2019/12/31 16:48
SAAB J35 F/J DRAKEN
スウェーデン空軍 戦闘機
サーブ J35F/J ドラケン
Hasegawa PT41 1/48
ビゲン用のついでに作った、ドラケンJ-35F/J用だったはずの空対空ミサイルです。
いわゆるスパロー(スカイフラッシュもあり)とサイドワインダー、空軍用の9J型・・・
仮配してみると、外翼パイロン用としては異常に長くなりますので、遅まきながら
調査開始・・・・っといってもGoogle先生がたよりです。
「世界の傑作機」も見ましたが、武装の章では、写真の装備方法と違うことが
書かれていて、ちょっと信用が・・・・とりあえずスパローはないらしい。。。“orz
結果、外翼の増設ステーションまで使った、AAM6発装備の画像はなく、
まずもって増設ステーションの画像が見当たりませんでした。
そして、もしろんスパローを搭載している画像も見当たりません。
その代わりに、初めて見た妙なミサイルが出現してきました。
その名はスウェーデン名、Rb-27という、元はAIM-26Aミサイルの核弾頭を
通常弾頭に交換したAIM-26Bと同等品で、ニュークリア・ファルコンと呼ばれる
ファルコン系のセミアクティブホーミングミサイルでありますが、従来のファルコンよりはずっと
大柄のファルコン拡大バージョンです。
F-102などの防空戦闘機で、敵爆撃機編隊に核攻撃を行うためのミサイルでした。
射程も速度も傑出したものではありませんが、AIM-26Bも180Kgもの弾頭威力で
勝負する同じく、対爆撃機編隊向けです。
迎撃戦闘機であるドラケンのミッションであれば、スパローより適任かもしれません。
そしてそのころの航空自衛隊では・・・・・以下自粛(笑)
急遽計画変更です(大汗!)Rb-27 なんてミサイルは見たことがことがないので、
レジンパーツを探し出して、発注しましたが、何分にも発売時期が古いため、さすがの
「ワールドホビーショップはせがわ」でも入手は困難そうです。
入手できない場合の代替として、寸法が同じでカタチが同じのAGM-65マーベリック
を改造してみることにしました。 同じ「ヒューズ」なので、翼も太さもおなじです。
※立っているカラーコーンみたいのが、差し替え用の弾頭です。
※うまく切れて、キレイに接着できますでしょうか
※ということで、ファルコン系も新規で作ります。
キット名のJ35F/J型はドラケンシリーズで初めてレーダー誘導ミサイルが使えるように
なったのが大きな特徴のはずです。
キットの説明書にもそんなミサイルが使えるようになったとの記述もあるので、
認識はあるのでしょう。
しかし、わざわざ、別売りにしているウェポン類に入っていないミサイルであれば、
キットに付属させるべきだと思いますがねぇ。。。
今更ながらにハセガワって会社は・・・・・
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今年も当ブログを読んでいただいた皆様、コメントをいただいた皆様
ほんとうに、ありがとうございました。
来年もまた、よろしくお願いいたします。

2019/12/29 21:50
SAAB J35 F/J DRAKEN
スウェーデン空軍 戦闘機
サーブ J35F/J ドラケン
Hasegawa PT41 1/48
スウェーデン空軍の戦闘機の連作です。
・・・・・ っと言ってもまだ1機も完成してない・・・・(笑)のに・・・・
ビヤ樽と呼ばれたテュナンの後継として1960年代から40年ちかくも、
ソ連の爆撃機と対峙し、北欧の空を守り続けた迎撃戦闘機であります。
そして初飛行、就役から退役までがF-104とほぼ同じ期間、F-104ほど多くは
ありませんが、複数国で使われました。
性能も同じようなものなのですが、機体が小型なので、燃料搭載量が少なく、
航続距離が短いという弱みがありましたが、後期型では改善されているようです。
音速突破にアフターバーナーが不要で、増槽付きでも音速可能という先進的仕様。
さらに、スウェーデン独特の戦略のもと、外翼をとりはずして、牛小屋や納屋に隠したり、
高速道路や一般道路の直線部等とトンネルやシェルターを組み合わせた、
作戦運用が出来るほど、飛行場以外でのメンテナンスフリーを実現しているそうです。
1960年代からこんなですから、スウェーデンの戦略は徹底していました。
道路を使って離着陸できるというのは有名なハナシですが、ちゃんと但し書きがありまして、
舗装を強化した道路でないと、発進時のアフターバーナーの熱で路面が溶けて、
同じところには着陸できないとの由(笑)
なお、ドラケンは改修をかさね、最終的には多用途機(マルチロール)化されています。
特にキットのJ型は外翼にパイロンを増設している・・・はずですが・・・・
外翼外側にミサイルが積めるようには??・・・・
なってないなぁ〜・・・・・まぁ〜いいか なんかやらかしているはず・・・・という期待を
裏切らないですねー ┐( -“-)┌ヤレヤレ…
こんな長いAIM-9Jがぶら下げられるのか?? 武装は色々と不安要素が・・・・

2019/12/21 17:09
Amazon Echo
スマートスピーカーがやってきた。
いわゆる アレクサ というやつ? そう、人に自殺を勧めたとかいうAIであります。
自殺云々なんてのは、どう使っていたらそうなるのか・・・・・あまりにもしつこいので「一遍死ねや」とか
いいだしたのか??・・・・それとも人生相談でもしていたのか・・・・・謎である。
今は、もっぱら「アレクサ・・○○かけて」と曲の再生を頼んでいる程度。
設置場所はダイニングテーブルの上 木のテーブルなので、低音が豊かでなかなかの音が出ます。
ただ、Amazonミュージックのなかだけでの選曲が可能という条件がついているので、
超がつくほどのセールスを誇るような御大系の方々とか、超人気アイドル系とか、ファン層がコアな
アーティスト系は扱っていないようです。
どうしてもかけろとみたいなことを言うと、なにかテキトーな曲をかけてきます。
不思議なことにシンクに水をジャーっと勢いよく出すと、どんなワードと聞き違えているのか曲を
スキップしたりします(笑)。

