今日は雨も降っていて気温はそこそこ(それでも33℃)でしたが、湿気が
酷くてだるだるでしたね〜
あの山口県の村の連続放火殺人事件、犯人は捕まりましたが、その人のこれまで
のいきさつを聞いていると、ちょっとばかり同情してしまう部分があります。
そもそも気性的には短気なところもあったとはいえ、以前勤めていた会社では
同僚とはとても仲が良く、きさくだったそうな。
故郷への執着が強く、両親の介護をきっかけに村に戻ってきた容疑者、戻って
きた村にかつての賑わいは無く、このままではさびれてしまうと思ったのか
町おこしをしようと色々提案したらしいですが、それらに関しては村人たちは
反対で全く協力せず。
自分の実家も自力で建て増しをし、その辺の草も草刈り機で刈っていたのに
ある時草刈り機をその場に忘れて帰ったら、翌日、刈り取った草ごと燃やされて
いたとか。
時には村人から鋭利なもので刺された事もあっとか。
警察に相談したけど、やはりそこはたぶんまともには取り合ってくれなかった
んでしょうね。
容疑者の実家の外回りには奇妙なオブジェが置かれていたりしていたようで
村人からは気味悪がられていたみたいですが、よくよく見てみると、玄関先の
のれんの奥にはスリッパがたくさん置いてあり、部屋には何人か座れる
カウンターもあったそうで、介護にかかわっていたヘルパーさん曰く、
人を呼んで楽しくおしゃべりの場でも設けたかったんじゃないか、と。
オブジェは確かにセンスは悪かったですけどね(苦笑)
「大きな凶暴な犬を散歩に連れていて」と言っていた村人もいたそうですが
母がテレビでニュースを見た時は、それはゴールデンレトリバーで、とても
大人しく、警察の人たちに尻尾を振っていたそうです。
色々出てきた村以外からの証言で、実は容疑者が本当に故郷のこの村が
大好きでなんとかしたかったんじゃないのかなと思ってしまいました。
両親が亡くなった時に個人的に葬儀を済ませたら、村の葬儀は村総出で
やるものだ、と村の人たちにたしなめられた事もあったという事から
しても、むしろ容疑者をつまはじきにして最終的にこのような犯行に至らせて
しまったのは村人達自身だったんじゃないかと思ってしまいます。
今回の犯行は人間として絶対に許される事じゃないけれど、過疎の村に
あり得る話かもしれないと改めて考えさせられた事件です。
暗黙の了解でもある「村の掟」というものに対する犯人の切羽詰まった
反逆だったのかもしれないですね。
ちょっと暗い話になってしまったのでお口直しに暑苦しい画像を載せましょう。
(それは口直しとは言わんがね・・・)
秘密基地を解体されてから人間へのまとわりつき度がアップしてしまった
のですが、体のあちこちでぼたもちになるのでこの時期正直暑いっ!!
手のひらが暑い!!
ぬくぬくするんじゃあないよ!!(苦笑)
暑苦しくはないけど、こいつもまとわりついてます。
【本日の夕食】
★揚げ鰆のしし唐ピリ辛だれ
★豆腐と塩もみきゅうりのゴマダレ
★玉ねぎとじゃがいもの味噌汁

0