いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2009/6/28

幼子のように  いのち

このごろ、教会に小さい子たちが来てくれるようになりました。
転勤で二組、4人の子と前からいる二人の子。
一番年長は、小学1年の男の子、その妹は幼稚園。
双子の男の子たちは4歳。
そして4歳のお兄ちゃんと、2歳の弟。
2歳の男の子と友だちの小学2年の女の子。

時を同じくして、青年も増えてきた。
働きながら理学療法師を目指す24歳の青年。
近くの大学の4回生21歳、3回生20歳、1回生18歳。
少し年上の看護師の女性と、会社員の女性。

昨日は、4歳のお兄ちゃんと2歳の弟が来てくれた。
蛙とおたまじゃくしを、大きいお兄ちゃんに見せたくて、
早く行こう、早く行こうと、お母さんをせかせながら。

青年たちが、お昼ご飯を食べるのを待ちかねて、
二人は肩車してもらったり、腕を持ってぐるぐる飛ぶように回してもらったり。
この暑い中、僕達も小さい時に教会でお兄ちゃん達にいっぱい遊んでもらったからと、
青年たちは喜んで、可愛がってくれる。

4歳の男の子は、青年を「天使のお兄ちゃん」と呼ぶ。
(私も天使のおばちゃんと呼ばれたい!と言ったら、
青年が天使のお姉さんですよと。それは無理かも)

そして昨日は、感動的な場面を見せてもらいました。

昨年の9月に教会で脳出血で倒れた婦人は、お医者さんも驚くほどの回復で、
右半身の麻痺は残るけれど、少しずつしゃべることも出来るようになりました。
しかし右肩が外れやすいからと、三角巾で腕をつって、車椅子です。

4歳の男の子は、その婦人を見て、可哀想だと泣きそうになったのです。
やさしい、やさしい、その心に、私達は打たれました。
一緒にいた青年も、何だか僕も見てるだけで涙がでそうだと、
柔らかな感性にみんなの心は、ほんわか。

さっきまでデジカメを持って、キャッキャ、キャッキャと笑いながら
みんなを写していた男の子、
蛙に名前をつけようかと言うと、
大きな目をくりくりさせていた男の子。
蛙はケロタ、おたまじゃくしはケロイチ、ケロニ。
タニシはまだ名前なし。

「おばちゃんは、こうしてお話もできるようになったし、
ご飯も食べれるから、大丈夫だよ」と車椅子の婦人がゆっくり話すと、
小さな頭をこっくりさせて、手をにぎった男の子は、また泣き出しそうに。

健やかに、この純粋無垢なやさしい心を、いつまでも・・・

幼子のようにならなければ、天国には入れません。
俗悪な垢を落とさなくては。


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男の子は、カメラがお好き。

もちろん、この子が、あの子ではありません。
noethland-art-studioさんからお借りしました。
京都の旅で見つけた男の子ですね。
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2009/6/26

1Q84  

村上春樹の「1Q84」を読みました。
先行予約などしなくても、本屋さんへ行けば山積みだろうと
高をくくっていたら、あっという間に売り切れ。
アマゾンでも6/10にならないと入荷しませんと連絡があり、
次に6/19日ころ入荷予定。
その後、いつ発送できるか分かりません。
キャンセルになるかもと。

しかしついに6/19に届きました。なんと第5刷。
発売は5/29だったというのに。
やはりその売れ行きは半端じゃない。

読み終わって、残ったものは、「哀しみ」

みんなあちらの世界へ行ってしまった。
青豆と天吾の再会も、あのような形だとは。。

しかし、いつごろからあのような性的描写を村上氏はするようになったのだったか。
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」や、
「羊をめぐる冒険」では、あえてそのようなことは避けていたというのに。

作家が生きている時代の世相に、作品は、
どうしても影響を受けるのかもしれない。
どんな作家も、その時代から逃れることはできない。

「海辺のカフカ」でも奇妙な物体が出てきたし、残虐な猫殺しがいた.
でもあそこには、行ってみたくなるような私設図書館があった。

今度は「猫の町」が出てくるけれど、行きたくはありません。
拳銃、暴力、カルト集団、
二つの月が出ている世界がある。(「ペーパー・ムーン」)

ジョージ・オーウェルの「1984年」を意識しているそうだけれど、
もう少し、思想的なところを深く描いて欲しかった。

今から25年前の世界、1984年はどのような世界だったのか、
それを書き換えるとしたら・・・

戻っていくことは出来ない・・・高速道路。

「文学に憑かれた人間・・・、
一生のうちにたったひとつでもいいから
間違いのない本物を見つけること。
それを盆に乗せて世間に差し出すこと。」
(「1Q84」1、P216)

村上春樹氏は、このあたりを目指して進んでおられるのだろうか。

読売新聞のインタビュー記事を、次男の嫁の会のDさんにお願いして
3日分、いただいたり、
オーウェルの昭和25年(1950年)の古本を手に入れたり、

事前に情報を入れつつ、やっと手にした「1Q84」
天吾(てんご)という言葉には、大阪弁では、悪ふざけという意味があるのですが、
村上氏は、そんなの関係ないとおっしゃるか?

