いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2016/3/27

”BEE”  辻本 玲  音楽

NHKFMの「リサイタル ノバ」で知った
チェリストの辻本 玲君。
数ヶ月前に、彼のチェロを聞きたくて検索したら
本日3月27日に西宮の兵庫県立芸術文化センターで
”Bee”という名前の及川浩治トリオの1員としてコンサートがあることが分かり
早速チケットを予約。
ほとんど席は埋まっていて、1階のバルコニー席をかろうじて取った。
どんな曲目を演奏するのか、全く知りませんでした。

今日、やや疲れ気味でしたが(激動の3月・総会の準備など)
久しぶりのコンサートで息抜きをしようと出かけました。

午後2時開演。
私は予定より早く1時15分の開場の20分も前に到着。
いつもは車で行くことが多いのですが、電車で行ったので、
どこの出口が陸橋でつながっているのかわからず、
標識を頼りに外へ出たら、いつも人を送迎するバスターミナルのところへ出てしまいました。

少し歩いて、芸文前の広場で時間をつぶす。
ちょうど昼過ぎということもあって、たくさんの人が飲み物を手に、ハンバーガーなどを食べていました。
鳩がたくさんいて、しかも太っていて、餌をもらおうと何羽も近づいてきました。
そんなに寒くはなくていいお天気でした。

いよいよ開場。
なんとバルコニー席の最後列でした。
オペラグラスが必要でした。
しかし音はとても気持ちよく響いていました。
プログラムを見て、びっくり。
私の大好きな曲が3つもありました。

最初はピアソラの
「アディオス・ノニーノ」
心をつかまれました。引き込まれました。
次に同じくピアソラの有名な「リベルタンゴ」

リーダーのピアノ:及川浩治
ヴァイオリン:石田泰尚
チェロ:辻本玲

フォーレの「エレジーop.24」はヴァイオリンとチェロ
プッチーニの「誰も寝てはならぬ」はヴァイオリンとピアノ
 大好きな曲です。ヴァイオリンがむせび泣いていました。
 胸にじーんときました。
リストの「愛の夢第3番」はピアノソロ。
 大好きな曲。子供のころ簡単な楽譜にしたのをよく弾きました。
メンデルスゾーンの「ピアノ三重奏曲第1番」第1楽章
 よく知っている曲。

3人とも素晴らしい名手なので、なんとなくジャズを聴いているような感覚でした。

20分の休憩の後
ヘンデル(ハルヴォルセン編曲)「パッサカリア」をヴァイオリンとチェロで。
ラフマニノフの「ヴォカリーズ」は3人で。
 大好きな曲です。ヴァイオリンとチェロのバランスが絶妙。
 高音はヴァイオリンが、低音部はチェロが。全く無理がなく美しい旋律を奏でる。
 涙が出てきました。
 来て良かった。心が癒されました。
リムスキー・コルサコフの難曲「熊蜂の飛行」 
 短い曲ですが、3人の息がよく合っていて見事でした。
及川浩治が尊敬するベートーベン(Beethoven)の最初の3文字Beeをとって名付けたこのトリオ。
Bee(蜂)という意味も含んでいるのでしょうか。
最後にベートーヴェンの「ピアノ三重奏曲第5番 ゴースト」
私は知らない曲でしたが、全3楽章を25分かけて演奏。
ああクラシックのコンサートなんだと実感。
私もベートーヴェンが最高と思って大きくなりました。

結成10周年記念コンサートのファイナルをこの芸文で。
10年前、いまのメンバーとは違うようですが、芸文の小ホールでデビュー。
今回は芸文の大ホールが満員。
感慨深かったことでしょう。

私はただ辻本玲君のチェロが聴きたかっただけですが、
このトリオがまた芸文に来たら、聴きにきたいなと思いました。

なんとなくとぼけた会話が、笑いを誘う。

ピアノトリオ・・・
ヴァイオリンとチェロ。
二つの弦の響きの絶妙なバランス。
しっかり支えるピアノ。

とても素敵なコンサートでした。
アンコールはハンガリア舞曲第5番とピアソラのリベルタンゴ。
熱烈な拍手が鳴り止みませんでした。
いい日曜日でした。感謝。


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これはサントリーホールでのコンサートのチラシですが、
メンバーはもちろんこのお3人です。
それぞれにHPをもっておられるようですので、ご覧ください。
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2016/3/20

『赤い指』 東野圭吾  

お二人の方から、同時におすすめいただいた『赤い指』
読み終えました。泣きました。

認知症になったふりをしなければ生きていけない状況に追い込まれた
おかあさん。
母親のまことの愛。
 思わず、自分の親に対する娘としてのあり方と、
 息子たちに対する母としてのあり方について、
 思いめぐらせました。
  両親に対しては、至らずといえども、その時にできる精一杯のことを
  させてもらったという気持ちはある。
  今度は、歳をとっていく自分の状況を考えてしまう。
  夫婦のどちらかが欠けた時、どうなるのだろう。。。

