いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2010/2/25

日の名残り  映画・演劇

甘党さんのブログに、piyoさんがコメントしていらした
「日の名残り」・・・英国紳士の演技を勉強するなら、これ!とお勧めでした。

そのタイトルになぜかとても魅かれていて、、、、
アマゾンから届きましたあ〜

昨夜遅くまでかかって見ましたが、とても感動しました。

人生って、そんなものだよね。

名優アンソニー・ホプキンス。
あのちょっと怖い「羊たちの沈黙」とは違い、
貴族の館の執事(バトラー)の役・・すばらしかった。

どのような職業であれ、自分の仕事に誇りをもち、忠実にその仕事をする人を、
私は尊敬します。

執事という仕事は、その館の総支配人というか、監督者で、
企業でいえば、常務とか、専務という幹部にあたる。

貴族たちは、議論をしたり、音楽を楽しんだり、、、
でも陰でその生活=衣食住=を支えているのは、そこで働く人たち。
その元締めが執事長。品格が問われる仕事でもある。
(そういえば、教会でも執事という役がありますね)


仕事に熱心なあまり、女性の思い、恋心には気づかない、
あるいは、気ついても知らないふりをする、自分に禁じている、、
そんな執事の回想の形で物語は展開していく。

時代は1930年代、第二次大戦前後、ナチスが台頭してきているころの、イギリスの貴族の館。
同じ執事をしていた老齢の父親の死・・・
ユダヤ人の雇い人に対する偏見・・・・

古い映画かと思ったら、1993年に創られたもので、
原作は、カズオ・イシグロという日本人。
父親は生物学者で、5歳で家族でイギリスへ渡り、
現在はイギリス国籍を取得、イギリス人の妻と暮らす。
1954年生まれというのには、驚きました。

見終わったあと、深い感動が心の底に沈殿してる。。。
そんな感じです。
消化するには、ちょっと時間がかかりそう。

主人公の執事は、自分もその有能な女性を尊敬していたが・・
結婚して去っていったその女性に、20年ぶりに会いにでかける・・・
雨の夕暮れ、去っていく女性の姿が切ない・・・
でも人生って、こういうもの。

それにしても、ちょっとした仕草に、名演技は光る
アンソニー・ホプキンスは、やはりすごかったです。

思わず本も注文、
おまけに同じ作家の「わたしを離さないで」まで注文。


やはりイギリス映画は、古い時代からの建物をそのまま使っているというところが、
ハリウッドの張りぼてセットや、CGとは違う。
実際にそこで生活した人々の何かが
空気としてただよっている、その重厚さ。

いい映画でした。




クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


すべて northland-art-studioさんのお写真です。


何歳まで生きるかによって、黄昏に見る情景は違ってくるかもしれません。
あなたは、どの写真に、ご自分の心を重ねられるでしょうか。

忘れたくない想い出を、だれでも持っています。

夕暮れの時間、空を見ながら、日の名残りを・・・
0

2010/2/23

春近し  

春近しと思わせるような陽気・・・

朗読の勉強が終わって、いつものように金毘羅うどんで昼食をすませ、
次男の嫁の会のDさん、Kさんと私の3人で、
緑が丘公園の梅林を見に行きました。

紅梅、白梅はほぼ満開、しだれ梅はもう少し、、、
その馥郁(ふくいく)とした香りは、美しい日本の春のさきがけ。

池を背にして、梅を見ながらベンチでおしゃべり。
背中にはポカポカと陽光がそそぎ、気持ちよく、
久しぶりに声をあげて笑い、楽しいひと時を過ごしました。

平日なので、そんなに人が多すぎるということもなく、のんびり、
週末の野点もこんなお天気だといいですね。

梅の花に囲まれ、ゆっくり心を洗いました。

立派なカメラを持って、写真を撮っている人も何人かいらっしゃいました。
次男の嫁Dさんがカメラを持って来てくださっていて、
なんまいか写してもらいました。
(ここに掲載できたらいいのですが、しばらくお待ちください)

帰宅してから、「Kさんのお財布迷子事件」がありましたが、
無事行方は分かりました。。。
長く高齢のお父さんのお世話をなさっているKさん、
お体を大事になさって、頑張ってください。


緊張する朗読勉強会のあとの楽しいおしゃべり・・・・
このひとときがあるから、朗読を続けられているのかもしれません。


クリックすると元のサイズで表示します

これは2年くらい前のDさんの写真です。


クリックすると元のサイズで表示します

2010年2月23日  緑が丘公園の梅「冬至」です。

次男の嫁の会 Dさんが送ってきてくださいました。
0

2010/2/20

COBA  音楽

アコーディオン奏者のCOBAさんをご存じですか?

