いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2021/10/5

『戦地の図書館』  

今回もまた、高橋源一郎の飛ぶ教室の【ヒミツの本棚】から
モリー・グプティル・マニング著『戦地の図書館』


これは、第二次世界大戦中、アメリカの図書館員たちが、全国から寄付された書籍を兵士に送る図書運動を展開したことから始まる。
その後、軍と出版界は新しい形態のペーパーバック「兵隊文庫」を発行。
軽くて、安価なこの本は、のちに一般に流通する。

戦意高揚が目的ではなく、あらゆるジャンルの本を世界の戦地に送り届けた。
その数、およそ一億四千万冊。

戦地では、今まで本を読む習慣のなかった兵士たちも、読書の面白さを知ることになる。
兵士は、国に帰ってから、希望すれば、大学へ進むことができたという。
向上心に燃えた彼らは、優秀な成績を収めた。
アメリカの社会を根底から変えることになった。

方や、ドイツでは、ナチスが、若者たちに、焚書坑儒を命じていた。
彼等は、それが正しいことだと信じて、多くの本を燃やした。

日本軍が、戦地に送ったのは、慰安婦。
なんだか、悲しい。哀しい。

戦争は、決して肯定できるものではない。
けれど、アメリカの図書館員たちは、本を送り続けた。

そういう事実があったのでした。


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  ポーチュラカの群生 (「よしみが行く」さんからお借りしました)

  一面の花、、、本もこんなふうに、いたるところで読まれていた。

  美しい花のお写真、ありがとうございました。



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