今日から母は横浜へ行ってしまいました。
木曜日の夕方まで帰ってきません!!
さて、午前中はウォーキングへ行って、帰りに夜ご飯のおかずの納豆を
買い、その後近所のスーパーの外にあるスピード写真で履歴書用の写真を
撮って帰りました。写真の顔はいつも変顔なのでよっぽどでなければ
もうどうでもいいのだ!(開き直り

)
家に帰って父の昼ごはんを作り、私はもう少し後で食べるので、先に
テレビでも見てくつろごうと思って鳥部屋に入るや否やどんぐりの
異変に気付いてしまいました。
大カゴの一番下の止まり木に両翼をだらりと垂れて止まっていた
どんぐりは今にも止まり木から落ちそうなくらいの状態でした。
どんぐりの横には旦那のころころが心配そうに様子をみていました。
あわてて駆け寄ってどんぐりに触ると、多少慌てたようにもう一段上の
止まり木によじよじと登って行きました。
でもこれはやばいと思ったので小さいキャリーにカイロを敷いてその中に
どんぐりを入れました。
もう殆ど動くのがしんどいのか、そのままの姿でひたすらじっと
していました。入れる前に一応甘い栄養剤を綿棒に染み込ませて飲ませて
みたけどあまり飲みたくないみたいでした。
どんぐりを見える位置に置いてずっと観察しながら今日は鳥部屋で
ゲームしたりPCしたりして過ごしました。
あまりにも動かないのでたまに様子を見に行ってキャリーをコンコンと
たたくとかろうじて目をちろっと開けていたどんぐり。
その内、目もうつろにあけたままになり、触っても頭はぐらぐら。
え?もう逝ってしまったの!?と思ったけどまだ呼吸している。
瞳孔も光を当てるとまだ締まる。
そんな状態が続くうちに翼をバサっと広げて動いたので「来たか・・・」
と思い、頭を撫でて落ち着かせてあげていると、やがて大きく最後の
深呼吸をして永遠の眠りに就きました。
どんぐり大母ちゃん、大往生です

つい昨日の夜、寝る用意をするのに鳥部屋を母達が掃除していたとき
母が「仲が良いね〜」と言って見ていた先にはお互いに気持よさそうに
毛繕いをしあうどんぐりところころでした。
あれが最後の夫婦のいとなみになってしまいました。
もう30年以上も鳥を飼っていると、同じ弱った状態でも、これはもう
長くは無いという状態がわかってしまいます。病院に連れて行っても
しょうがない状態です。
出来れば手の中で最後を看取ってあげたいけど、人間の体温は鳥よりも
低いのでやはり最後ぐらいは温かい状態で眠らせてあげたいので
キャリーにうつしました。(途中何度も頭をなでに行きましたが)
年明け早々に悲しいお知らせですが、正直言うと、去年末ぐらいから
どんぐりもカゴの外でも中でもほぼ1日中じっと寝たまま。
年をとったおばあちゃんって感じでした。
だから、もしかしたら2006年は越しても2007年は・・・・
と覚悟はしていました。
思っていたよりも早かったけど、でもたぶんどんぐりにとっては大往生
だったと思います。
3回も子育てしてるし、一時期は産卵が止まらなくなるくらい大量に
産んでいたし、卵詰まりで病院にも行ったし、そういうのもきっと
寿命を多少縮めてしまった原因ではないかと思っています。
メスはそういう点でなかなか長生きするのも大変じゃないかと。
どんぐりをしばらく大カゴの上に置いてみると、すぐ来たのが
ぼっくりでした。どんぐりの2度目の子育てで産んだ長男です。
ぼっくりは一番気遣い屋のインコ。いつもそう。
カゴからどんぐりや自分の彼女のまめが出てくるのが遅れると必ず
出口まで戻って待っている。
とても良く出来たお兄ちゃん。
旦那のころころがやってきたのは無くなってから1時間はたっていたかな。
一生懸命さえずりながらくちばしをコツコツつついていたけど、
もちろん反応はなし。
その間にもぼっくりはしょっちゅう見に来ていました。
我が家の騒々しいセキセイたちの数を増やしてくれたのはどんぐり
大母ちゃん。たくさん可愛い子を産んでくれました。
去年は孫にあたる子が先に逝ってしまったけど、どんぐりの忘れ
形見はまだまだ元気でたくさんいるからね

手乗りで買って来て、結局最後まで人間には気を許してくれなかった
けど、にぎやかな家族を作ってくれてありがとうね。
大好きだったピコたんがいるし、最初に買った時に一緒にいた
クリスもいるよ。久しぶりに再会してね!
ありがとう、ご苦労様、ゆっくりおやすみね


どんぐりの亡骸の前で、旦那と長男が一生懸命何か語りかけているような
情景でした。もしかしたらどんぐりの魂とおしゃべりしていたのかも
しれません。


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