いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2009/8/31

カオス・シチリア物語  自然

1985年に創られたこの映画をご覧になった方は
いらっしゃるでしょうか。

半年ほど迷いに迷っていたのですが、
(大げさではありますが)清水の舞台から飛び降りる覚悟で、
ついに手に入れました。
レンタル店にはありません。どちらかというとレアもの。

映像詩・・という言葉にはとても気持ちが動くのですが、
監督 タヴィアーニ兄弟は、すぐれた映像画家だと思いました。

プロローグとエピローグを入れて全部で6話のオムニバス。

プロローグ・・・狂言まわしとなるカラスに鈴をつけて飛ばす発想の面白さ。

1.もうひとりの息子・・・移民、母と息子の哀しみ
2.月の病・・・・狼になるという昔話を連想する
3.甕(かめ)・・・コメディタッチ、小作人の強さ・・ミレーの絵
4.レクイエム・・・町と村、地主と原住民

エピローグ・・・シチリアの碧い海。亡き母の幻が語る
「見えなくなった者の眼で見なさい。すべてが神聖で美しくなる」

映画というのは、物語の展開だけでない、映像の美しさと音楽の調和こそ。
と思わせてくれる映画でした。

見るべき運命にありました。


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カオス・シチリア物語  DVD
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2009/8/26

映画 ひまわり  心象風景

ついに映画「ひまわり」を見ることができました。

今日、なかなかレンタルで見つけられない作品を、
いつも行くレンタル店ではないところへ行って探しました。
でも自力では探せなくて、店員さんにパソコンで検索してもらいました。

「カオス・シチリア物語」と「僕の村は戦場だった」は
全然画面に出てきません。DVDになっていないかもしれません。
と言われましたが、ちゃんとDVDになっている古い映画です。

しかし、「ひまわり」は、ありました。

物悲しいその音楽はよーく知っていますが、
あのように静かに、強烈に、戦争の残酷さを訴えている作品だとは、
やはり見るまで分かりませんでした。

イタリアを代表する男優マルチェロ・マストロヤンニと女優ソフィア・ローレン
ラストのシーンが・・・とは聞いていましたが、さすがでした。
そしてどこかで見たような・・と思ったのが、
リュドミラ・サベーリエワ。ロシア映画「戦争と平和」のヒロインでした。
(彼女がどのように歳を重ねたか、見てみたいような気がします)


日本でも、戦後あのような悲惨な体験をなさった方が
たくさんいらっしゃる。

一面のひまわりの畑・・・そこはかつて戦場だった。


まさに夏にこそ見るべき、反戦映画でした。


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名寄のひまわり


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伊丹のひまわり
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2009/8/25

復活  

トルストイの「復活」を読んではいませんが、イタリア版の映画を見ました。

テーマは「人を愛する・赦す」という永遠の課題。
その背後にある身分階級、世俗的権威の偽善性など。

新潮文庫・木村浩訳ですでにアマゾンから買ってあります。
上巻第1編 最初のページには、いきなり聖書の言葉が。


マタイによる福音書 第18章 21節22節
そのときペテロがイエスのものにきて言った、
「主よ、兄弟が私に対して罪を犯した場合、いくたびゆるさねばなりませんか。
七たびまでですか」。
イエスは彼に言われた、
「私は七たびまでとは言わない。七たびを七十倍にするまでにしなさい」

マタイによる福音書 第7章 3節
なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。

ヨハネによる福音書 第8章 7節
あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい。

ルカによる福音書 第6章 40節 
弟子はその師以上のものではないが、修行をつめば、みなその師のようになろう。


トルストイの晩年のこの作品は、作者の体験と実際にあった出来事を基にしているという。さらに、続編を書こうとしたとか。

ネフリュードフがその後の人生をいかに生きるか・・
そのことは、私も見終わってから気にかかることでした。
それは読者が考えるようにと、
続編は「神の意志」でなしになったのかもしれません。
「カラマーゾフの兄弟」の続編が書かれなかったように。