2019/12/20 16:24
SAAB JA-37・AJS-37 VIGGEN
スウェーデン空軍 戦闘攻撃機
サーブ JA37・AJS37 ビゲン
ESCII TARANGUS 1/48
ESCIIがいうところのJA-37を、AJS-37として戻すことになり手間は増えますが、
胴体の短い理由が理解でき「ESCIIこの野郎」とおもいつつもスッキリしましたので、
修正する手の動きが速い!
垂直尾翼をもぎ取り、ドックツースと延長部分を切り取り整形しましたが、新考証
のほうがいいだろうとTARANGUSの垂直尾翼に交換します。
TARANGUSの垂直尾翼はESCIIより厚く、下辺の2mmほどが胴体に
埋め込まれるために、切り取ります。
JA-37用に強化された動翼のアクチュエーターを2個引っ剥がしました。
削りすぎるとカタチが狂うので、少し厚いまま、尾翼撤去あとに、無理に突っ込んだら、
胴体が割れました(笑)。
垂直尾翼を突っ込んだままハンブパックの幅を計ると、幅がJA-37と同じになりましたので、
ラッキーとばかりにその隙間にプラ板(本当はプラじゃない)を嵌め込んで固定しました。
垂直尾翼の根本にパテが必要となり、背中もパテのうえ整形が必要、アクチュエーターを
引っ剥がしたあとの整形と、TARANGUSに寄せるために少々の小物を追加します。
四角い背中のアウトレットを整形しました。 角ばっているのはESCIIの味とばかりに
サボっていたのですが、そうもいかず・・・・・神ヤス でわりと楽です。
とんでもない寄り道ですが勉強(蘊蓄をため込みましたww)になったので、
まぁイイとしましょう。
パテ盛りをキレイに整形した(つもり・・・)ので、再度サフェーサーからやり直しです。
ところで、このESCIIのキットは以前エアーフィックスでもAJ-37orAJS37の箱絵で
売っていましたし、イタレリは現役で、JA-37 /AJ−37と銘打ってガンパックと垂直尾翼が
2種類付で売っているようですが、・・・国内で手に入るのかは不明。
※箱の片隅にESCIIのロゴ入りなのは良心的です。 ↑これネ。。
まっ、イタレリはこんな小さい違いは気にしないメーカーなので、しょうがないですね。
もし、小さいことまで気にしていれば、あのクフィールやスカイホークとかF-4ファントムは、
店に並びません(笑)

2019/12/17 13:09
SAAB JA-37・AJS-37 VIGGEN
スウェーデン空軍 戦闘攻撃機
サーブ JA37・AJS37 ビゲン
ESCII TARANGUS 1/48
ESCIIのビゲンと、TARANGUSを並べてみたら、全長がちがうという不可解な現象に
遭遇いたしました。 色々調べて見ると、完全に数値的に辻褄が合ったワケでは
ありませんが、どうやら原因らしきものが浮かんできました。(AJとJAに注意してね。。)
ESCIIではこのJA-37の前に AJ-37というビゲンにとっては最初のバージョンとなる
攻撃機型を販売していました。
※箱絵のデザインから相当昔の製品だということがわかります。
このAJ-37は対艦対地ミサイルを主兵装としため、レーダー誘導弾が使えない
全天候性を欠くものでしたので、スウェーデン(裏に米国)空軍は、AJ-37の戦闘機
としての面を強化してJA-37迎撃戦闘機に発展させました。
ESCIIとしても、パーツ差し替えて最新型のJA-37のキットをリリースしたのでしょう。
※これね。。
ところが、そこでJA-37実機が胴体長の変更を行ったことを知ってか知らずかキットに
反映しないまま、単純にガンパックと垂直尾翼の形状を変更したキットをJA-37とした
ものですから、時を経てリリースされたTARANGUSと全長(前部胴体)が違ってきた
のだと思われます。
JA-37 はエンジンを更新とともに複座型の胴体を使った関係で全長が100oほど、
長くなっていると言われているので、ESCIIが機体をAJ-37のまま直していないとすると、
ピトー管を含む、含まないは関係なく、短くて当たり前ということになります。
攻撃機的なAJ-37 にしても今時サイドワインダーだけというわけにも行きませんから、
全天候性を持たせるため、FCS他、ソフトウェアー等の更新を行ない、AIM-120
AMRAAM も使えるようにまでしたアップグレード版をAJS-37としました。
※最近ググれば山ほどでてくる無塗装のビゲンはAJS-37 だそうです。
※垂直尾翼の形状と垂直尾翼の少し後方にアンテナが設置されているのが
AJS-37みたいですので、この画像はAJ-37みたいですね。。。。
・・・・それにしても、この迷彩とバックの樹木との溶け込みかたは抜群ですね。。。
これで、AJ-37はほとんど見た目を変えず、JA-37と同等の迎撃能力を
持つように生まれ変わった訳です。
ということで、模型制作としては、新旧2つの世紀またぎのJA-37というのはやめまして、
ESCIIもキットを、このアップグレード版のAJS-37として作り変えることにしました。
AJ-37に戻すという策もあるのですが、主兵装のスウェーデン製ミサイルの手持ちがなく、
また、下面の形状がよくわからないので、AJS-37といたします。
< つづく >