いじめられて友達がひとりもいない中学3年生男子。
一人っ子だからわがままに育ったと、一概に言うことはできないと思うけれど、
感情を抑えられない思春期、、、
  私もよく乗り越えてきたと思う。

姑と合わない嫁。
 問題のない家庭はない。
 私は義父母との同居の経験がないから、なんとも言えませんが、
 友達が苦労しているのを知っています。

嫁と姑の仲違いに帰宅拒否状態の夫と、その浮気。
 結局逃げるのが、男性なのか。

家族同士が、向き合わない状態。。。
しあわせな家族、、、絵に書いたような、、、というのは、ない。
それぞれに悩みはあるはず。

いろんな問題が入り混じっている。

そして加賀とその父との向き合い方。

『麒麟の翼』で、回想シーンに磁石の小さい将棋盤が出てきた意味も分かりました。

『祈りの幕がおりるとき』を先に読んだので、
そうだったのか・・と分かる節が多いです。

おすすめくださって、ありがとうございました。
とても心に残る作品でした。


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『赤い指』  表紙 

***
『秘密』は、ネットで映画を見ましたが、いまいちでした。
本で読んだら、また違うかもしれません。
図書館から借りてきてはいます。

忙しい時ほど、本が読める・・・・・・?
そんな状態のこのごろです。

***** *******
2016年5月4日連休
ずっと見たいと思っていた「赤い指」のTVドラマ、やっと見れました。
いままで探せなかったのですが、「新参者」を見たらその関連で出てきました。
「赤い指」⇒「新参者」とつながっていたようです。

評判どおり、とてもよくできていました。
息子役の杉本哲太の演技、とてもうまかったです。
母親に対する息子の情、、、、
息子に対する母親の情、、、、

罪は償わなければならないという基本姿勢、
ここでも貫かれていました。

加賀のような刑事が、理想だと思います。
ただ犯人を見つけるというだけではない。

正義とはなにか。
事実を見極めて、そこから真実を発見する。

認知症の夫を看取った妻が、その気持ちを知りたいと認知症のふりをする。
息子家族への失望からでもあるが。

たった一人でアパートで亡くなった妻の心を、自分も経験するために最期の時に
来なくていいといった加賀の父親。
しかし、病室の父親と息子は、看護婦さんを介して将棋をしていた。

親と子、、、、いろんな立場があり、境遇がある。

親を知らないで育った子供たちの寂しさを思います。

東野圭吾原作のTVドラマ、また泣かされました。
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2016/3/18

天声人語 16.3.18  心象風景

3月18日金曜日の天声人語、
お読みになりましたか。

最後の言葉
「民衆に笑顔を振りまく傲慢の後から、
たちまち戦争がやって来る」

「ものごとがうまくいって得意の絶頂にある人が、
自分を過信し、神をも恐れぬほど傲り高ぶる。
こういう状態をギリシャ語でヒュブリスというそうだ。
傲慢などと訳される。
古代ギリシャの神は嫉妬し、怒り、その人に天罰をくだす、とされた」

「ちなみにヒュブリスは『イソップ寓話集』にも登場する。
ここでは女神の名前として。
彼女は神々の結婚式で伴侶を得られず一人だけ取り残され、
遅れてきたポレモスと一緒になる。
ギリシャ語で戦争を意味する彼は、ヒュブリスを一方ならず恋し慕い、
どこにでもついて言ったという」

このあとに、冒頭に書いたことがば出てきます。

「傲慢」のあとを恋い慕う「戦争」

まさに現在の時代状況を写しているようで、怖い。
傲慢になっている人は、自分では傲慢であると気づいていないのだろうか。

柔和と謙遜のみちをあゆみたい。
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2016/3/12

『麒麟の翼』  

『麒麟の翼』を図書館から借りているのですが、
仕事が入って読めません。
しかし、自分でも驚きの驚異的なスピードで仕事をすることができて、
いよいよ読み始めます。
この本は対面朗読でUさんのリクエストがあった。
私は担当しなかったけれど、ドラマで見たという人もいた。
ドラマ・映画になっていることも知らなかったのですが、面白そうです。
これも加賀恭一郎シリーズ。

なんだか、自分以上の上からの力が働いているような気がします。
今まで自分の許容量と思っていたこと以上に仕事がはかどる。
とてもありがたいことです。

今日1日も、心穏やかに、気持ちが軽く過ごすことができました。

あの去年の12月の悪夢を思い出す。
あの時は、とても辛かった。

主イエスさまのくびきが負いやすいのは、
柔和でへりくだったくびきだからだと、
最近痛感しています。

このくびきを外すことなく、主イエスさまと共に歩み続けたい。

「麒麟の翼」を読み終えたら、また感想を書かせていただきます。
やっぱり東野圭吾にはまってしまったのか・・・・


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『麒麟の翼』  表紙   東野圭吾

******感想です*****

昨夜また12時半までかかって読み終えました。
夜の読書は、やめよう、やめようと思っているのに、
面白い小説はその禁を破らせます。

罪は償わなければならない。
隠して、嘘をつくことは、より悪い結果を招く。
本当の解決にはならない。
正直に事実を認め、謝罪すること。
そこから新しい出発を始めなくてはならない。

