いつも喜び、 絶えず祈り、 すべてを感謝する。 そのような日々を過ごしたい。

2008/4/29

千年の源氏物語  

朝日新聞の夕刊にいま連載されている「千年の源氏物語」

日本文学の最高峰とも言われる古典。
その魅力に取り憑かれている人の何と多く、多岐にわたる分野に広がっていることか。
国文学を学ぶ者として、これは読んでおかなければと、若い頃谷崎潤一郎の訳で読んだ。もちろん、原文も。
そして今年が千年ということで、ブームを起こそうとしているグループがあるようだ。
それに私も、どうやらひっかかってしまったようで、昨日、例の慢性化したアマゾン病で、角川文庫の与謝野晶子訳の源氏物語を注文してしまった。

名古屋の徳川美術館で、源氏物語絵巻をずーっと前に見たことがある。
友禅染で源氏絵巻を再現した人もいるという。
「毎日香」の研究員で、源氏物語のころ使われていたお香を再現しようとしている人もいるという。
建築家で寝殿造りの住空間を源氏物語から紐解いた人もいるらしい。
「猫」の縁でその世界に踏み込んだ人。。。

紫式部という女性にも興味がある。
そういえば、いま家の玄関の前には「紫式部」という名前のすみれが3つの植木鉢で咲きほこっている。

戦乱があり、日々の生活があり、、、しかし太古(いにしえ)より人は書かずにいられなかった。壁画だけでなく、文字も、、。そして空間に消えていく音楽は人から人へと伝えられていった。。

私の周りには、読みたい本の山が、だんだん連峰となりそうです。

古代から未来へ、現実から宇宙へ、、想いは飛びかけめぐり、飛翔して、彼方へ、、
至福の時を過ごしています。


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南十字星−「星空へのいざない」さんよりお借りしました。

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オリオン座−「星空へのいざない」さんよりお借りしました。
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2008/4/25

光りに生きる  ひと

少年は11歳のとき
大きくなったら船長になって
海へ出て、世界を見たいと願った。

その夢を実現させ
たくましくなった青年は
大きなタンカーを操り
海を駆けめぐった

聡明な娘と出会い
家庭をもった
けれど青年の心は海にあり
海で暮らした

気丈な娘は母となり
父母の世話をしつつ
二人の息子を育てた。

長男が20歳になる3年前
働き盛りの彼の体に病魔が。
1年3か月家族のもとで病と闘い
病床にあった実父を見送って3か月後
安らかに 彼方の海へ 最後の航海に出た。

53年のその生涯は
その名のごとく
光りに生きた。

病を得ても明るく前向きで
常に挑戦し 全力で闘い
夢を生きつづけた。

二人の息子は18と16。
父の思いを 望みを 受けとめ
先に光る星を見つめ
誇りをもって生きてほしい

その母を支え 慰めつつ
自分の夢を見つけて
父のごとく 
光りに生きてほしい。

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野に咲く花の如く−NOTHLAND-ART-STUDIOさんよりお借りしました。

☆ 哀悼の想いを、従兄弟の家族に捧げます。
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2008/4/24

歌姫  ドラマ

2007年秋からTBS系で放送されたドラマ「歌姫」

友人からの熱心なお勧めを受け、DVDになるのを楽しみに待っていたものです。
08年3月26日発売。早速レンタル店へ。。しかし貸し出し中。他の2店にもなく、
その後、いつも行く店でたびたびチェック。
やっと19日土曜日の夕方、全巻返却してあるのを発見。20日、21日と3日間で6巻、11話を見終わる。

さすがに、良くできた脚本、サタケミキオ(宅間孝行)まだ30代の人なのに、映画に精通していて、あちこちに仕掛けがあり、ポスターにも意味があり、小さな遊び心もたっぷりあって、笑って泣かせる。おかしさと誠実な深さ。第1巻と第6巻は2回見ました。

友人が思わず、高価なDVDを発売と同時に買ってしまった気持ちが分かりました。

内容を書くと、まだご覧になってない方に申し訳ないので省略しますが、丁寧に描かれた映画を見ているような気持ちにもさせられました。すべてのストーリーに無駄がない。
さりげなく反戦も語り、人情味溢れる土佐清水の町。
土地の言葉がいきいきと、東北弁も味があり、私もDVDを買ってしまうかもしれません。
ひさびさにグッときたドラマでした。

長瀬智也、小池栄子、相武紗季
トキオの主題歌「青春」もいいし、エリック・クラプトンの「チェンジ・ザ・ワールド」が流れるタイミングの憎いまでの良さ。

あなたは、もうご覧になりましたか。

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エゾノリューキンカ(巡りくるものへ)NORTHLAND-ART-STUDIOさんからお借りしました。
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2008/4/17

宝塚エデンの園  

知人のお母様が88歳でお亡くなりになって、感謝の会が行われた。

宝塚エデンの園というのは、静岡の三方原にある聖隷病院(長谷川保氏がクリスチャン精神で建てられた病院−聖なる奴隷という意味)系列の施設です。
27年くらい前に、マンション型老人施設の先駆けとして建てられたもので、高級なところだとは聞いていたが、初めて訪問した。
クラシックな椅子やテーブルが置いてある広いホールを通り、ふかふかの絨毯に足をとられそうになりながら、ホテルのフロントのような綜合受付で、7階のスカイホールだと場所を確認。

あちこちにエレベーターがある中から、3号のエレベーターに乗り7階へ。
スカイホールという名にふさわりい眺め。
山の上にあるので、右に山が迫り(桜がみごとだったようです。山裾のほうにはわずかに紅い樹が)、
左下に街並みが見え(どんなに夜景がきれいだろうと思われる)、
その先には遠く大阪の山が見える。(あの山は奈良との境です、今日は稜線がよく見えます)
その上に空が広がる(今日はあいにく曇った空)。



