いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2010/5/31

1984年  

1984年、あなたは、どこで、何をなさっていたでしょうか。


ジョージ・オウェル作「1984年」のことは、以前
1Q84関連で書いたような気がしますが、
やっと最後まで読み終えました。

主人公とその恋人は、「偉大な兄弟・ビッグ・ブラザー」と体制に疑問をいだき、
隠れて日記を書いたり、秘かに会ったりするが、
ついに当局につかまり、拷問の挙句、洗脳され、自分で考えることを放棄させられました。
2+2=5であると認めることを強いられる。
偉大な兄弟を憎んでいては、駄目だと言われる。
最後は、人格を破壊され、作りかえられてしまう。

社会主義体制を引き継いだといわれる、イングソック。

新語がどんどん作られ、その言葉では文学は語れないという。
自由とか平等という言葉が、その意味を失う。

人が自由にものを考えることを、強制的に禁止される。
そんな世の中が来るのではないかという、
1948年、作者は未来を予想した。

テレビ、電子計算機、パソコン、携帯電話、ipad、iphone、
テレスコープは現在モニターと呼ばれる監視カメラで実現・・・
急速に私たちを取り巻く環境は激変している。

   自分の頭で考える。
   自分自身が感じること。
   自分の意志で選ぶこと。
   バーチャルでなく、本物を見ること、聞くこと。


現在、メディアに洗脳されていないと、誰が言えるでしょうか。

松本サリン事件のとき、テレビを見ていた私は、あの河野義行さんが犯人なのだろうと思った。
後で真実を知り、恐ろしいことだと思った。
冤罪・・・どれほど多くの人が、拷問により罪を着せられたことだろう。

龍馬伝で、武市半平太が、甥や、友人が拷問にあって苦しんでいる声を聞かされる、
その辛さ、ひどい心の痛み。

拷問により獄死した小林多喜二のことも、思い出されてなりませんでした。


1984年の主人公ウインスストンも、拷問により、あることないことを自白し、
最後には恋人ジュリアをも裏切る。
ジュリアも、ウインストンを裏切って、釈放されたことを告白する。
子どもが親を密告することを奨励される。

独裁主義により、思想統制された時代が、どの国にもあった。今もある。

二重思考・・・トリック

真実とは。真理とは。愛情とは。平和とは。

日記を書くことも禁じられる世界が来ないことを、
ひたすら祈るのみ。


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なんだかまだよくまとまらないのですが、
現代の社会を見つめ直す時が与えらえたような気もします。


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オーソドックス・ムーン 闇に浮かぶ   函館 ハリスト正教会


northland-art-studioさんからお借りしました。


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2010/5/27

神戸外人墓地  

今日はK夫人と一緒にお墓参りに行ってきました。

神戸市立外人墓地は、六甲山系の再度山(ふたたびさん)にあり
親族でないと入れません。
通路にチェーンがしてあって、インターホンで名前を告げ、
さらに道をゆくと門があり、管理人さんが門を開けてくれます。

森林の中、空気が違います。
思わず、車の窓を開けて、空気をいっぱい入れました。
ドイツ人の区画に着き、車を降りて深呼吸しました。
K夫人のお祖父様のお墓は、御影石の立派なお墓です。


次にフランス人の区画へ、
そこはお祖母様のお墓です。この区画のお墓は曲線が多いような気がします。
外人墓地は、それぞれに形が違い、ゆったりとした敷地にあるので、
明るいです。
新緑の木々の美しいこと。。。
空の色まで、なんだか違って見えます。

ダビデの星がついた、ユダヤ人地区とイスラムの地区が、
道を隔てたところで向き合っています。
そこには古いお墓も、新しいお墓もありました。
神戸港の長い歴史を見る思いでした。

帰り道に、諏訪山の展望台で、大きく広がる空と海も見ました。
神戸港、神戸空港、そして西には、淡路島がとても近くに。
ここは夜のデートスポットで、有名なフランス料理のお店も。

なんだか下(下界)へ降りるのがいやになるような気持ち。

お昼は「豆の畑」へ。ほぼ菜食料理のバイキング料理店。
おいしいお豆腐料理と、たくさんの野菜料理、デザート。
大好物のわらび餅にたっぷりきな粉と黒蜜をかけていただき、
抹茶のアイスクリームもおいしかった。

