いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2015/8/24

時間を返して・・・  映画・演劇

時々、テレビの2時間推理ドラマを見て、
ひどくがっかりして、この2時間を返してほしい・・と思うことがありました。

このごろは、テレビドラマをあまり見なくなったので、
そのような失敗はほとんどなくなっていたのですが、
今日、また、時間を返して・・・と言いたくなるような映画を見ました。
DVDをレンタル店へ返却にいって、次に借りたいと思っていたものがあったのですが、
見つけることができなくて、
次の用事の時間が迫ってきていたので、目についた、ちょっと聞いたことのあるものをあわてて借りました。

もう、その映画の名前もここに書きたくないほど、ひどい映画でした。
昨日少しみて、変な映画だけれど、最初に出てきた暗示的な3つの死の意味が分かるかもしれないと、今日、最後まで見ました。

トム・クルーズが出ていて、主人公は9人。
最後に、空から大量の「蛙」が降ってくる。

見たことのある方は、ああ、あれだなとお分かりになるかもしれません。

長時間の映画で、全部で3時間でした。

ある歌を監督が聞いて、それを映画にしたいと脚本も書いた。

しかし、監督の単なる自己満足の映画ではないかと思いました。

ああ、時間を返してもらいたい。





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2015/8/14

「日本のいちばん長い日」  映画・演劇

8日に封切りされた「日本のいちばん長い日」を見てきました。

阿南陸軍大臣の立場、暴走を抑えようとした苦心、家族愛。
古い「日本のいちばん長い日」よりも、その点が明確でした。
役所公司とても良かったです。
あの時、あの立場であったら、命を捧げるしかなかったと思う。

鈴木貫太郎首相のことは、詳しく知らなかったのですが、
侍従長を経験した、天皇に一番近い人でもあったのでした。
ご聖断を仰ぐことによって、戦争終結へと導く。

昭和天皇のご意志。かなり明確に描かれている。
あの時、本土決戦を訴える陸軍将校を暴走させていたら、
日本という国は、どうなっていたか。
8月15日正午のラジオ放送が、放送されていなかったら・・・と思うと
ぞっとする。

迫水書記官長の堤真一も良かった。

若い将校のそれぞれの立ち位置が、よく分からなかったので、
パンフレットを買おうと思ったら、封切りから一週間たっていないのに、
売り切れでした。。。


折しも、
今日発表された、戦後70年談話には、誠がない。
文言だけは継承しているけれど、そこに真意はない。
戦争を体験していなくても、日本がしてきたことを無視することはできない。
歴史認識の違い・・・について考えさせられました。


保坂正康さんが、報道ステーションで話されたことに、共感しました。




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映画.COMさんからお借りしました。


追記
「歴史秘話ヒストリア」の
天皇のそばにいた男・鈴木貫太郎を見ました。

2.26事件の時、天皇の侍従長をしていて襲撃され、奇跡的に一命を取り留めた男。
海軍で連合艦隊の司令官だった男。
天皇に乞われて、総理大臣になり、戦争終結に力を注いだ。
妻たかは、昭和天皇の養育係だった。
昭和40年に妻たかが、2.26事件での襲撃の様子を語ったテープがあった。

阿南陸軍大臣が、迫水書記官長をそばに置いて、陸軍省に電話をかけていたのは、事実だった。
一命を掛けて、陸軍のクーデターを抑えたことは、やはりすごいことでした。

鈴木貫太郎が侍従長をしていたとき、阿南は侍従武官をしていて、親交があった。

戦争を始めることよりも、終わらせることのほうが、大変である。

平和憲法を守りたい。
国を愛するということは、国民の命を守ること。
世界と日本の平和を願います。


追記 2

日本という国に生まれた。日本人の両親に育てられた。日本国籍である。
このことは、自分が選んだことではなく、宿命と言っていいかもしれない。
自分は戦後に生まれて、戦争はしていないから、日本の戦争には責任がないと言えるのか。

戦争を経験した人たちの声を聞く。
広島、長崎で被爆して原爆症で苦しんできた人たちの声に耳を傾ける。
沖縄で爆撃死したり、自決したりした人たちの、残された家族の声を聞く。
今ある平和を存続させたいと願う私たちの声を聞け。

人の命の尊さに、目を閉じるな。
人を殺してはいけない。
人に殺されるような戦場へ、武器を持って行くな。

峠三吉の詩に衝撃を受けた若い日を思い出した。
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2015/8/4

「いしぶみ」  いのち

8月1日(土)に、日テレ系で「いしぶみ」という番組がありました。
8/7(金)に再放送があるそうです。

1969年広島テレビが制作した「碑」を、是枝裕和監督がリメイクしたもの。

私は高校生のときに、この番組を偶然見て、強い衝撃をうけ、心にこのタイトル「碑」(いしぶみ)を刻みました。

十数年後、広島で原爆を受けたH子さんと知り合い、ふとこの「碑」という番組のことを話しました。
すると驚いたことに、彼女の小学校時代の幼馴染の男性が、広島テレビでこの「碑」の制作に関わったというのです。
H子さんは、10歳のときに原爆にあいましたが、当日は、迎えにきたトラックのエンジンが故障して、勤労動員には行っていなかった。
そして原爆の直撃は免れ、被爆症状も出ていません。

この度、是枝監督、綾瀬はるかが語り、池上彰がリポートするこの番組を見て、
昔と同じように、胸がつまりました。
旧制広島県立広島二中の生徒たちの三分の一は即死、かろうじて生き残った生徒たちも、
捜しに来た肉親に負われて家に帰って、2,3日後には、息を引き取っていく。
その様子を書き残した調書資料を、淡々と読む。

直前に転校していたり、病院に行くことになっていたりして、
碑に刻まれた広島二中321人の中に入っていない人に会って、池上彰が話を聞く。
遺族の人たちは、泣きながら、慰霊祭に来ないでくれと言ったという。
青年になった同級生を見ると、亡くなった子供のことを思い、辛いからと。

70年が過ぎた今も、心に刻まれた悲しみ、苦しみは消えない。
いい戦争なんて、ない。

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今日8/4(火)の朝日新聞朝刊に『敗北を抱きしめて』という著書で有名な
ジョン・ダワーの記事がありました。
歴史を理性的に分析して見ることができる歴史家。
その言葉を少し引用します。
「グローバル化による格差が緊張と不安定を生み、混乱と不安が広がる。」
「北朝鮮や中国は脅威のように映りますが、本当に恐ろしいのはナショナリズムの連鎖です。
国内の動きが他国を刺激し、さらに緊張を高める。日本にはぜひ、この熱を冷ましてほしいのです。」
「本当に偉大な国は、自分たちの過去も批判しなければなりません。」
「すべての国は賞賛され、尊敬されるべきものを持っている。
そして自国を愛するからこそ、人々は過去を反省し、変革を起こそうとするのです」
「国民が守り育てた反軍事の精神 それこそが独自性」
******


70年保たれてきた平和、守られてきた命。
それを自ら放棄してはならないと痛感した。


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「いしぶみ」 忘れない、あなたたちのこと
2015.8.1放送

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語り  綾瀬はるか

*広島テレビのHPよりお借りしました*
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