いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2019/5/30

『あきらめない』 村木厚子  ひと

村木厚子さんの『あきらめない』 働くあなたに贈る真実のメッセージ

   2011年11月28日 日経BP社 発行

ある朝、NHKの朝イチに、村木厚子さんが出演された。
瀬戸内寂聴さんに、強く勧められたからとか。

2009年の6月 53歳のとき突然逮捕。
そのニュースは、テレビでも報道された。
検察のプロッピーディスク改ざんによる不当逮捕。
2010年9月 無罪判決の後、職場復帰。

結婚して、子育てをしながら、仕事を続ける女性への大きな励まし。

1978年 労働省(現・厚生労働省)に入省。
男女機会均等法、障害者雇用の促進、障害者自立支援法制定、パート労働法改正、
育児・介護休業法改正などに関わりつつ
復帰後は、内閣府政策統括官 共生社会政策を担当する。

 テレビであれこれ報道されていたとき、
「そんなことをするような人ではない。」と多くの人が言い、支援活動も始まったと聞き、
どういう方なのだろう・・・と思っていた。

この本を読んで、誠実に真面目に一所懸命仕事をしている人には、天が見ている。神様の守りがあると思った。
刑事裁判の有罪率は99.9%といわれていても、くつがえる。
真実が明らかになったのは、多くの人の支え、特に夫と二人の娘という家族がいたから。
取り調べにも、屈しない気力、あきらめない、屈しない力をもっていたから。

冤罪ということを聞くが、取り調べで脅されて、事実と違う調書にサインしてしまうことがある。それは本当なのだと思った。

朝イチでも紹介されていたけれど、
拘留生活164日間で読んだ本149冊。
もともと本を読むことが好きとはいえ、読むことは大きな支えになったようだ。

なかでも比叡山延暦寺の天台宗の大阿闍梨 酒井雄哉さんの『一日一生』と
斎藤隆介さんの『花さき山』が、勇気をくれたという。

酒井雄哉さんの言葉 「あせらず あわてず あきらめず 無理をしない」
「身の丈に合ったことを毎日くるくる繰り返す」は、私も大事にしたい言葉。

『花さき山』は、美しい切り絵の絵本。
ふもとの村の人が、優しいことをすると、花さき山の花が一つ咲く。
人の心の美しさが花を咲かせる。
どんな境遇にいても人にはできることがある。
私も好きな絵本。
同じ作家の『もちもちの木』も好き。

相田みつをの『にんげんだもの 逢』から
 弱きもの人間
 欲ふかきもの
 にんげん
 偽り多きもの
 にんげん
 そして
 人間のわたし

  その洞察力に感服したと村木さんは言う。

若い時から仕事をやめないで続けると決めておられたとおり
定年退職なさった。

専業主婦という言葉が、だんだん珍しくなってきた昨今、
キャリアウーマンのはしり、共働きのはしり、
女性が働く環境が、少しずつ拡大されてきたとはいえ、
保育園の待機児童は多い。

「働く人を応援したい」という村木厚子さんの思いは、
娘さんたちに受け継がれているようだ。

「無実の罪で逮捕されても、悲観的にならず、決して折れない。
しやなかさを持つ母を心から尊敬しています。」と長女は言う。

「両親は相変わらず忙しいです。2人を見て思うのは、『仕事が楽しいと、人生の半分は楽しい』ということ。私の将来の夢は、2人のような社会人になること」と次女。

「初めて面会したとき、いつものように、のほほんとしていたので安心した」という夫。
労働省での同期、戦友、親友であり伴侶。

素敵な家族だな。


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2019/5/25

「白い巨塔」 2019  ドラマ

社会派の作家 山崎豊子 「白い巨塔」も、何度もリメイクされています。

これもその時代に応じたアレンジがされていて、面白い。

冷徹な野心家財前と、医師としての良心に恥じない決断をする里見。

医師は、神様ではない。
神の前に謙遜に立つ者でなければならない。

嘘の証言をしてしまう柳原の哀しさ。

いつの時代も変わらない野望・欲望・利己心・傲慢・・・
その中で清廉潔白に生きる勇気。

「風と共に去りぬ」も不朽の名作と言われているけれど、
ビビアン・リーを越えるスカーレットは、見当たらないのか
こちらの映画のリメイクは知らない。
私は野心家スカーレットよりも、控えめなメラニーが好き。

だからやはり財前の生き方よりも、里見の生き方を選びたいと思う。

明日が最終話だけれど、もちろん結末は知っている。
それをどのように役者が演じるか。

たのしみです。


医療は祈りだ。
神に祈るような敬虔な気持ちで医療にのぞむべきである。
里見医師の言葉が光る。


最終話を見ました。
人はいつかは死ぬ。
その生涯の終わりに、自分の人生に悔いはないと言いきることができる人生だったら
いいなと思う。

自分の心を偽らないで、人を傷つけないで、光のうちを生きていきたい。
光の中をあゆみたい。

そんなことを思いました。

そうそう、映画「バクダッド・カフェ」のコーリング・ユーが
2回も流れたのには、ちょっと驚き。
 「聞こえるでしょ、あなたを呼ぶ私の声が」
   深い意味がありそうな。
これは、里見の心の声なのかもしれない。
一緒に学び、志を同じくしていたはずの親友。
互を認め合ったふたり。



