いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2012/4/29

似ている  ひと

人は、自分の近親に似ている人に、親近感を覚える。

4月から教会を助けるために来てくださったA先生は、
教会員のある男性の亡きお父さんに似ておられるそうだ。

2年間教会の責任をもってくださったK先生は、
私の親友H子さんの亡きお兄さんに顔も話し方も似ておられるとか。

今日見た古い日本映画「麦秋」に出てくる東山千栄子さんは、
私の亡き祖母どこかに似ている。
子供のころを思い出させる日本家屋の映像は、とても懐かしい。
火鉢が日常生活のなかにあった、あの時代は、遠い過去になりつつある。


若いころは洋画に魅かれ、邦画は「暗い」という第一印象がなかなか消えなかった。
しかし、歳とともに過ぎ去った日本の情景を、古い邦画を見ることで追想する。

小津安二郎の映画には、若いときの笠智衆さんがいる。
フーテンの寅さんで見ていた御前さま、その歳の重ね方はとても魅力があり好きでした。

映像で残すことは、単に記録というだけではなく、
その時代へ心が帰っていける。
特に音楽の力はすごい。
一瞬に、あのころへ戻れる。

そのころの空気、風の匂いまで、記憶が巻き戻る。

繰り返し見る映画や、繰り返し読む本は、
そんなに多くはない私ですが、
何度も見ることで、深く深く知る世界があることに
ようやく気づき始めました。


洋画では、ハリウッド版の「イルマーレ」
どうして何度も見たくなるのか、自分でもよくわかりません。

みなさんは、お気に入りの、とっておきの映画、
何本くらいありますか?



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サハリンの虹

サハリン在住のグリゴーリーさん、お断りせずに掲載させていただきました。
もし不都合でしたら、外します。すみません、あまりに不思議な素敵な虹でしたので
お借りしました。


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northland-art-studioさんからお借りしました。
いつもありがとうございます。

この色は、そんなに長くは続かない自然の現象ですね。
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2012/4/24

ヘスースとフランシスコ  ひと

『ヘスースとフランシスコ 
  エル・サルバドル内戦を生きぬいて』 長倉洋海 著 福音館書店

福島の子供たちを撮った写真集
『だけど、くじけない 子どもたちからの元気便』という本を
リンクしていただいている、やまおじさんのブログで知った。

そして著者長倉洋海さんが、同世代であることと、戦場になった土地、難民キャンプの写真を多くとっていることを知り、何冊か図書館へリクエストしました。
その中で、最初に借りた本が、タイトルの本です。

28歳から中東、中南米、東南アジアの紛争地域を訪れて、多くの人々を見つめ写真に撮る。

どの写真も、強く訴えてくるものがある。
知らせたい!!という願いを込めて撮っているのだと思う。

ヘスースとフランシスコは、女性と男性の名前です。

特に子どもたちの表情がいい。
辛くなるような写真もあるのですが、現実から目をそむけるな!と言われているような気がします。

*******
P204
エル・サルバドルの人々の誠実さや真摯に生きる姿、他者を思いやるやさしさにふれ、ぼくは自分自身をふり返ることができた。世の中の流れやマス・メディアの大勢にさからっても、ぼくは出会ったひとりひとりの”顔”、思いや生きかたが見える写真を撮り続けていきたい。それがぼくにできることであり、ぼくが人々とつながっていける道だから。
*******

これが、長倉さんの生き方なのだと分かった。

同じ場所を何度も訪ね、そこに生きる人たちと友達になる。
互いに心を開きあえるところまで、つながりを持つ。

このように生きてきた同級生の人がいたことを
今日知りました。



いろんな人生があり、それぞれいい時もあれば、最悪な時もある、、、
それを乗り越えて今がある。

人をうらやむのではなく、
自分自身、できることを
精一杯やっていたら
光に満たされると
信じたい


みなさんも、良かったら一度、長倉洋海さんの写真集を
ご覧ください。



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旭川のカタクリ

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旭川のエゾエンゴサク

春の花が咲き始めました。


northland-art-studioさんからお借りしました。

いつも素敵なお写真を貸してくださって、
本当にありがとうございます。
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2012/4/19

マーラー *小澤征爾  音楽

読みました。
『小澤征爾さんと音楽の話をする』

グールド、カラヤン、内田光子のことも興味かったし、
ベートーベンとブラームスが取り上げられているのも、よかったのですが、
マーラーのことは、知らなかったことも多く、しかも
去年の11月の初めに、NHKFMで「復活」と「大地の歌」を聴いて、
強く心を動かされ、
交響曲第2番「復活」は、サー・ゲオルグ・ショルティの指揮
シカゴ交響楽団
「大地の歌」は、ジュゼッペ・シノーポリ指揮
ドレスデン国立管弦楽団
2枚のCDをアマゾンで買ってじっくり聴いていた私にとって、
マーラーが取り上げられていたことは、嬉しい驚きでした。

それまで、そんなに広く知られてはいなかったマーラーを人々に紹介したのが、レナード・バーンスタインだったとは。

小澤征爾は、斉藤秀雄に育てられ、カラヤンに教えられ、バーンスタインとも親しく、
どんどん世界から認められるようになった。
どうして「オザワ」が外国でも人気があるのか?
その大きな要因が分かった。

