棟梁がいろいろ説明してくれました。
外断熱材と外壁との間の隙間から上がっていく空気は、軒先の部分にも隙間があり、
そこを通って棟換気まで上がり、そこから外へ逃げるそうです。
(田村さん撮影) これが棟換気するところです。
一階和室西側です。畳の下に荒床、その下に根太、そして土台梁があります。
この間にも30mmの隙間があり、空気が流れるといいます。
なかなか理解できなくて、何度も聞くと、大工さんが入れ変わって説明してくれました。でも???です。理解力が乏しすぎます。
この日、夫も仕事が早く終わり、帰りに寄って同じようなことを聞いたようです。私は夫に何度も聞いて、なんとなく理解できたかな?です。
これは夏涼しくする方法なのでしょう。
暑い日差しで熱せられた屋根の下は気温が上昇します。
熱せられた空気は天井裏の空気の通り道を伝わって棟換気から逃げます。
そしてこの外気を取り入れる隙間から空気が入り、上へと流れていきます。
断熱材で外気をある程度遮断できますが、
なおかつ空気の流れを作って涼しくする方法なのでしょう。