いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2019/7/28

豊中混声合唱団 第59回定期演奏会  音楽

7月27日(土)午後5時から いずみホール(大阪城公園駅下車)で
豊中混声合唱団の定期演奏会がありました。

友達のお姉さんが参加なさるというので、お誘いを受けました。
とても実力のある合唱団だと聞いていました。

折しも台風の接近、、、、公演はあるのだろうかと金曜日の夜に心配のメールのやりとりを友達としました。
ところが、台風はこちらを避けてくれて、用心のためのレインコートはもちろん、傘もさすことなく演奏会を楽しめました。

聞きしに勝る見事な合唱。
やはり混声は、音に重みがあり、いろんな表現ができる。

すべての歌詞カードをいただきましたが、開演前おしゃべりに夢中で、じっくり目を通すことはありませんでした。

その合唱の力強さに圧倒されました。

なかでも、最後の「黙礼スル」は、まさしく鎮魂歌・レクイエムでした。
レクイエムというと、すぐに「フォーレのレクイエム」を思い出します。
モーツァルトもレクイエムを残しました。

聞きながら、ヨーロッパでも「レクイエム」が演奏されるとききは、このように死者を悼みながら聴衆は聴いていたのだろうか・・・・と思いました。
それは、まさに福島への鎮魂歌でした。

福島の詩人和合亮一さんは、ラジオでも「自分は故郷福島のことを詩人として歌い続ける使命がある」とおっしゃっていたことを思い出す。

その和合亮一さんと豊中混声合唱団(通称豊混)は、2008年から新実徳英作曲の「宇宙になる〜三つの愛のかたち」を委託初演した時からのご縁があった。

この歌の作曲者新実徳英さんが、東京から来てくださっていて、「黙礼スル」の合唱の前に、指揮者西岡茂樹さんと舞台で話された。

「黙礼スル」は、津波で命を奪われた人たちの魂の叫び、問い。
不協和音が入ったその曲は、ピアノの演奏とともに、私たちを津波の海へ立たせてくれた。

合唱団のみなさんの歌にこめる思い、、それは人生経験を重ねた大人の思い。
みんなが同じ思いではなくていい、けれど歌は一つになって私の心に押し寄せてきた。
合唱を聴いて、泣けてきたのは、何年ぶりだろう。

日本語で歌っているからこそ、その思いが直接伝わる。

男声の低く深い音が支え、うなり、
女声は高く悲痛な叫びをあげる。

感情を音楽で表現する。
声と言葉とピアノの音色。

すごい、圧倒された。

聴かせていただけたこと、ただただ感謝です。

「黙礼スル」の副題 ”私たちは忘れない”という音の歌碑を建てる
その言葉のとおり、私の心にその歌碑は建ちました。


他にも、米寿を迎えられた名誉指揮者 須賀敬一さんの「わたしの願い」(高田三郎作曲)のことや、
「ゆずりは葉の木の下で」を一緒に歌った豊中少年少女合唱団の小学1年生らしい女の子の不安そうな様子がとても気になったことなど、
書きたいことがありますが、それはまたいつか。

今回も、前から4列目の真ん中あたりに指定席をとれて、
指揮者や合唱の人たちの表情、ピアノストの手も、しっかり見えて良かったです。

Y子さん、誘ってくださって本当にありがとうございました。
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2019/7/25

映画「アメリカ交響楽」 ガーシュイン  映画・演劇

古い、古い映画、1945年9月に作られた「アメリカ交響楽」を見ました。
もちろんアマゾンプライムで。

1945年9月といえば、日本が戦争に負けた年。敗戦から1ヶ月後。
戦争をしていても、自分の国に爆弾が落ちていないアメリカは、平和だったのだろうかと
ふと思ってしまう。

