冬場はツアーが減って苦しい。翻訳やメディア関係のコーディネートでしのいでいるが、それでも苦しい。笑ってらんないので、今シーズンはガイドブック執筆の仕事を引き受けた。これまでガイドブックや一般記事執筆を手がけたことはあるが、今回のは2種類のガイドブック執筆で、担当ページはのべ150ページ近くなる大掛かりなもの。昨年10月から取材に入り、4カ月の悪戦苦闘の末、ようやく仕上げた。1つは昭文社の「まっぷるマガジン 2006−2007年版 アメリカ西海岸編」のサンフランシスコ、ナパ、モントレー、ヨセミテのパートを担当。2月に発刊された。もう1つは同じく昭文社から4月1日に出る予定の「新個人旅行 アメリカ西海岸編」の同じくサンフランシスコ、ナパ、モントレー、ヨセミテのパートを書き上げた。回った店やレストランは総勢100以上。取材相手と連絡が取れない、頼んでおいた写真が届いていないなど、苦労も多かったが、新聞記者の経験がこんな所で役に立つとは思わなかった。しかし自分の名前のクレジットが、最後に掲載されているのを見ると、やっぱりうれしかった。

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