沢尻エリカの「クラブ?」のBGMも、2曲ほど知っている曲でした。
よく聞くジャズ。

どんな音楽を使うか。。。
そこも面白い見どころかもしれません。19.5.27
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2019/5/20

薔薇が満開  

2019年の薔薇は、遅咲きでした。
いつもなら、4月中旬から咲き始めるのに、
下旬になってようやくつぼみが開きました。

広報でも、5月中旬が見ごろです。
と言っていましたが、そのとおりで、5/8土曜日5/19日曜日は、満開でした。

曇っていて、風も強かったので、例年とは違い涼しかったです。
なので、アイスクリームは食べませんでした。

ただ、剪定がしっかりなされたからか、やや薔薇の数が少なかったです。
春の薔薇は、勢いがあるのですが、今年はやや控えめ。

でも薔薇の花に囲まれる嬉しさは、変わりません。

バス通りのバラ街道も、公園の中も、色とりどりの薔薇が咲き誇っています。

新緑と薔薇を、今年も楽しむことができました。

平和を感謝します。
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2019/5/12

「ショーシャンクの空に」  映画・演劇

5/10金曜日に聖書セミナーで紹介された映画「ショーシャンクの空に」が、
アマゾンプライムにあったので、昨夜遅くまで見てしまいました。

どうなるのだろう、、、ととても途中で見るのをやめるわけにはいきませんでした。
以前から、タイトルは知っていましたが、なんだか怖い映画のように思っていて、
見るのを避けていました。

確かに、スティーブン・キングの原作なので、怖いところもありました。
でも、刑務所の暴力的な場面は嫌でしたが、
「フィガロの結婚」のレコードを刑務所内外に流す場面は、とても印象的でした。
芸術のもつ力。音楽の美しさ。

また、図書館を充実させたり、高校の資格取得をするように勉強を教えたり。
実際の刑務所はどうなのかわかりませんが、頭脳を使っての脱走。
また所長の横領。

確かに、聖書の言葉が、未来を暗示している。
このように普通に語られる聖書の言葉。
それと、所長の鼻歌が、讃美歌だったり。
聖書を土台とする文化圏の映画でした。

話題になったわけが、よく分かりました。

ただ、もう一つ勧められたホラー映画「シックス・センス」は、どうしようか迷っています。
AIのあの坊やと、ダイ・ハードのあのおじさんが出ているのだけれど。。


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2019/5/9

「武士の家計簿」 映画  映画・演劇

大型連休が終わっても、まだ終わらない私のアマゾンプライム。

「武士の家計簿」を見ました。
気になってはいたのですが、これまで見る機会がなかったのでした。

原作は、なんとテレビでよくお見かけする磯田道史さん。
『武士の家計簿 加賀藩御算用者の幕末維新』で2003年に第2回新潮ドキュメント賞


磯田さんは古文書の解読を高校生のころからしていたとかで、
この人のお話・解説は、とてもよくわかる。
それだけしっかり学んでおられ、知っておられるということでしょう。

これも実話。加賀藩の下級武士、猪山家の三代にわたるお話。
主人公猪山直之は堺雅人。

幕末のころは、武士は借金が多く、家計は苦しい。
それを見栄を捨てて、家の財政を立て直す。

かつ、賄賂は受け取らないという御算用者としての父祖からの戒めを守っている。
飢饉のときの藩主からの救済のお米が、正しく配られていないことを突き止める。

御算用者は、堅物と言われるくらい正直者でなければならない。
そしてお家芸の算盤の腕、、、数字を読む力、計算する能力が必要。
当時は7つ玉の算盤だったのでした。

主人公直之が、その息子成之を厳しく鍛える場面がある。

家計簿の帳尻を合わせるために、川原で拾ったお金を息子が持ち帰る。
そのことを知った主人公は、夜にも関わらずお金を元の川原へ戻せという。
給金はいただいていいが、落ちていたものを拾うのは乞食と同じ。
武士として、それはならぬ、という。
人として、武士としての誇りを失わない。

私はそこに一番感動しました。

やがて、その息子成之は父に反発していたが、
御算用者としての才能を大村益次郎にかわれ、
ご維新のあと海軍主計大鑑になる。
(ただし大村益次郎は明治2年に暴漢に襲われ、傷を負い、その後敗血症で46歳という若さで亡くなっている。)

人から信用されること。
特に会計を預かる人は、不正をしてはならぬ。

この世にはびこる悪の勢力。
それに流されないようにと願う善の力。

私は善の側にいたい。
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