現代の若者達は、どのような感想をもっているのか、
後で、新潮社愛読者のページを見てみようかな。

☆☆
もうお読みになったあなたは、どんな思いが残りましたか。

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あ、ここにも、二つの月が・・

northland-art-studioさんからお借りしました。


☆☆

多くの人が熱狂するものには、すばらしい要素と、危険なものが潜んでいるのかもしれません。
「ノルウェーの森」が、初めてベストセラーになったときも、初期からの愛読者としては、とてもがっかりしたものです。それは「風俗性、性的描写」が入ってきたからだったのかと、玄柊さんのブログの感想を読ませていただいて分かりました。

私が感じた「哀しみ」は、主人公青豆が失われたことだけでなく、春樹さんの「何か」が失われたことへの「哀しみ」だったのかと、今朝6/27思いました。

世の中に迎合する気持ちが作者に出てきたとは思いたくありませんが、
「何かがそこなわれた」そのような感想を持ってくださって、同感です。
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2009/6/23

ローズ  ベット・ミドラー  音楽

ベット・ミドラーの歌は、昔から好きでした、
でもFMラジオなので、その容姿は全然分かりませんでした。
そのパワフルな歌声は、私の心にグッときました。

「ローズ」という映画は、古いもので、気になっていました。

ジャニス・ジョプリンの生涯をベースにしているけれど、
伝記ではない。
ローズという歌手のお話。
1960年代、ロックの全盛期。
私にとっては、懐かしい曲と、服装。
ヒッピーという言葉を聞いたころ。

最後のコンサートの場面は、6,000人のエキストラ。
それぞれが60年代風の服装をしてきて、衣装係のチェックを受ける。

ハードなスケジュールで、休暇もなく、自分を見失ってしまうスター。
お酒と薬・・・
何だか悲しく、切なく、哀れです。

最後は故郷で念願のコンサートをするのだけど、
ヘロイン中毒で亡くなる。

コンサートで流れた最後の曲(曲名はいつものように不明)・・
大好きな曲でした。なんと言う曲なのでしょうと思ったら、
それがローズ。

ジャニス・ジョプリンの歌をあれこれ試聴してみたけれど、
やはり私はベット・ミドラーの声が好き。

危うくアマゾンに走りそうになりましたが、
ベット・ミドラーのCD持っていました。
ローズも、
男が女を愛する時も入っていました。


今の音楽業界は、どうなのか知りませんが、
60年代、70年代は
麻薬、覚せい剤、アルコール中毒。
かのエリック・クラプトンも一時は薬中毒だったとか。

ハードな曲を絶叫するためには、
興奮剤が必要なのでしょうか。

ロックは、好きでも嫌いでもなかったのですが、
ラジオから流れていた曲は、
空気のように私の中に入っていました。

そのリズム、メロディーは、やはり懐かしい。

100年を生きる人は少ないけれど、
20世紀の半ばから、21世紀を越えて生きてきた
自分の中に流れ込んでいる様々なものについて、
しばらく考えました。

★★
村上春樹の話題の最新作「1Q84」は、1を読み終え、
これから2を読みます。

あなたはもう、お読みになりましたか?

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オクラホマという名前の薔薇です。

「ぶどうの樹」さんからお借りしました。
ありがとうございます。
今年の春のお庭の薔薇も、きっと見事だったと思います。
薔薇の教会になりましたね。
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2009/6/16

白鳥英美子 BEST  音楽

ときどき、ラジオから流れる音楽に、心を捉えられることがあります。

曲目をメモして、検索。

このCDも、最近捉えられて買った1枚です。
古いもので、レンタル落ちなので、音質はいまひとつですが、
その曲目に魅かれました。

1.もう一度
  テレビドラマ「女と愛とミステリー」のエンディング・テーマ曲
2.リバー・トゥ・オーシャン
  1972・キャット・スティーブンスのヒット曲
3.アメイジング・グレイス
  ゴスペルバージョン
4.春秋
  「禁じられた遊び」をモチーフにして、歌詞は「枕の草子」のよう。
5.オルモスト・パラダイス
   シューベルトの「即興曲変ト長調」に英語詞
6.タイム・トゥ・セイ・グッバイ
   サラ・ブライトマンの代表曲
   ・・・とても好きな曲
7.アヴェ・マリア 
   シューベルトの聖歌
8.YOUR SONG 僕の歌は君の歌
   エルトン・ジョンの傑作
9.ジ・アイズ・オブ・ラブ
   ヴェルディの歌曲「運命の力」より天の聖処女マリアが」
10.ゼア・イズ・ア・シップ
   映画「地球交響曲:ガイあ・シンフォニー第3番」の挿入曲
   ・・・ラジオからよく流れる曲ですが、やっとその名前が分かりました。
11.イフ・ユー・ドゥ・オンリー・キャリー・オン
   サン・サーンスの「白鳥」
12.ビューティフル・ウェイ
   ショパンのノクターン作品9-2に英語詩を付けたもの
13.美しく青きドナウ
   シュトラウスの名曲にオーケストラのバックで
14.空はやさしい母のように
   ヘンデルの歌劇「リナルド」に白鳥が日本語詩をつけた
15.ザ・ガーデン
   アルビノーニの「アダージョ」をモチーフに
16.イフ・ザ・ワールド・ハッド・ア・ソング  
   バッハ「主よ人の望みの喜びよ」