自分の音楽をきっちり持っている。
明確に自分のしたいことが分かっている。
音楽に命を捧げている。
音楽を生きている。

そして村上春樹は、本を読むように音楽を深く聴いている(読んでいる)ということも分かった。
作家というのは、自由な時間がいっぱいあっていいな。

同じ曲を、いろんなオーケストラの、さまざまな年代のレコードで聴き比べるという贅沢な時間。。。

指揮者と作家の心の響きあい。
よくぞ、春樹さん聞いてくださいました。
この特別の時間を、病を通して神様は与えられたような気がします。

今は悪く思える状況も、あとになったら必要な経験だったとわかる。
人生は、その繰り返しでもありますね。。。


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自分の家の庭に、こんな木陰があったら
日がな一日音楽につつまれていたい
鳥の声と管弦楽が協奏するだろうか


northland-art-studioさんからお借りしました。

いつもありがとうございます。
たくさんの方が、お写真を楽しみにしておられます。
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2012/4/16

『小澤征爾さんと音楽につて話をする』  音楽

こんな本が出ていたとは、知らなくて、
急いでアマゾンへ!
今日その本が届きました。

敬愛する村上春樹さんと小澤征爾さんが、二人でゆっくり話をなさってた。
しかもそれは、小澤征爾さんが食道癌を患われたことによって与えられた時間だった。
・・・どんな暗雲の裏も日に輝いている・・・

さっそく
始めにー小澤征爾さんと過ごした午後のひととき(村上春樹)

あとがきです(小澤征爾)
を読む。

P14.15
「生き方の傾向として、共感を抱けるところがある」
 まずひとつは、我々のどちらもが、仕事をすることにどこまでも純粋な喜びを感じているらしいということだ。音楽と文学という領域の違いはあれ、ほかのどんなことをするよりも、自分の仕事に没頭してるときが何より幸福だ。そしてそれに熱中できているという事実が、何にもまして深い満足を与えてくれる。

P19
僕がここに求めていたのはーというか、途中からはっきりと求めるようになったのはー心の自然な響きのようなものだ。僕がここに聴き取ろうと努めたのは、もちろん小澤さんの側の心の響きである。・・・・・でも同時に僕がそこで聴き取るのは、往々にして僕自身の内なる心の響きでもあった。

P22
2010年12月にはニューヨークのカーネギー・ホールで、サイトウ・キネン・オーケストラを帯同した劇的な復活コンサートが行われた。
今年(2011年)の6月にはスイスのレマン湖畔で毎年開かれる「小澤征爾スイス国際音楽アカデミー」に主催者として参加し、・・・・・
そこに生まれた音楽は実に素晴らしく、また感動的なものだったが、それを可能にしたのは、小澤さんが自分の中から最後のひとかけらまでかき集めたエネルギーだった。
 しかしその姿を目の前にして、ひとつひしひしと僕に実感できたことがあった。この人はそれをやらないわけにはいかないのだ、ということだ。
P23
極端な言い方をすれば、ナマの音楽を定期的に体内に注入してあげないことには、この人はそもそも生命を持続していけないのだ。・・・・・おそらくそのような営みを通してのみーこの人は自分が生きているという本物の実感を得ているのだ。誰にそれを「やめろ」ということができるだろう?・・・・

この人はそういうまっとうな考え方を越えた世界で生きている人なのだ。野生の狼が深い森の奥でしか生きられないのと同じように。

****

あの療養後の復活コンサートを、私はテレビで見ました。スイスのレマン湖畔のも。
悲壮感と充足された満たされた魂
音楽にすべてを捧げきっている熱い心、霊魂。
春樹さんは、ずっと寄り添っていたのだった。
私が感じていたのと、同じ思いをこうして文章で読むことができて、
感動と喜びにあふれた。

二人の日本人
世界が認めるその二人の魂の触れ合いが、病を通して与えられた
奇跡。

さあ、本文を読み始めます。
期待に胸が高鳴っています。。。。


こんな本が、出ていたのでした。
アマゾンからのお知らせメールも、よく読まねば。。。。

みなさん、ご存じでしたか?この本。



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northland-art-studioさんからお借りしました。

碧い空のように澄み切った心でいたい。
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2012/4/14

モンブラン  

モンブランといっても、ケーキではありません。
ドイツの有名な万年筆。


中学に入学したとき、今は亡き父からピンクの万年筆とシャープペンシルのセットを
お祝いにもらったことを思い出しました。確かそれはパイロット。
今は、もうそのような贈り物をすることはないだろうか。
私自身、息子たちに万年筆を贈ったことはない。

高校になったとき、スイス堂という名前の貴金属店、時計や宝石のお店で安かったからと
父がパーカーの万年筆を買ってきてくれた。外国製というのがうれしかった。
えんじ色でシルバーのキャップ。
やや太めのペン先が気に入って、たくさんの手紙をこのペンで書いた。


大学のころ、文筆家はモンブランの万年筆を愛用している人が多い・・
ということをどこかで読んで、それでは、、と、モンブランのワインレッドの万年筆を買った。
小説家とか物書きになろうという野望(あるいは志)はなかったのですが、モンブランに憧れました。
ホワイトスターは、いまでも懐かしい。

友人が高齢の叔父さんから、モンブランの万年筆をもらったと聞いた。
しかも「カフカ」という名前がついている。
叔父さんの大きな期待を思う。


同じころ、教会で葉書を書くことがあり、隣にいた姉妹にボールペンを借りた。
とても滑らかでいい書き味。
なんとそのボールペンは、彼女の親友の形見のモンブラン。

早速インターネットで検索してみると、
モンブランの万年筆はとても高価でした。
今から40年も前は、私でも買えるくらいの値段だったのに、
どういうわけでしょう。。

万年筆はこのごろはあまり使わないし、せめてボールペンでも買いたいと思案中。

モンブランを手にしたら、人の心を打つなにかが書けるかもしれない・・・
そんなことを思う、今日この頃です。




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小樽のランプ

northland-art-studioさんからお借りしました。
ありがとうございます。
とても落ち着く光です。
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