そのあと、K先生のお墓へも寄りました。
緑色の墓石には、「先祖累代碑」とあり、橘の紋が。
私は最初、蓮の紋か、珍しい・・と見ていましたが橘でした。
左右の両横には、同じ緑の石でできた燈籠があり、
大きな石を積んだところにある立派なお墓でした。
持って来た黄色い薔薇を供えました。

K夫人は私の亡き母と同い年。
なんだか昔、母にいろいろ話をしていた時のように、
いっぱいお話をしました。

とても素晴らしい1日でした。

K夫人が、「今日の木々の緑は忘れない」、とおっしゃった言葉が、
心に残りました。

森林の中にあるお墓、
外人の居留地が明治時代からあった神戸市が、
手厚く異国の方々を弔っていることにも
感動しました。

「また来てください」と声を掛けてくださった管理人さんの目が
とても澄んでいました。



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諏訪山展望台から神戸港を見る。

空と海の境目が分かりません。


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荒牧バラ公園の黄色い薔薇
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2010/5/25

今年のバラ公園  

天候が不順だったからでしょうか、
今年のバラ公園は、あまり元気がありません。

日曜日と月曜日の雨に打たれた花弁は傷ついていて、
今日開いたと思われる花だけが、無傷でした。

11日には全然花がなかった生垣にも、可愛い薄いピンクの縁取りがついた
小さな花が咲いていました。

薔薇はほとんど咲きそろい、散っているものもありました。

今日は公園の中で、一番高いところに座って、爽やかな風を感じていました。
夕方なので、そんなに人は多くありませんでしたが、
ご近所のご夫妻にお会いしたのは、驚きました。

公園内で犬の散歩はできませんが、
時間があったら大きな樹木に囲まれたこの空間へ、
しばしば足を運びたいと思いました。

薔薇の香りがほのかに香り、
春の薔薇に囲まれる時間を
感謝しました。


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今日私が見ていた風景です。
爽やかな風が樹木をゆらして吹きわたる
小確幸な時間。


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この白い薔薇の名前は忘れたのですが、
とても美しい立ち姿でしたので、
携帯で。


追記

今朝5/26、久しぶりでライアを弾きました。
天国の空気(雰囲気)は、感謝と讃美ですと、
土曜日にお聞きしたから。

バラ公園で、爽やかな風に吹かれ、ライアを弾いたら
どんなにか気持ちがいいだろうと思いました。

でも、そんなことをしたら、管理人さんが飛んできて、
つまみだされそうです。
近所の変なおばさんが、見た事のない楽器を弾いてると。

早朝のバラ公園は、ご近所のお年寄りたちが木陰で休んでおられます。
かなりのにぎわいです。
10時を過ぎると、観光の人達でにぎわいます。
今日もいいお天気。
バラの香りと草の匂いに、ほっとしたい。
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2010/5/20

海に遊ぶ  自然

最近、NHKの「心の遺伝子」をよく見ます。
今回は、白石康次郎というヨットマン。
かれの師匠は第1回のアラウンド・アローンというヨットで単独世界一周するレースの優勝者多田雄幸(ただゆうこう)。

海に憧れ水産高校で学んでいたとき、多田が優勝したことをテレビで知って、
白石は弟子入りを願い出る。
「お金は全くなかったけれど、夢がありましたから、とっても満たされていました」と語る。

多田雄幸は、あの植村直己と友達で、海と北極大陸の違いはあっても、冒険家魂は同じ。
ヨットに乗って、サックスを吹く、天性の明るさのある人だった。

しかし第3回のアラウンド・アローンに出場することになったとき、優勝者だったということもあり、スポンサーが付き、6,000万円の資金が与えられた。
1回目のときは、自分で個人タクシーをして資金を稼いで、ヨットを自分で造ったという。

速度を上げるために、キール(バランスをとるためのもの)を軽くしたのが裏目に出て、
何度も何度も横転、無線や、CDなどの器械も壊れ・・途中のシドニーでは5位。
勝たなくてはならない・・・自責の念にかられ、レースを棄権して、自ら命を断つ。
   (お金がたくさんあることで、重圧を与えられる。
    楽しむことより、勝つことを優先した結果の悲劇のような気がする。)


