる。
無視!
4時ちょうどに山田知事がSP、秘書とともにやってきた。40代後半だろうか、随分若く感じた。
知事はサンフランシスコに住んでいたことがあり、しばらくアメリカの話で盛り上がった。(私もサンフランシスコは好きな街です)
こうなればこっちのペース、撮影は楽勝。前半こそ緊張したようだが、だんだん柔らかくなる。さらに親しみやすい知事、優しい知事を演出しようとしたが、これは秘書からストップ。(ちょっと軽くしすぎたか)

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