いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2014/5/30

フランク・シナトラ 「マイ・ウェイ」  音楽

ミュージック・ポートレイトという番組をご存じでしょうか。
私は録画していますが、見ないで消すものもあります。

先日、黒柳徹子さんと加山雄三さんの対談がありました。
お二人の人生、そしてその時々に心に残った歌を10曲選んで交互に2曲ずつ流します。
すべての曲を覚えてはいませんが、
黒柳さんが、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を選ばれたこと。
懐かしい番組「夢で会いましょう」から生まれた六八九トリオの作品。
永六輔、中村八大、坂本九の歌は、暖かく勇気と希望を与えてくれる歌が多い。

加山さんは、1970年経営していたホテルの倒産で莫大な借金を抱え、地獄の日々を送る。
バーやキャバレー周りをして簡素な生活、10年で返済。
俳優上原健を父に持ち、何不自由なく暮らしていた若者が、大きな試練に合いそれを克服した。
並みの人生ではない。

そして奇しくもお二人が人生の最後に聞きたい曲として選んだのが
フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」
偶然の一致に驚く二人。

字幕に出る歌詞は、自分で自分の道を自分の足で歩いた人の重みを感じさせる。

若い時に仕事が忙しく過労で入院してから、自分の好きな仕事だけを選んですることに決めた黒柳さんは、いま80歳。
ひょっとすると100歳までお元気なのではないかと思ってしまいます。

77歳の加山さんは、夢を追い続けておられる。
80歳になったら燃料のいらない船で7つの海を航海するという計画があるらしい。

臨終の床で、「いい人生だった」と言える人は、幸福な人。
精一杯、今を生きる人が言える言葉。

現状に不満を持たず、いつも喜び、絶えず祈り、すべてを感謝する生き方をしたいと
また心に思ったことでした。



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6月1日から、いよいよ「レ・ミゼラブル」を読み始めます。
半年後の12月、2014年中に読み終えることができるでしょうか。。。

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2014/5/22

「レ・ミゼラブル」原作を読む  

友人のpiyoさんが、もう20年も前から「レ・ミゼラブルおたく」だったと最近知りました。

2012年版の映画を私も見たのですが、ついにDVDも購入。
すでにCDは買っていたのですが、それは映画のサントラではなく、舞台のサントラ(と言っていいのでしょうか)でした。

そして、図書館でいろんな訳の本をあれこれ借りましたが、結局はほとんど読めなかったし、
どの訳がいいのかもよく分かりませんでした。

しかしこの度、piyoさんの熱気に押され、あれこれ探して迷いに迷った末に、
河出書房新社の井上究一郎訳、グリーン版世界文学全集13,14,15をアマゾンへ。

この長編、いつになったら読み終えることが出来るか、不安はありますが、
がんばります。

「レミゼラブル 百六景」という鹿島茂の本も注文しました。
昔の本の挿絵に文章をつけているようです。
全集を詠めなくても分かるようになっているとか。

しばらくは、「レ・ミゼラブル」の世界に浸ります。

読み終えることができますように
どうぞお祈りください。



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オタモイ海岸   小樽

幻想的な風景です。光も感じます。
小樽はずっと昔に行きましたが、また行って見たい町です。

norhland-art-studioさんからお借りしました。
いつもありがとうございます。
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2014/5/11

映画「さよなら、ドビッシー」  映画・演劇

幸いなことに、レンタル店に「さよなら、ドビッシー」のDVDがありました。
火曜日5/6に行ったら貸出し中で、8日か9日に返ってきますと店員さん。
金曜日5/9から、セールで新作も200円というメールがきました。
早速借りてきて、昨夜見ました。

原作とは違うところもありましたが、
それはやはり映像でより効果的にということでしょう。

探偵の岬洋介は、小説以上でした。
みなさんもご存じかもしれません、ピアニストの清塚信也さん。
「ノダメカンタービレ」のピアノ演奏をなさっていたと思います。
繊細で痩せていて、ショパンを連想させます。
きっと若い女性、あるいは若くはない女性ファンが多いことでしょう。
「龍馬伝」の音楽にも関わっておられたようです。

