いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2015/4/23

「繕い裁つ人」  映画・演劇

予告編はテレビで見ていたのですが、まだ見ていなかった映画
「繕い裁つ人」が、4月24日まで近くの映画館で上映していると、
友人がメールをくれました。
川西市に住むその友達は、「作る人」です。
舞台は神戸、それと川西の郷土館も撮影に使っていて、友人Nさんはそこを良く知っている。
すでに見たNさんとMさんは、あの役は中谷美紀でないと駄目だったと思うと
感想を言っておられました。

撮影に自然の光を待って撮ったことは私も詩っていましたが、
最初のその光あふれる場面が一番良かったと二人とも言っていました。

ちょうど予定は何もなくて、行くことができたので、
思い切って12:15からの1回目の上映に行きました。
1日2回しか上映されません。
しかもこれは、今年の1月に見逃した人のための、アンコール上映でした。

とても小さな映画館なのですが、同じように神戸の町が好きなおばさんたちが
集まっていました。
ひとりで来ているおじさんが多かったのは、予想外でした。

懐かしい足踏みミシンと、大きな柱時計の音が、とても印象的に使われていました。
布を裁つ大きなハサミが、広い木の机の上でたてるガリガリという音も、子どものころに引き戻してくれる音でした。

私の母は、足踏みミシンでよく私の服を作ってくれていました。
そのミシンの鳴る傍で遊んでいた幼い日を思い出させてくれました。

好きな柄の、良い生地を使って、丁寧に仕立てる。
繕いながら、ずっと着る。
そういうことが少なくなりました。
そんなに高くもない既製品の洋服で、間に合う日常。

その人の体形に合った、似合う服の持つ”魔力”について語りたかったのだと思います。

中谷美紀の演技は、素敵でした。
不思議なことに、最近テレビでやっていた「ゴーストライター」で中谷の母親役をしていた
江波杏子の雰囲気と、中谷美紀がとても似ていたのです。
テレビのドラマのときには、そんなに似た母娘という感じではなかったのに、
今回の役では、何度か、江波杏子に似ていて、秘かに驚きました。
ドラマで江波を母親役に選んだ演出家の鑑識眼は、正しかったのだと認識しました。

何度も出てきた神戸大丸の正面玄関。
山の手にある異人館。
食べたくなるチーズケーキ。
懐古的・レトロな雰囲気はとても良かった。

にもかかわらず、もうひとつ迫ってくるものがなかったのは、
私が洋裁をする人ではないからかもしれません。

自分がデザインした服を縫う喜びを、私は知りません。
だからかもしれません。

夢のような夜会に、入ってきてはいけない30歳以下の若い人、高校生たち。
こっそり見ているだけにしてほしかった。

どうも私には噛み合わない部分があり、
もうこれで終わるのかと何回か思わせられたのがなければ、
あの最後の場面はもっと迫ってきたのではないかと思う。
生き生きと美しい中谷美紀でした。

先代の祖母の呪縛から、解き放たれることが、本当に良かったのか。
古いままで、繕いながら、そこに自分のアイデアを入れながら、
先代の魂を生かし続けてほしかった。

本当はお団子が好きではなかった藤井さんの存在も、もう少し描いてほしかった。
何だか中途半端。
藤井と言う名前は、大丸の創業者?

というわけで、私には手放しでいい映画だったとは言えない映画でした。
しかし裁縫をする人、物づくりをする人には、きっといいと思います。

面白かった「阪急電車」の監督と同じとか。
きっと神戸の町が好きで、好きで、映画に残したいと願っている監督さんなんだと思います。
私もかつて住んでいた神戸の町、大好きです。
いっぱい映像に残しておいてほしいです。

また何か神戸の町を舞台にして映画作ってください!


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神戸北野異人館

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神戸北野異人館


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川西市郷土館 平賀家   ロケに使われた家

  川西市のHPからお借りしました。
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2015/4/19

むかしの友だち  ひと

フェイスブックに名前は載せていますが、
あまり活用はしていません。
しかし3日ほど前に、誰だったか忘れたのですが、見ていたら、
とても懐かしい名前を友人欄に見つけました。

プロフィールを見ると、確かにそれはむかいの友だちがご主人と写っているのでした。
思わず、そのご主人にあてて、私はこういう者です。奥様によろしくお伝えくださいとメールをしました。

すぐに返事があって、友だち本人から
自分は手紙のほうが得意なので、良かったら住所や電話番号を教えてほしいとありました。

すぐに、住所と電話番号、携帯の番号もお知らせしました。

そうしたら昨夜、見知らぬ電話番号からの着信と、留守番電話に音声が。。。
なんと千葉のその本人からの電話でした。
気が付いたのが9時半ころだったので、
電話をしようかどうか迷いましたが、やはり声が聞きたくて
携帯から電話しました。

