いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2012/10/26

秋の薔薇  

しっとりとした秋の薔薇を楽しみました。

バラ公園の近くに住んでいても、毎年春と秋の公園の薔薇を見ることができるとは限りません。
薔薇街道と私が名づけたバス道を通りながら、薔薇の状態を観察していますが、時間をとってバラ公園でゆっくり時を過ごせる年ばかりではありません。

今年は、86歳のお友達Tさんをバラ公園へご案内することができて、
薔薇に囲まれてお話をする素敵な時間を過ごすことができました。
Tさんもとても喜んでくださって、「なんだか別世界へ来たような、気持ちがすーっとします。」とおっしゃってくださった。

Tさんは、いつも着物を着こなしておられます。板についたといいますか、着物を着ていることが日常になっている人の余裕というか、華美ではなく上品に装っておられます。

父が生きていたら同じ年齢。
両親と過ごすことはできなくなってしまった今、こうして高齢のお元気な方とのお交わりは、満たされます。
短歌をなさっていたからか、その感性も豊かです。

偶然ですが、私と同じ昨年末に弟さんを亡くされました。
神戸アドベンチスト病院で、父のお見舞いに来た弟を、Tさんは見てくださっていて、弟のことを知っておられたので、その早かった死を悼んでくださいました。

陶芸の河井寛次郎のこと、作家の田辺聖子、宮本輝、岡部伊都子のことなど、話題が通じて会話が弾みました。

「弟を亡くして、ゆっくり雲を見る時間もありませんでした。」とおっしゃる言葉に、
同類だと嬉しくなりました。
夏の力強い雲が、柔らかな秋の雲に変わってゆく様子に心を留める人。

「花との出会いも、時がありますから。今日は本当にいい時間を過ごさせていただいて嬉しかった」と言ってくださる。

もし、ご一緒しなかったら、私もこうして秋の薔薇に包まれる時間はなかったかもしれません。

お昼はお豆腐料理を、京都嵐山が本店とかいうお店でいただきました。
高級料亭ではありませんが、おいしかったです。
そのお店でも時間を忘れて話し込みました。


秋のいい日、いただいた赤いや黄色の薔薇が部屋を華やかにしてくれています。




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2012年の黄色い薔薇

Tさんは、黄色い薔薇が好きだとおっしゃっていました。
私も黄色い薔薇は、灯をつけたように明るいので好きです。
家には白い薔薇を植えていますが、赤い薔薇も素敵です。
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2012/10/22

♪アメイジング・グレイス♪  映画・演劇

アメイジング・グレイスという讃美歌は、よくご存じだと思います。
(「白い巨塔」のテーマ曲として使われていました)

ケーブルテレビで、この題名で映画があることが分かり録画していました。
私はこの歌の作詞をした、元奴隷船の船長ジョン・ニュートンの伝記だと思い込んでいました。

最初から、どうも変だと思いながら見ていましたが、やがて主人公は
ウィリアム・ウィルバーフォースという英国の議員で実在の人物。
1797年、時代は18世紀。
奴隷貿易廃止に力を尽くした人物だとわかりました。

回想場面が多くあり、ややこしかったです。
何度法案を議会に提出しても、なかなか廃止までもっていくことができなくて、挫折し、体調も崩してアヘンチンキに頼るようになっていた。
友人の家で静養するとき、バーバラを紹介されて、
真に良き理解者を得て結婚。
議会に復帰。

首相になっていた親友のピットや、奴隷貿易廃止論者の仲間たちに助けられ、励まされ、
ついに1807年奴隷貿易を廃止する法案を283対16で可決。

感動的な最後でした。

18世紀、貴族たちの生活を支える「民衆」たちは貧しく、奴隷たちは搾取され痛めつけられ、傷つけられていた。

チャールズ・フォックス卿という議員は、最初は反対の側だったのが、
仲間に加わり知恵を貸す。
 (どこかで見た顔だなあ、と思ったら、「ハリーポッター」で
 2代目のダンブルドア校長の役をしていた、マイケル・ガンボンだとわかりました。)

2007年奴隷貿易廃止200年の記念に作られた映画でした。
世界中に植民地を持っていた大英帝国。その歴史を詳しくは知りませんでした。
映画というのは、その時代を見せてくれます。

[ 余談ですが、いま神戸で展覧会をしている
 フェルメールの「真珠の首飾りの少女」も映画になっていて、最近見ました。
 オランダが舞台ですが、映像が絵画のようで美しかっ たです。
 こちらは、貴族社会が経済的に崩壊寸前の時代]


アメイジング・グレイスの作詞者、ジョン・ニュートンは
ウィルバーフォースに影響を与えた人物として出ていました。

「神は人間をみんな同じ(イコール)に造られた」という言葉が心に残りました。

このウィルバーフォースと、首相だった親友のピットは、共に
ウエスミンスター大修道院に埋葬されているそうです。
あの大聖堂を見る目が、新たにされました。


自由、平等、博愛
それは当たり前のことと思って生きてきましたが、
そうでない時代が、少し前まであったこと。
忘れてはいけないと思います。


領土を殖やしたい・・・という国家の欲望が、戦争を引き起こすことのないように
切に祈ります。




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 すずらん   
  ラターレインさんからお借りしました。
  ありがとうございます。
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2012/10/21

秋のオルガンコンサート  音楽

10/20(土)18:30開演
サンシティホール オータムコンサート
Organ  meets   Trombone  V

パイプオルガン  瀬尾千絵
トロンボーン&サックバット  三窪 毅


トロンボーンの独奏は、あまり馴染みがなく、第1部の4曲は知らない曲ばかりでした。
古楽器であるサックバットは、普通のトロンボーンよりベル(円錐のラッパの部分)が大きく、やや荒い音に聞こえました。比較して吹いてくださいましたが、普通のトロンボーンの音色のほうが洗練されていると感じました。