本物のピアニストが演奏して、その役をするのは、あまりありません。
俳優でピアノの難曲が弾ける人はそんなにいません。
吹き替えはあたりまえ。

神社の階段のはずが、カトリック教会の階段になっていたり、
豪華なシャンデリアが落ちてきたり、
というのは、原作とは違いましたが、
最後の展開も、分かりやすく変えてありました。

富豪の家の調度品も、映像として楽しめました。
謎解き部分がやや軽かったし、
たぶん東日本大震災を考慮して、災難も津波ではなくテロになっていました。

しかし、今日ももう一度見ようかな、と思うほど
ピアノの音が流れ、演奏をみられる映画は大好きです。

「音楽は、勝負ではない」という言葉、本当にそうです。

自分にとってよりよい演奏を目指すべきであって、
他の人との比較ではない。
コンクールは、より自分の技能感性を高めるためのきっかけ。
 これは、朗読にも言えると思います。


主役の女の子橋本愛も、脇を固める戸田恵子や熊谷真美も良かったです。

演奏された曲、ドビッシーの「アラベスク第1番」「月の光」・・・
コンクールでの「月の光」は、回想の映像とともに涙がでそうでした。
曲と映像・・・・素敵でした。


「いつまでも、ショパン」も映画化してほしいです。


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これはヨハン・シュトラウスという薔薇です。
バラ公園の薔薇が、満開に近いです。一番咲きを見に行きたい。

 「ぶどうの樹」さんからお借りしました。
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2014/5/9

コントラバス 幣 隆太朗  音楽

気分転換がしたい・・・
そう思って芸文のホームページをのぞいてみたら、
ワンコインコンサートで、まだチケット予約受付をしているものがありました。
「コントラバス、低音への誘い」
  幣 隆太朗(へい りゅうたろう)

ちょっとマイナーな楽器なので、たぶん敬遠されたのかもしれないです。
しかしこういうのが穴場、、きっと驚くような宝物が隠されているかもしれない。
などと思って、昨日チケットを受け取りに行きました。

いつもは混んでいない国道177号線が、今日はどういうわけか大渋滞。
青信号でもほとんど動きません。開場時間はもう過ぎています、急いで右折して抜け道へ・・・
ちょうど開演15分前に到着しました。
隣に座っている髪の毛の長い若い女性は、私の想像力をかきたてました。
まず、ヴァイオリンかビオラのケースを持っている。
マスクを会場が暗くなるまで外さない。
眼鏡も演奏が始まったら外して頭の上にあげた。
名の知れた音楽家が、姿を隠して演奏を聴きに来ているのか。
服装はジーンズとパーカーのようなラフな格好。
よっぽど、その楽器はヴァイオリンですか、、と声をかけてみたいと思いましたが、きっと話しかけられるのは嫌だろうと思って我慢しました。

いよいよ演奏が始まります。
今回は、3階の中央の前から2列目。舞台に向かってやや左寄りだったので、
ピアニストの手が見えます。

幣 隆太朗さんは、県立西宮高校音楽科を卒業して、東京芸術大学へ入学。
2001年にはドイツ・ヴュルツブルク音楽大学入学。
2005年には同大学のディプロマ試験を最高得点で卒業。
同大学院マスターコースに入学。
2007年SWRシュトゥットガルト放送交響楽団に入団。
2009年「コントラバスマイスター」の称号を取得。
2010年からはサイトウ・キネン・オーケストラのメンバー。
2012年からコントラバスの名器、1670年生の「ブゼット」を貸与されている。
などなど輝かしい経歴。
10年前(24歳)から、この兵庫県立西宮芸術文化センターの小ホールで
帰国コンサートを続けてきたとか。
演奏が終わってから、サイン会に長い行列が出来ていたところからすると、
かなりのファン(主におばさん)が、いるような感じです。