コール2回ぐらいですぐに友の声。
何十年の歳月を一っ跳び、楽しいおしゃべりをしました。

まだ20代の前半のころ、お互いに独身のときに会った人でした。
彼女が今のご主人との結婚を迷っていたときに、後ろから背中を押したのは、
私です。

写真を見ると、いかに幸せな年月を過ごして、平安な老後?というののはまだ早いですが、
熟年のいいご夫婦になられていて、とてもお幸せそうでした。

私が電話をしたとき、ちょうどご主人が「友達とは連絡がついたの」と言われて、
「夜勤とかしているのかもしらない・・」と答えたというのです。

私はもう仕事はしていないと伝えました。
夜勤のある仕事もしたことはありません。

彼女は、「よく、私を見つけてくれたね。今日はもう声をきけたから充分。私の手紙はとても楽しいのよ。手紙を書くから」と言いました。
「私も手紙は好きよ。好き。好き」と言うと、
彼女は笑って、「じゃ、手紙書くね。おやすみなさい」と言いました。

電話を切ってからも、ずっと私はとても幸せな空気に包まれていました。
気持ちが通じる友は、何十年離れていても、か・わ・ら・な・い、ということを実感しました。

前日も、やはり20代前半に仲良くなった友達二人と会って、
一緒にお昼をいただいたのでした。
ちょうどほぼ同じ時期に知り合った友達です。
それから互いに、転勤、転勤で、なかなか会えなかった二人です。

今の近くの新しく出会った友達も、かけがえのない存在ですが、
ふるい、むかしの友だちも、本当にありがたく貴い存在です。

とても嬉しい2日間でした。
友だちをくださった神様に感謝します。


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猫のおみやげ 写真/@Lapie fr

南仏ニースのショーウィンドーから
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2015/4/6

山下里舞(りん)  絵画

日曜美術館は、ずっと録画していて、時間があるときに見たいと思いつつ、
たまる一方です。
今日ふと、「祈りのまなざし」という題がついた2015年3月8日に放送されたものを見ました。

日本人でイコン画家になった最初の人。
函館の正教会のニコライがペテルブルグへ留学までさせた女性。
なんと、生まれは安政4年5月25日(1857年6月16日)。
昭和14年(1939年)81歳で亡くなる。

正教会は、東北地方にたくさんある。
それは戊辰戦争で破れた武士が心の拠り所として求めた信仰でもあったという。

山下りんという名前を、はじめて知りました。

そのイコンの表情はとても柔らかく明るい。
「ウラジーミルの聖母」は、「美の巨人たち」で取り上げられたという。

自分の信仰の拠り所として、生涯持っていた。
イコンには、画家の名前は書かないのだが、この絵だけには自分の名を書いた。

ハリストスは、キリストと同じ。
ロシアの東方正教会の教えを、今も信じて祈っている信徒の方々を、
姜尚中さんが訪ねた。

私たちの教会では、聖画を飾ることはしません。
しかし包み込まれるような優しいまなざし、、、それに癒される人、救われる人は
たくさんいらっしゃる。

日本人画家だからでしょうか、聖母の顔が、どこかで見たことのある人に思える。

山下りんが、おばけ絵と呼んだギリシャの聖画。
彼女は、ラファエロのような聖画を目指していた。

苦悩の末にたどりついた信仰の絵。

みなさん、機会がありましたら、検索してみてください。

山下りん  イコン で見つかると思います。

今日は、いい日でした。


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NHKの日曜美術館からお借りしました。
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2015/4/2

さくら 桜 咲く  

花おこしの雨・・という言葉をはじめて聞きました。
その雨のおかげで、さくらが満開になりました。
明日からまた雨予報。
今日こそ咲きほこる桜を見に行かなくてはと思っています。

4月1日。
新年度が始まりました。
朗読ボランティアの総会が、昨日平穏無事に終わり、
各部の人たちもやる気、本気、元気です。
助け合いいたわりあいながら
仲良く、楽しい活動をしたいと願いました。

満開の桜の並木を健康で通り抜けることのできるしあわせ。

去年は一緒にお花見できなかったKさんと
今年こそ・・と思っていたのですが、
Kさんの手術、入院で残念ながら今年もご一緒できません。

共に桜を見た日々・・・
神戸の六甲にいたときのあの桜並木が、とても懐かしい。
心は飛んでいきました。

あたりまえに毎年咲くさくら、、、とぼんやり見ていたころ
そのときの平安な気持ちが、いとおしい。
あと何度桜を見れるかと、春になるといつも思います。

けれど、昔が良かったというのは、いまが充実していないこと。
過去を惜しむだけでなく、未来に目をむけて、青い空を見上げ、
希望のかすかな光を見失いでいたい。


みなさんのこの春も、いい春でありますように、
桜の花のなかで平和を祈ります。


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これはさくらではありません。
妖精のチューリップ

    写真/Lapie fr

いつも素敵な写真をお借りしています。
らぴさん、ありがとうございます。


4月2日午後、満開の桜を見てきました。
川の土手沿いにたくさんの桜の木が花を咲かせていました。
自衛隊の桜も2,3年前は立派でしたが、道路に枝が出てきていたので
いまはかなり枝が切られてしまって、並木ですが貧相になってしまってます。
池の周りの桜も、2,3年前それはそれは桜色で素晴らしかったのですが、
ここも刈り込まれてしまっていました。

土手にはたくさんの写真家が来ていました。
もちろん近所のおじさんやおばさんらしい人もカメラを手に
2015年の桜を撮っていました。

子ども3人とお母さんが、川沿いの草地でお弁当を広げてお花見。
いいですね。

桜の妖精はいるのでしょうか。。。
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