前々から気になっていたオレゴンとの州境に近い、マウント・シャスタへリサーチに行った。今年はキャンプツアーやセコイア・キングスキャニオンなどの短期宿泊ツアーをいろいろ計画しているので、この時期に事前リサーチをしておかないと、案内ができなくなる。パワースポットとか癒しの地として、アリゾナのセドナにひけをとらない注目を集めつつあるシャスタは、山や湖、砂漠、峡谷などアウトドア派にとっても天国。いつかはチェックしなければと思っていたが、思い切って今年やることにした。
で、今回のリサーチは大収穫。というのも、マウント・シャスタの懐に抱かれた大自然もさることながら、出会った人々が特に素晴らしかった。まず拠点にしたMcCloudという町にあるStoney Brook Inn

のオーナーご夫妻、吉川伸示さんと鈴木弘美さんの協力と援助がなければ、今回のリサーチは成功しなかっただろう。ありがとうございました。
お2人には周辺の観光スポットの紹介はもちろん、シャスタの山が持つと言われるパワーとそれにまつわる文化的、歴史的背景、シャスタの地が抱える現在の政治的、経済的問題などについて詳細に教えていただいた。また鈴木さんによる癒しの個人セッションや、吉川さんに案内してもらった、ネイティブ・アメリカンの人たちによる「スウェット・ロッジ」のセレモニーは、これまで経験したことのないものだった。個人セッションと「スウェット・ロッジ」のセレモニーにより、これまで心の奥底にわだかまっていた、自分でも気が付かなかった傷が見え、乗り越えられるきっかけをつかめたのは大きい。またネイティブ・アメリカンの人たちの温かい対応にも、敬服するものを感じた。
またぜひ訪れたいスポットだ。4月には

ユタの未開の地、グランド・ステアケース−エスカランテ国定史跡をリサーチに行くので、これまた今回のようなすばらしい調査になることを期待している。

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