とても深い内容で、心に染みました。

友人からかつて、高速道路の下に隠されてしまった東京の橋のことを聞いていました。
日本橋の翼のある麒麟の像を確認したくて、
映画になっているのを、YouTabeで少しみました。
本を読み終えたので、そのひとつひとつの場面が、びんびん響いてきます。

結論を知っていて観る映画も、なかなかいいものです。
あとで、時間をつくって映画をみたいと思います。

麒麟に翼を付けるように指示した当時のだれか、、、
その心意気は、現代の若者にも引き継がれていた。
希望の光の見える終わり方なのも、とてもよかった。
軽井沢へ向かう二人の若者。
福島へ帰る若い女性。

あまり筋を書きたくないので、このあたりで。

とてもおすすめです。
ぜひお読みくださいませ。

ああ、やっぱり、どうも私は東野圭吾にはまってしまったようです。
東京の下町、日本橋界隈が描かれていた「新参者」もテレビでみて
とてもよかった。
本でも読みたくなってしまいました。
この忙しい3月なのに、困りましたあ。
きっとこのあと、図書館へネット予約してしまいますでしょう。


追記
先ほど気がついたのですが、今月3月のカレンダー(某生命保険会社からもらったもの)の絵が、なんと、東京の日本橋の夜明けでした。
もちろん、高速道路ができる前の景色です。
ただ、麒麟の像は、確認できませんでした。
遠くから全体を見ると小さくて描けなかったと思われます。

私がサインペンで書き込むのも無粋ですし。。

*****映画の感想******
昨夜は、YouTabeで、「麒麟の翼」1.2.3.見ました。
原作とは少し変えてありますが、
現実から目を背けず、勇気と希望をもつように、というメッセージが伝わってきました。

日本橋界隈の様子を見れるのは、「新参者」の時と同じで、楽しかったです。
労災隠し、若年層の貧困、学校のプールでの事故隠し・・・
嘘からは、なにも良いものは生まれないことを痛感します。

謝ること、自分の非を認めることは、とても勇気と力がいります。

中井貴一のお父さん役もよかった。

今朝は二人の方から「赤い指」をおすすめいただきました。
どっぷりとはまってしまいました。。。。
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2016/3/4

『祈りの幕が下りる時』  

面白い小説を読むと、その作家のほかの作品も読んでみたくなります。
今までもそのようにして、たくさんの作家にはまってきました。

東野圭吾、、、人気作家は敬遠する傾向にある私なのですが、
やっぱり気になって『祈りの幕が下りる時』を図書館で借りてきました。
この本も、ベストリーダー10の中に入っていました。

読み始めたところですが、なかなか面白い展開。
謎解きの要素がある本は、ついつい先が知りたくなって熱中してしまいます。

3月は、いろいろ忙しいのですが、
読み始めてしまいました。

読み終えたら、また、感想を書かせていただきたいと思います。

「ナミヤ雑貨店の奇跡」を友人に紹介したら、そのご主人がすでに読んでおられて、
家にあったとか。
すぐに読んでくださって、面白かったというメールをいただきました。

別の友人は、息子さんが買ってきていて、読んだそうです。

やっぱり人気作家、、、結構みなさん読んでおられるのですね。

あの「新参者」は、テレビで見ましたが、これも面白かったです。
たしか阿部寛が主演でした。

東野圭吾のおすすめの本がありましたら、
ご一報くださいませ。

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『祈りの幕が下りる時』 表紙

この表紙の意味は、読み終えたらわかるのでしょうか。。。

*****感想です*****

表紙の意味、読み終えて分かりました。
日本橋にかかる12の橋。

それにしても、「異聞 曽根崎心中」の舞台の初日から千秋楽までの50日
その主題の完結の仕方はお見事でした。
まさに通奏低音のように流れる曽根崎心中。

そして原発事故後の、作業員の方々の苦悩・苦痛。被爆線量の高さ。
命を搾り取られたかすになってしまったと語る70代の元作業員の言葉。
現代の問題をきちんと取り入れて描いている。

加賀恭一郎シリーズがあるとは薄々知っていましたが、
これはその最新版らしい。
「新参者」もそのシリーズものとは知りませんでした。
日本橋ということでつながっている。
失踪した加賀の母親のことも大事なモチーフ。

どうもこの作家は、松本清張の「砂の器」が衝撃的に深層心理に残っているのかもしれない。
「ナミヤ・・」にも和久という偽名を使う音楽家が出てくる。これは「砂の器」の和賀を連想させる。
今回も偽名を使って生き延びていた男が出てくる。

推理小説は、自分も推理しながら読む。その推理を軽くひっくり返される面白さ、、、
そういう事情だったのかという解き明かし。
実にお見事です。
ただ、私はやはり殺人事件を扱うものより、ファンタジックな「ナミヤ・・」のほうが好みです。

夜には読書を控えているのに、また最後が気になって夜に読んでしまいました。

仕事はもうすぐ完成なので、その安心感もあり読み終えてしまいました。

「麒麟の翼」を図書館へ予約してしまいましたあ。
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