「カチューシャ可愛いや、別れの辛さ・・」という歌も、
この物語からとか。でも単なる恋物語以上に、鋭い文明批判が確かにある。

身分制度というのは、私達が生まれてからは無いといっていいほどに、
階級格差をそんなには感じないで生きてきました。

でも貴族社会とそれを支える農奴たちがいた時代。
ロシアという国を動かす人々と、その日の暮らしを楽しむ庶民たちの格差。

文字を書けないということ。
200年前は、ほんの昔か、かなり昔か、、、
日本にも読み書きができる人と、文字を知らない人がいた時代があった。

昨日見た映画のカチューシャの表情がちらちらする。
かなり強烈な印象が残った。

亀山郁夫さんの「罪と罰ノート」が届き、
ついに昨日ブックオフで亀山訳「カラマーゾフの兄弟」全5巻が
私を待っていた。

ロシア文学にどっぷりの私です。
きっとこれには なにかわけがあるに ちがいありません。


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アッドシ・カパリミプ アイヌ文様
  完成されたアイヌ文化の美をここに見ます。

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暁の港 函館 午前4時
  なにか深い、心の奥にまで届く思索とよべるものの気配を感じます。
  夜が明ける前の あの瞬間 宇宙からの響き 
  心の目でとらえてくださったのですね。

northland-art-studhioさんからお借りしました。
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2009/8/23

17000  心象風景

ブログの模様替えをして
今朝カウントを見たら、
00001
00017
17000

という数字が並んでいるのを見ました。
こんなに切のいいタイミングは初めてです。

0と1と7でそろえてみました。
そんな声が聞こえてきそうです。

「月と蛍」というタイトルのこの壁紙・・・
何となく秋の気配をお感じになりませんか。
失礼しました。蛍は夏の風物詩。日本の源氏蛍は5月、6月ころ。
ただし、朝鮮半島、中国、対馬では、アキマドボタルというのが秋にも発光するそうです。


18日に仕事が終わり、つかの間の夏休みを過ごしています。


録画しておいた「硫黄島からの手紙」を見て、
「父親たちの星条旗」をクリント・イーストウッドに敬意を表して借りて、
気になっていた、タルコフスキーの「鏡」をアマゾンから。
ドストエフスキーの「罪と罰」ロシア版をレンタルで。

何だか思索的なテーマの作品でしたが、
映像と音響で語ることの面白さを再確認しました。
「罪と罰」の3時間37分はさすがに疲れましたが・・・

ビデオ三昧の夏休み、まだイタリア版のトルストイの「復活」が残っています。

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祈りの形   函館
  これは正教会ではなく、函館カトリック教会でした。


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撮れたての写真* ロシア正教会 ハリストス教会 函館 *09.8.23午前5時

northland-art-studioさんからお借りしました
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2009/8/19

桃太郎とまと  自然

桃太郎とまとをご存知ですか。
とてもおいしいトマトで有名です。
店頭に並んでいると、いつも手が伸びます。

ここ数日、連続して桃太郎トマトの袋入りを買いました。
名前からして、岡山県産かと思っていたのですが、
きのう袋をよく読んでみて、びっくり。

なんと北海道、しかも友人のブログでお聞きしたばかりの
平取(びらとり)町。
そこには、義経神社があるという。

義経伝説はたくさんあって、果てはジンギスハーンになったという説まで。
だから平泉から逃れ、北海道へ渡っても不思議はない。
しかしこれも、アイヌの人たちへの和人からの押し付けであったと聞いて、
がっかりしたところです。

「桃太郎とまとは、タキイ種苗が開発したトマトです。」
と表に書いてあり、裏には
「JA平取町は、恵まれた自然の中で心を込めて育てた「美味しさ」を、
皆様にお届けすることを使命としています。

とある。

「使命」という言葉を高らかに、きっぱりと表示しておられる
その心意気、決意に頭が下がる。

北海道沙流郡平取町字荷菜19-4
青い空、白い雲、緑の大地、二本の樹木がビニールの袋に印刷してある。

経営には理念が必要だといわれている。
志、ビジョンを持ちなさいと。

桃太郎とまとが、「美味しい」わけが分かりました。

心を込めて・・・・いい言葉です。
それにしても、何故桃太郎なんでしょう。

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アレクサンドロフスクの夕陽

northland-art-studioさんからお借りしました。
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