第2部の1曲目 前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV552   J.S.バッハ
15分もの大作でしたが、よく知っている曲でした。

この曲の説明には、「3にこだわって作ってあって、これはキリスト教の教義である父・子・聖霊なる三位一体を象徴している」そうです。

目を閉じて聴いていると、ヨーロッパの古い教会の大聖堂の中にいるような気持ちになりました。
最後の壮大な盛り上がりでは、バッハの神へ向かう気持ちと、神を現そうとする気持ちが伝わってきました。

3曲目のタンホイザーより「大行進曲」は、瀬尾さんがオルガン用に編曲なさったものでしたが、とても素晴らしかったです。
何年か続けて演奏を聴かせていただいているので、今まさに彼女は円熟期ではないか、と思いました。

オルガンの演奏は一人ではできません。音色を変えるためのアシスタントが、ストップ(音栓)を操作します。吹奏楽部に所属しているという息子さんが、本格的にアシスタントとしてデビューなさいました。
去年より一回り大きく逞しくなっておられて、素直にお母さんのアシスタントを引き受ける音楽家族であることを、うらやましく思いました。
(2階席でご主人がビデオ撮影。)

全3編のオペラ「タンホイザー」は、パイプオルガンの音色がさまざまに変化して、後世の
エレクトーンや、シンセサイザーにつながる複雑な音色の面白さを感じました。

演奏を聴き終わって、「うーーん」と思わずため息がでました。
トロンボーンとの調和も見事でした。

アンコールは、G線上のアリア。
アルトトロンボーンとパイプオルガンでの演奏は初めて聴きました。

吹奏楽器は、ここ何年か聴かせていただいていた「セヤナ」さん達ように、何人か一緒に音が混ざっていたほうが聴きごたえがあるような気がしました。

オルガンコンサートを聴き始めたころは、なんか前の席のほうがいいような気がしていましたが、今は右側の後ろのほうで、気分的にゆったりと聴くほうが良くなってきました。
だんだん人数が増えていて、入場制限をするようになったら困るな、、、などと思う今日この頃でした。





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函館  元町 カトリック教会

northland-art-studioさんからお借りしました。

いつもお写真をありがとうございます。
この教会にも、きっとパイプオルガンがあることでしょう。
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2012/10/12

ちいろば先生  祈り

秋の聖書セミナーが始まりました。
今日は第2回目なのですが、思いがけないことが分かりました。。。

今回のセミナーは、牧師でカウンセラー、スピリチャル・ケアをしておられる
榎本てる子先生が講師です。

私のセミナー仲間は3人いるのですが、その一人のMさんから、なんと、
この榎本てる子先生は、かの「ちいろば先生」こと榎本保郎先生の娘さんであると教えられたのです。

教室には、まだMさんと私だけだったので、早速てる子先生にご挨拶いたしました。
というのは、私は若いころ、何冊か、ちいろば先生の本を読んで、とても感銘を受けていたからです。
「1日1章」という聖書の解説もとてもわかりやすく、毎日読んでいたこともありました。
その榎本保郎先生は、まだ壮年のころに、ブラジルへ講演に向かわれた飛行機の中で、動脈破裂で亡くなってしまったのでした。
(とても驚いて、残念に思ったたことを覚えています。)
てる子先生が、中学2年のときのことだったそうです。
三浦綾子さんとちいろば先生は親交がありました。
アシュラムの祈りというのを提唱しておられたことも思い出しました。


てる子先生は、お父さんの遺志を継いで牧師の道を選ばれたのではないかと、想像します。

よもや30年以上過ぎて、ちいろば先生の娘さんの講義を受けることになろうとは・・・・

人生は不思議なことで満ち溢れている。


今日の講義は、「感情」についてのお話。
ワークシートをいただき、そこに書き込むことで、
自分の人生の課題、自分の価値観、癒しが必要な場所が分かりました。

そのあとで、「あなたが楽しいと感じるのはどんなとき?」
という質問を受講者の一人が出して、みんなでそれに答えるという
興味深い時間を過ごしました。


宝塚歌劇の鑑賞、、という人が2人もいました。音楽が好きな人も2人いました。
旅に出ること、息子や娘のところを訪ねること、家事から解放された夜の時間に好きなテレビ(吉本新喜劇)を見ること、
「嵐のコンサート」へ行く、、という答えには、みんな驚きの声をあげました。
おばさんでも、嵐を見に行くのでした・・・・

私は自分が何をしている時が一番楽しいだろうか・・・と考えたとき、
本を読むことが、掃除や料理を作ることよりも、一番好きなことだとわかりました。

家事は苦手、、という人が3人もいて、ちょっとほっとしました。


*学んだこと*
 自分の感情を理解し、言葉として表現できる能力を身につける。

 自分を知ること=自分で感情をコントロールすること

 スピリチャル・ケアとは、単なる行為ではなく、
 その人の生き方にも関わる。
 生き方=愛=共にいる



私も、カウンセラーになろうかな・・と思った時期もあり、心理学にも興味があったり、
だったので、この講義はとても面白くためになります。


友人のMさんは、今日の講義とワークで、このところのイライラが解消されたと言ってました。まさに癒されたのでした。


  話を聴いてくれる人がいて、
  正直にありのままの自分を語れる。


これが一番のスピリチャル・ケアだと納得しました。



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  祈りの薔薇  2009.7.7

northland-art-studioさんからお借りしました。
そろそろ秋の薔薇の季節です。
薔薇の祈りをしなくては・・・・

いつも素敵なお写真ありがとうございます。
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