多田が白石にいつも言ってた言葉
「俺達は自然に遊ばせてもらっているんだ」
その言葉の意味が本当に分かったのは、世界一周の単独ヨットレースに2回失敗して、
3回目の航海のとき、横転したヨットが、2分後にふーっと立った時だという。
ハッチを閉めて祈っていたときに。
自然を征服してやろうというのではなく、自然に遊ばせてもらう。
ヨットを信じ、自然に身をゆだねる・・・
そのことがすーっと腑に落ちたと白石は言う。

対抗しようとするのではなく、あるがままの自然を受け入れる。

☆☆☆☆☆☆☆
ある地点では、波がまったくなく、海が鏡のようになり、自分の顔が映る、
そこへ満天の星が映るとき、自分が宇宙にいることを実感する、という。
   (その情景を想像するだけで、私の心は震えます。)


白石康次郎は、白クマの爪を航海に出るときはいつも持っていくという。
それは植村直己が多田雄幸に贈ったもの。多田の遺品を整理しているとき、
植村の奥さん公子さんが、「それはこうちゃんが持っていたらいい」と下さったという。

植村公子さんは、白石がヨットレースに出たとき、自分たちが苦しかったときのことを無線で話て励ましてくれた。

1993年10月26歳で最年少単独世界一周ヨットレースに成功したときのヨットの名前は、
Spirit of Yukoh
師匠の精神を受け継いだ。


「多田さんは、大人になろうとしなかった人ですよ」と白石が語る。
その言葉を聞いて、夢を追いかけている人は、みんないつまでも青年であり、少年の心をなくしていないのだと思った。

植村直己しかり、多田雄幸しかり、白石康次郎しかり。(星野道夫も)

その少年たちを見守り続けているのが、植村公子さん。

冒険家の一生は、自然に遊ばせてもらっている、
しあわせな人生。
それは神様から選ばれて、与えらえる人生のような気がする。


満天の星の中に、自分を見つめたい。


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これは熊の牙です。(爪ではありません)
アイヌの人が、特別に友情のしるしとして、熊の頭を砕いて取りだし
大切な人に贈るという。


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水田の中の1本の木



写真は2枚とも、northland-art-studioさんからお借りしました。
いつもありがとうございます。モノクロもいいですね。
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2010/5/18

5月の薔薇  

昨日、今日と暖かく、お陰で薔薇が一斉に咲き始めました。
まさに、やっと5月の薔薇です。

お友達のpiyoさんが、遠くの友人から送られてきた薔薇の写真を、私に送ってきてくださいました。




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これはMさんの横浜の薔薇。
Mさんのご主人はよく存じています。
私の友人のYさんとMさんは親友です。どっかで繋がりができていくのですね。

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これはKさんの名古屋の薔薇。
いま分かったのですが、なんとKさんはよーく存じている方で、
一緒に琵琶湖でバプテスマを受けた姉妹でした。
薔薇のご縁で、メールできました。

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これは私の、去年の伊丹の薔薇。

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先週の火曜日5/11、神戸から友人が二人、遊びに来てくれたのですが、
小雨降る中、薔薇公園の薔薇は三分の一くらいしか咲いてなくて、
ちょっと残念でした。

一週間遅かったら、見事な薔薇のシンフォニーをお聞かせすることができたのに。


薔薇が咲いてない緑の公園は、静まっています。
最初はソロで歌い始め、弦楽四重奏団の演奏が始まり、
やがて合唱団がそろってきて、管楽器、打楽器、弦楽器、、、
オーケストラの団員も集まり、シンフォニーが始まるのです。

5月から6月中旬まで、薔薇たちはコンサートをしています。

5/20に西宮で会う友達、5/24にも神戸から来てくれる友達にも、
この薔薇のシンフォニーを聞いてほしくなります。


夕暮れの人が少なくなったときには、独りで静かに薔薇に会いに行きます。


春の薔薇を楽しめる、内なる喜びが湧いてきます。
自然を創られた神様を讃美します。
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