ジョージ・ガーシュインといえば、
ラプソディーインブルー。
ポーギーとベスのサマータイム。
パリのアメリカ人。

ガーシュインの名と曲は、よく知っていましたが、
この自伝ともいえる映画をみて、早世だったことを知りました。
生き急ぐという言葉のとおり38歳で亡くなっている。

アメリカの音、音楽を代表すると言われているけれど、確かに新しい感覚の音。

天才というのは、こういう人のことを言うのだと思った。

自作自演の78回転のレコードが、CDになっていて、手に入るらしい。

サマータイムは、ずっと黒人霊歌と思っていました。

ビリー・ホリデー、エラフィッツ・ジェラルド、マイルスデイヴィスなどもカバーしている。

音楽が魂のうちから溢れ出る。
そんな経験をしてみたい。

親しみやすい音楽を作ったガーシュインが、少し身近に感じられます。

音楽家を主人公にした映画は、音楽が溢れていて、好きです。


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2019/7/20

映画「誰も知らない」  映画・演劇

実話をもとにした映画「誰も知らない」は、予告を見て悲惨な子供たちの様子だったので、
ずーっと見ないようにしていた。

巣鴨子供置き去り事件。
はるか昔にそういう事件があったような気がする。

子供を捨て出て行く母親。
女優のYOUのあっけらかんとした演技が、最初は悲壮な現実を忘れさせる。

しかしいよいよ子供たち4人での生活が始まり、
お金も底をつき、電気もガスも止められる・・・というあたり。
またそれ以前に、長男が学校へ行きたくて、友達を作りたくて、、、という場面も
辛かった。

途中で何度か見るのをやめようかと思ったけれど、結末を知らなければ、
見た意味がないと思い、がまんしながら見た。

この映画で主演男優賞を最年少で取った柳楽優弥の演技は、確かに心に残るものでした。
また、長女、次男、次女役の子供たちの、自然な演技を引き出した是枝監督は、
やはりすごかったと思う。

映画では、公園へ水を汲みにいく子供たちの生活が続くような終わり方だけれど、
実際は、大家さんが不審に思い、警察に相談したことで、母親が二人の娘を引き取り、
長男は施設へ行くことになったらしい。

映画を見ながら、早く大人が気づいて、保護してあげてほしいと何度も思った。

1988年の事件だが、その後、子供を虐待して殺してしまう事件が増えてきた。
恐ろしい世の中になった。

大河ドラマ「直虎」で、龍雲丸の役で柳楽優弥を見たとき、
ああ、話題の映画「誰も知らない」の子だと思いました。

確かにこれからも俳優としてどこまで成熟なさるのか、見守っていきたいような気もする。

死体を埋めるなど、どこか「万引き家族」と似たものを感じる。
是枝監督の原点が、ここにあるのだろうか。。。
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2019/7/17

映画 「歩いても 歩いても」  映画・演劇

是枝監督の映画に樹木希林さんが出ているからか、
このところ是枝映画をつぎつぎと見ている。

「歩いても 歩いても」も、やっと追加料金なしで見ることができました。
日常を淡々と描くのは、山田洋次監督を追従しておられるのか。
追従という言葉を使うのは、少し違うかもしれません。

お盆に帰ってくる息子と娘の家族を迎える母親。

海の見える小高いところにある住宅地。
やたら階段を昇ったり降りたり。

そしてしだいに明らかになる長男の死。

樹木希林の切ない親心。

なんども見るという人がいるのも、うなづける。

なんとなく、またいつか、見たくなる日が来るような気がします。

さて、「誰も知らない」に挑んでみましょうか。。。

それにしても、加藤治子さんも、原田芳雄さんも、樹木希林さんも、
もういなくなってしまった。

時は流れる。
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2019/7/14

映画「万引き家族」  映画・演劇

是枝裕和監督の映画「万引き家族」が、ついにアマゾンプライムで見れるとわかり、見ました。

ただ、検索したところ、7/20に地上波で放送されるらしい。
ただ、この映画は12歳未満は保護者同伴で。ということなので、果たして家族で一緒にテレビを見るのは、どうなんでしょう。

2018年のカンヌ国際映画祭で最高賞の「パルムドール」を受賞したこともあり、注目されていました。
本を買って読んだ人もいるらしい。

正直、生活苦にあえぐ人たちのことを描いた映画。子供の虐待を取り上げている。
その点での是枝監督の趣旨はよく理解できます。
俳優の演技も、良かった。

そもそも私がこの映画を見ようと思ったのは、樹木希林さんが出ているから。

でも、この映画が「好きか嫌いか」と聞かれたら、あまり好きとは言えません。

なんだか暗く、じめっとしている。

かつて邦画というと、「暗い」というのが、私の第一印象。

安藤サクラとリリーフランキーの裸は、見たくない。
コウノドリに出ていて可愛い子だなと思っていた松岡茉優の艶技も、見たくない。

というわけで、私は好感をもてず。

カンヌ国際映画祭では、どの点が評価されたのだろう。
日本の家は、みんなあんなに雑然としていると思われたのだろうか。

今回も、セリフに「あれが」とか「あの」などが入っていて、
「海よりもまだ深く」と同じで、そこは日常の会話をよく出しているなと思いました。
映画であのようなセリフは、あまり聞きませんから。
そこは注目しました。

みなさんは、ごらんになりましたか?
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