本日からクレーンが入って建て方の作業が行われます。
この建物は伝統在来工法の手法を多数取り入れていますので、建て方の作業に3日程の工程を予定し、クレーンを2日予約してあります。
朝一番から、カラマツの2間スパンのマグサが柱に組み込まれて行きます。
お昼過ぎ。
3時のお茶。
夕方。
作業は一つ一つの仕口を確認しながら進めていきますので、華やかには進みませんが確実に組み付けられていきます。
機械で加工されるプレカットという骨組みでは、仮のスジカイを取り付けないと危険で組み立てた骨組みの上にあがる事が出来ませんが、この建物のように伝統在来の仕口を多用しますと、骨組みが堅く組まれ揺れが格段に少なくなります。
現場で、肌で感じる「上質」です。

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