伴奏のピアニストは、幣さんの高校・大学の後輩にあたる
秋元孝介さん。まだ東京芸大の三年生。
コンクールでいろいろ賞をとっておられる有望新人のようです。

演奏曲目は4曲。
しかしアンコールに応えて、2曲も演奏してくださいました。
それぞれの曲の間に、とても親しみを感じるお話もなさって、
いい雰囲気でした。

1曲目はシューマンのアダージョとアレグロ OP.70
自分が大好きな「詩人の恋」の1曲目。
その最初の詞をドイツ語でふたこと、みこと、つぶやいておられました。
ドイツ語だな、、、ということは分かりました。
意味は五月の木々の美しさ・・・のこととか。

2曲は、唯一私が知っている曲でした。
ブルッフ作曲の「コル・ニドライ」OP.47
幣さんが18歳のときに、おばあちゃんが亡くなり、
その時に、急にこの曲を演奏したくなって家に楽器を取に行ってお通夜の時に弾いた曲だそうです。
ユダヤの「祈り」の歌。
あとでふさわしい曲だったと気づいたとか。

3曲目は
テッポ・ハウタアホ作曲のカデンツア。
現代音楽で、演奏も弦を指ではじいたり(ピッチカートというのでしょうか)、
何やら不思議な音が出ていました。
この作曲家はフィンランド人だそうです。
彼がロンドンで講習会をするというので、ドイツから12時間かけて
コントラバスを持って、習いに行ったとか。
とても変人のような作曲家だったようですが、曲はすばらしい。
フィンランドの森が絵画のように浮かぶ・・・

4曲目は、
グリエール作曲 2つの小品 OP.9
 1.インテルメッツォ(間奏曲)
 2.タランテラ
ロシアの作曲家だそうです。タランテラは、毒クモに刺されて踊り狂う・・・というので、この名前がついているとか。
(そうだったのでしたか。ずっと気になっていた名前でした。)

タランテラは、高校の卒業試験で弾いた曲だそうで、なかなかうまく弾けなかったとか。
「いつも通学していた西宮北口で、高校生の自分に会えたら、
『お兄ちゃん、うまく弾けるようになったよ』といってあげたい」と言って
演奏を始められました。

そして、鳴り止まぬ拍手に最初のアンコールは、
何と、「熊蜂は飛ぶ」。
これは難曲です。コントラバスで、これほど早く弾けるとは、驚きでした。

聴衆の驚きと喜びで、拍手は続き何度もピアニストと出てきて
最後に「この曲はいつも演奏会の最後にする曲です」とおっしゃって
「エレジー」を情感を込めて、心を込めて弾いてくださいました。

「こんなマイナーの楽器ですが、ソロの演奏活動を続けてきて良かった」と。
プログラムの最初の挨拶に
「・・・・、まだまだ夢半ばでございます。より一層、理想の奏者に近づけるように精進していきたいと思っております。
これからも、この大きな楽器と私を見守って頂けると幸いです。」

奏者の人柄は、その演奏の音にも姿にも表れることを実感しました。
驕(おご)ることなく、より高みの理想を追いかけて精進するという謙虚さ。

私は弦楽器では、チェロが一番好きです。
「コル・ニドライ」もチェロの曲です。
コントラバスは、チェロほどの華やかさはないけれど、巧みに演奏したら
あのような音が出るのだと、本当に驚きました。
秘かにファンになってしまいそうです。

長身で細身の幣さんは、コントラバスによく似合って?いました。
コントラバスを見ると、映画「大停電の夜に」を思い出してしまいました。
映画ではジャズでしたが、オーケストラの中にあっても、低音で音楽を支える、控えめだけど重要な楽器であるコントラバスの存在感と存在意義を、再認識しました。

幣隆太朗さんの今後のご活躍を、心からお祈りいたします。


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これはチェロですが、チェロのお兄さんのようなコントラバスでした。
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