私は2年くらい前に、FMでCOBAさんが語っているのを聞いて、
その音楽への情熱を感じ、ちょっと注目していました。
きっとこれからこの人は広く知られるようになるだろうと。。

それから数カ月後、NHKの公開収録番組が市民ホールであり、
出かけました。
なんとそこに、思いがけなくCOBAさんが登場・・・
生演奏を聞かせてくれました。

ひえー、これがCOBAさんかーとお会いできて、嬉しかったです。

収録が終わり、会場からホールへ出ようとしたところで、インタビューの女性につかまりました。
女性「今日の番組、いかがでしたか?」
私「COBAさんがいらしてて、とても嬉しかったです。このまえラジオで聞きました」
女性「??そうですか、COBAさんは、とても積極的で、熱心に協力してくださって、わたしたちも助けてもらいました」

COBAさんによろしく!と言いたかったのですが、言えませんでした。

そして、そのCOBAさんの音楽「eye」を、フィギュアスケートの高橋大輔君が、
ショートプログラムで使いました。
僕の好きな曲ですと。
ちょっとびっくり!嬉しかったです。

COBAさんは海外での活動が主だったようですが、これからは日本でも積極的に活動なさるようです。

高橋大輔君のフリーの音楽は「道」でしたね。
あの映画・・・切なく心に沁みます。ジェルソミーナー。
しぶい選曲です。自分の演技でコーチを泣かせたい、というのが彼の願いだとか。
銅メダルとれて、本当に良かった。
彼は隣の市に住んでいるらしい。

というわけで、フィギュアスケートを見てて、COBAさんにつながりました。


クリックすると元のサイズで表示します

ー20度   厳寒の川   

乗り越えたとき、見えてくる世界がある。

northland-art-studioさんからお借りしました。
0

2010/2/18

イルマーレ  映画・演劇

韓国版の「イルマーレ」をよくご存じの方が多いかもしれませんが、
昨日、私は偶然ムービー・プラスで
2006年の「イルマーレ」キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックのほうを見ました。
面白そうだったのですが、途中からだったので、よく分からないところもあり、
これはもう、レンタル店へ行くしかないと思いました。

でもそのときは、題名すらも分からなかったので、
テレビガイドを見て調べました。
すると深夜にも同じ映画をすることが分かり、早速録画予約しました。

それをいま次男と見ました。
(仕事は予定どおりに進んでいるので)
・・・これは言い訳、決してテレビで映画ばかりみて遊んでいるのではありませんという・・・・・

やはり最初から見ると、そのつながりが分かり、
なかなかよく出来ていると思いました。

2004年と2006年。
2月14日バレンタインデー
ジェーン・オースティンの「説得」が鍵になる。

テーマは「待つ」ということ。

主人公アレックスは建築家、
ケイトはドストエフスキーの好きな医師。

湖畔の家・・・
孤独、親子の繋がり、心を通わすこと、待つこと、

時間を超越することは、人間には決してできないこと。
だからこのような時空を超えた映画が多いのでしょう。

韓国版も見てみたくなりました。。。


クリックすると元のサイズで表示します


時空を超えて 果てしない旅へ

northland-art-studioさんからお借りしました。
0

2010/2/16

イノック・アーデン  

「イノック・アーデン」
テニスン作 入江直祐訳 岩波文庫 

1864年、詩人テニスンが55歳のときに書いたというこの散文詩、挽歌。

ずっと気になっていた本ではありますが、読む機会がありませんでした。
いまもなお、演劇で上演されている、
1897年には、リヒャルト・シュトラウスが作曲している。

美しい詩文で書かれたこの物語。
簡潔な展開で、話は進んでいく。
そこには、悪人はいない。すべて心やさしい、相手のことを思う人達。
しかし悲劇、しかも高潔な魂とは、こういうものかと教えてくれる。

最後は胸打たれ、涙が溢れます。

150年近くも前に書かれたこの詩は、
その言葉の美しさと、気高い(崇高な)精神と、根底にある信心とで、
世界中の多くの人の心を揺さぶってきた。

FMで、この音楽を聴いたことがあるかもしれません。

ちょっとその音楽も調べてみたくなりました。
朗読できたら、どんなにいいでしょう。

かの、夏目漱石も高く評価しているとか。
さもありなん。。。
漱石の『心』に多少なりとも影響を与えているかもしれないというのは、
ちょっと穿(うが)った読み込みかもしれませんが。

詩人の言葉の余韻は、哀切きわまりない。
が、魂を高く引き上げてくれるような清々しさが残る。

クリックすると元のサイズで表示します


  幻  神秘的な景色 

northland-art-studioさんからお借りしました。


音源を調べてみました。

なんとグレン・グールドがピアノで弾いている。
でもLPしかない。

フィッシャー・ディースカウが朗読している。
でも廃盤。

パトリック・ステゥアートが朗読している。
CD,購入可能。

2008年2009年、石丸幹二が朗読劇、ピアノと二人で。

2008年 吉行和子が朗読している。

もう少し探してみます。
0



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