いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2015/3/26

追悼 桂米朝さん  ひと

桂米朝さんの品格・・・
落語に詳しいわけではない私でも、米朝さんの人となりにはとても魅力を感じていました。
美少年、ハンサムな青年はいます。しかし歳を重ねてなお美しい人はそんなに多くはありません。いかに生きるか。いかに生きて来たか。

ホスピスで多くの患者さんを看取って来られた、淀川キリスト教病院の柏木哲夫医師が
「人は生きてきたように死んでいく。言いかえれば、人は生きてきたようにしか死ねない」とおっしゃっているそうです。

89歳という天寿。米朝さんの最期はとても安らかであった。

戦後、衰退していた上方落語を復興させた米朝さん。
古典落語を掘り起こして演じた。
昨日、大阪の枚方で葬儀が営まれたようすをテレビで見ました。
多くの後継者を育てた功績も素晴らしいです。
人間国宝になられても淡々として驕るところはみじんもない。

関西に帰ってきてすぐ、米朝一門の落語会に行ったことがあります。
ご高齢の米朝さんは、真ん中くらいに演じられました。
南光さんが、師匠はもう歳ですから、早く帰って休みますわ・・と笑わせていた。
米朝さん自身も、みなさん、私がもうそろそろ・・だと思って来なはったんやろ・・と笑わせる。
端正な語り口、、と言われるその落語は、決して派手な語り口ではなく、静かに始まりしだいにその噺に観客は引き込まれる。
その後まもなく高座に上がられることはなくなり、やはり見て、聞いておいて良かったと思いました。演目は恥ずかしながら忘れました・・・

その時、初めて聞いてとてもいいなと思った吉朝さんは、その後病で亡くなりました。

枝雀さんが早くに亡くなり、米朝さんも辛かったと思います。
しかし、息子が落語家になったことは、喜びだったことでしょう。
沢山の弟子を抱えて陰で支えられた奥様のお働きもたいしたものでした。

1963年から「上方風流」(かみがたぶり)という雑誌を仲間と出しておられたと知りましたが、
***落語は芸術であらねばならない***という志は、この雑誌の名前からも伺われるような気がします。

米朝全集がこれからまたたくさん出されるかもしれません。
テレビでも最近に2回も米朝さんの落語が演じられているのを偶然見ました。
すぐに録画しました。
DVD,,,ほしい、、、

丁度私の亡き父と1歳違い、
多くのお弟子さんたちが、父親と思っておられるようですが、
私も父と重ねてしまいそうです。

人間としての品格を、目に見せてくださったこと
心より感謝申し上げます。
ありがとうございます、米朝さん。
安らかにお眠りください。
立派に育てられたたくさんのお弟子さんたちが、後を引き継いでいかれることでしょう。


クリックすると元のサイズで表示します

   写真/@Lapie fr

南仏ニースのらぴさんからお借りしたイングリッシュ・デイジーを捧げます

0

2015/3/19

年度末  心象風景

3月も中旬を過ぎました。
このところの暖かさで、桜の蕾もふくらんできたようです。

お隣の幼稚園でも卒園式が終わりました。
大学の卒業式もあちこちで行われているようです。

自分自身と息子たちの学生生活が終わって、
黒い式服に身を包んだ人たちをみると、なんだか遠い思い出が懐かしくなります。

若いお父さんとお母さんと卒園児を車からみたとき、
思わず胸が熱くなり、涙が出そうになりました。
うちにも、こういう時が、あった・・・・
これから始まる、この子たちの小学校での日々が幸せでありますように。

あまりにも悲惨な事件の多い今日、普通の生活とはなにか、
しあわせとはなにか、
考えさせられます。

年度末の書類の整理や提出。。。
まだまだ終わりません。

1年という区切りは、お正月よりも3月から4月に実感することが多くなりました。

卒業式を終えて、ほっとするまもなく新学期を迎える。
式服を着ることで身が引き締まる緊張感。

いまは、それを外からながめる人になりました。

桜が咲いたら、ちょっと遠くに離れてしまった友人と会って、
一緒に桜を愛でるのを楽しみにしている今日この頃です。

どうぞみなさまも、いい春をお迎えください。



クリックすると元のサイズで表示します

瑞牆山(みずがきやま)のスケッチ

northland-art-studioさんからお借りしました。


秩父、山梨、、巨岩がそり立ち、巨石がごろごろ、、
修験者が籠った山だそうです。


清心事達  せいしんじたつ

清い心を持ち続けることで 事を達成できる。

0

2015/3/7

『おだまり、ローズ』  

書評を読んで面白いと思って、図書館に予約していたこの本が、やっと手元に届きました。
何十人か待ちでした。

ー子爵夫人付きメイドの回想ー
という副題がついています。

「日の名残り」というのは執事(バトラー)のお話でしたが、
やはり時代を見せてくれて、興味深いものでした。
映画、とても良かった。

ローズが35年間も仕える、ということは、余程二人の気が合ったということ。
身分を越えての友情。
だろうと想像しています。
というのは、まだちょっとしか読んでいないからです。

次の予約の人がいるので、3週間で読み終えないとなりません。

がんばって読み終えたら、感想をブログに書きたいと思っています。

どなたか、もうすでに読まれた方はいらっしゃいますか?

映画になったら見てみたいです。

日本版の「ちいさなおうち」というのも、女中として仕えた人の目から見たもの。
こちらは映画になっています。
本は読みました。
映画も見たような気がしているのですが、予告編だけだったか・・・
小説を読んだ時の印象がとても強いので、映画もみたような気になっています。

楽しみな本、読みたい本が、山積みです。。。


春は弥生        写真/@Lapie fr

クリックすると元のサイズで表示します


らぴさんからオカリしました。
22さんのようにパクリの魔術師ではないので、合成(イタズラ)はできません。

神秘的なお写真ですね。素敵です。
ありがとうございます。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