有名な曲ばかりで、多くの人がカバーしているもの。
同じ曲でも、歌う人によって、こんなにも違ってくるのかと思う。

友人は白鳥英美子の歌は「健康的すぎる」と評されたけれど、
確かに、暗い影の部分がないようで、そこに少し物足りなさも感じる。

伴奏の形にもよるだろうし、歌手自身の内面性にもよる。

曲目に魅かれて買ったけれど、ジャケットも素敵で
マーガレットの花が星のようにあって、
彼女の薄いオレンジピンクのドレス姿も素敵だけれど、
あと一味、足りないように感じる。

美しい声なのだけれど、、、

*なかなか時間がなくて、やっと書きましたが、
また推敲します。

*同じ時に買った、グルダのモーツアルトのピアノ協奏曲20番、21番は
1974年9月にウィーンで録音したレコードと同じで、
CDもレコード盤のような装丁。
このレコードは、とてもすばらしく、グルダの演奏は、元気をくれます。
自分の感性にぴたっときた、
そんな感じです。

この曲は、映画「神童」で使われた曲です。
レンタルを2回繰り返して見るというのは、あまりしないのですが、
音楽に溢れるこの映画、とても好きなのだと気づきました。

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薄明

northland-art-studioさんからお借りしました。
早朝の空を鳥が飛んでいたのですね。
清清しい空気を胸いっぱい、全身に満ち満ちて。
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2009/6/13

隠されたる神  

今日の安息日は、神戸アドベンチスト病院院長の山形謙二先生がいらしてくださいました。

なんと前回は1995年7月だったとかで、14年ぶりでした。
ポスピス病棟ができて16年、いまや緩和ケア医療では、
第1人者といってもいいと思います。

アメリカで痛みを緩和する治療を学ばれた。
毎日が、死と向き合う日々・・
スピリチャル・ペイン(実存の痛み)が一番問題だ。
患者さんが「生きていて良かった」と思われるように、
と願っておられる。

(山形先生には5年前、私の父もお世話になった。
ホスピスでの日々は、平安があり、
父はすべてを感謝し、キリストを信じた)

先生は、医師になりたいと思われたのではなく、
医事伝道者になろうとされたということを、
今日初めて知った。

勉強を終えて神戸の病院に赴任なさったときの夢は、
「患者さんと一緒に聖書研究をする、それが夢でした」
と。

しかし当時内科医は一人しかいなくて忙しく、
8年間は、とてもその余裕はなかったそうです。
そこで、苦難の意味をさぐりつつ、暇を見つけて5年かけて書かれたのが、
『隠されたる神』
これはキリスト教新聞社のベストセラーとなっている。

午後の講演では、ホスピスでの患者さんたちとの出会いを語りつつ、
先生ご自身が何度も胸をつまらせ、涙が光るのが見えた。

痛みをとることで、患者さんは人間の尊厳を取りもどし、
人生の意味をみつけて、感謝し、死の恐怖はなくなる。

家族に感謝し、先生や看護師さん、お掃除してくださる人、ボランティアさん、
周りのみんなにありがとうという思いに満たされ、
書き残される。

「よく頑張られましたね」と先生は声をかけてくださる。

最後の日々を、この病院で過ごせたことを、
患者さんも、家族の方も喜んでくださる。

ある記者に「先生は、医者なのに、治すことは出来ないんですね」
と言われることもありました。
でも痛みをとることで、平安な日々を過ごし、
生きていて良かったと患者さんがおっしゃることに、
喜びを感じる。
と。

患者さんとの出会いを、とても大切にしておられ、
ご自分の本を読んでくださる方からの手紙には、
すべて返事を書かれるそうだ。

そして『隠された神』を神様が用いてくださっていることに
感謝しておられる。

微塵も自分を誇る様子はみられない。

いつ本を読まれるのだろうと思うのだが、
莫大な書物を読んでおられ、
テニスンやバイロンの詩なども語られる。

神様の愛に満たされた穏やかで謙遜な人柄は、
世の光となって輝く。

安息日、私は大きな恵みに満たされました。

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マーガレットの路 2009.6.11

northland-art-studioさんからお借りしました。

この風景は以前にも見せていただきましたが、
とても心ひかれます。
平安・・を思います。

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