神戸アドベンチスト病院のチャプレン(病院付き牧師)のY先生のお祈り。会衆一同で讃美歌「ここは神の」、Y先生のメッセージ。娘である知人が思い出を語り、また一同で讃美歌「行くみちに」を歌う。エデンの園の園長と故人の友人が思い出を語る。讃美歌「神ともにいまして」を一同で歌う。お祈りをY牧師。故人の甥が挨拶をする。

このような流れで、感謝にあふれたものでした。
いよいよ献花(故人の遺影に花を手向ける)になったとき、隣りの入居者らしいご婦人が私に「牧師さんは日本語がお上手ですね」とおっしゃる。????。牧師は日本人なのに。。。。
ご婦人は外人かと思われたらしい。遠くのY牧師を見る。そういわれて見れば、色が白く、鼻筋の通ったハンサムな40代の牧師は、外人らしくも見える。
ご婦人はY牧師のお話がとても良かった、あのような内容はなかなか語れないと、しきりに感心しておられる。
よく聞けば彼女はカトリックの信者さんだそうだ。しかし亡くなったご主人は3代続いたプロテスタントの家系。しかも何と私のSDA西宮教会に近い大学の教会だとか。

感謝の会が終わって、知人とその息子さんに挨拶して、そのご婦人と話していると、私と同じ教会のK夫人がいらした。ご婦人と家が近いらしいと話していたら、何と大学の教会のK夫人の友人を、そのご婦人もよくご存じだと分かり、お二人のお話も弾む。

私はこのすばらしい眺めがまた見たくて、そのご婦人のお名前をお聞きし、再訪問するお約束をした。エデンの園には、プールも大浴場もあり、図書館や、趣味の部屋、囲碁の部屋、喫茶室、食堂、病院などがあり、1つのコミューンのようなところ。
駅からバスも通っていて、街にも出られる。
優雅な、まさにエデンの園でありました。

1階へ7号エレベーターで降りていくと、何だか夢のような美しいものが展示してある。ジュエリー・エッグをご存じでしょうか。本物の卵の殻を使って、きれいな、きれいな可愛い飾りがいっぱい。
おひな様、キリスト誕生の場面、天使がついているもの、オルゴールになっていたり、灯りがつくようになっていたり、、、(うまく説明できないのがもどかしいです)
そして黄色いカーディガンを羽織った制作者の上品な婦人がいろいろ説明してくださる。
何とその方も感謝の会にいらしていた、故人の隣りの部屋にお住まいの方。
1981年ごろから、アメリカから材料を取り寄せて姉妹で作っておられたのだという。原宿、芦屋、神戸、西宮などで展示会もなさり、教えておられたそうだ。。。私の知らない世界が、そこに広がっている。。

知人のお母様は、北海道積丹半島のお生まれ。日赤の看護婦として戦争中は従軍看護婦をなさり、横浜に住み、病院船から降りてくる制服姿がとても格好良かったと甥御さんが語る。
亡き伯母はカトリック信者だったので、教会へも連れられていったけれど、レースのヴェールを被って祈る姿も美しかった、とか。
一本筋の通った生き方を貫いておられたようだ。
「親切には感謝するが、甘えない」というのがモットーだったそうです。

「宗教は生き方だから」という言葉も心に残った。



今日は、地上のエデンの園に行けて、別の世界を見せていただきました。

でも天のエデンの園は、もっと、もっとすばらしくて、誰でも入れるところ。
お金持ちでなくても、イエス様が大好きだったら、誰でも行けるところ。
だから、ご安心くださいね。

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琵琶湖−多賀神社のしだれ桜−次男の嫁の会のDさんよりお借りしました。
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2008/4/14

オリバー・ツイスト  ドラマ

ディケンズのオリバー・ツイストは、結構分厚い本だったような気がする。
そして手に取ることがなかった本。
でも名作であるということは知っていたので、この際、そのストーリーを知るべく、
DVDを借りてきた。2006年の最新版。

孤児のオリバーが19世紀のロンドンで、どうなっていくのだろう。
ということも気になったけれど、
その映像の美しさ。まるで絵画を見ているような田園風景に驚いた。
セザンヌかシスレーか・・・

イギリス映画は古い建物を使って撮影することが多く、
その歴史の重厚感が、物語に深みを与える。
建物、人の往来、たくさんの場面がそのまま絵画になった。

フェイギン役のベン・キングスレーは、名優だそうだが、本人とは全然分からない特殊メイキャップでその存在感を示す。

そうか、こういうお話だったのか、と納得したけれど、
後で、監督が「戦場のピアニスト」の名匠ポランスキーであることを知って、
さすがだと思った。

彼はこの映画を作るにあったって、ドイツ人の画家の描いたイギリスの風景画(イラスト)を参考にしたそうだ。やはり、絵画を見せるようにという意図をもって作られていたのだった。

ふと、京都や、奈良の古い建築物や、自然を使って、日本ならではの映画は、作られているのだろうか?と思った。

あまり日本映画は見ていないので、全然思いつかない。
どなたか、ご存じないでしょうか?

ただ、友人に教えてもらった、「阿弥陀堂だより」は、信州の自然、その四季を堪能し、風の音、雲の流れ、山の木々、川のせせらぎ、それだけで充分。音楽もいらないほどだったことを思い出した。

一つの世界を作り出す映画。

(淀川長治さんのあの笑顔が浮かんでくる。
彼は生涯を映画に生きた人でした。)

絵画のような美しい日本映画。
残忍な場面のない、心がほっこりする映画を見たいです。

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光りをのせた、忘れな草−NORTHLAND-ART-STUDIOさんからお借りしました。
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