タイトルのとおり、雲海に悩まされる(?)季節になってきました。
ただ見るだけだったら綺麗でいいのですが、谷が雲で完全に蓋をされているような状態・・・フライトはできません、仕事できないのです。。。
パラグライダーは雲中飛行禁止なのはもちろんなのですが、どれだけ危ないかはやったことがある人ならわかるでしょう・・・自分はできるならやりたくありません。(笑)パイロットでない人でも、スキー等の雪山でホワイトアウトしたことがある人なら感じはわかると思います。(目をつぶってでも滑れるくらい良く知ったゲレンデでも全く訳わからないところに滑り込んでいたりしますからね。笑)
しかし、GPSを持って、しかも街の中でなく周りに建物等が全く無い湖の横のランディング(Lehn)にランディングするのであれば実際は問題ないと言えばないのかもしれないですが・・・
雲がぶ厚かったりするとあまり気分は良くないし、写真のように雲海が低くしかも雲底が地上に近いといくらGPSを持っていてもリスクは大きいですね。雲海抜けたらすぐに地面・・・全く見当違いの所に抜けてしまったら大変ですから・・・
ただ、このブログにも何回も書いていると思いますが、雲海に穴ができたり消え始めたりしてすぐにテイクオフし、雲海の上を飛ぶのは本当に気分がいいものです。
いつもはお客さん用の写真を撮るのに忙しくて全く撮れずにいたのですが、かなり大急ぎで自分も小さなカメラで初めて雲海の上と下を同時に撮ることができました。。。写真だとわかりづらくて残念なのですが、ちょうど雲の高さの所で同時に見る雲海の上と下・・・なかなか面白いんですよ。
今日もそうだったのですが(午前中の一本だけ。)、雲海が完全にインターラーケンを覆うことが多くなるこの時期は雲がなかなか入っていかない(高さによりますが・・・)ミューレンに飛びに行くことも結構あります
今日のような日、しかも週末だと今の時期のミューレンは最高に混みあいます。
今日もスイス中から(ちょとと言いすぎか?笑)スクール、アクロパイロット・・・等々、トータルでは100人近くいたのではないでしょうか・・・あんなに小さなテイクオフなのに。(笑)ゴンドラで山に上がる時は大会か何か大きなイベントでも?と思いましたよ。
今日なんかはシュテッヘルベルグのランディングにいたら、一日中本当に途切れることなくパラグライダーが飛んでいるのを見ることができたでしょう。
あ、あとパラグライダーパイロットの方々へミューレンを飛ぶ時の重要な注意事項を。
ミューレンの村のすぐ下の崖の所、近くを飛ぶと迫力あって面白い所なのですが、最近はゴンドラのザイルから最初の滝までは崖沿いのフライトは禁止になりました!(期間、時間の制限です。)
ベースジャンパーが上から降ってくるからです。(笑)
かなり便利な場所にベースジャンプ用のランチャーができましたから。(フラング・スーツのレースもここからでした。)かなりの数のジャンプポイントがラウターブルンネンの谷にはあるのですが、どこもゴンドラ等で山に上がってからかなりの時間歩かなくてはいけなかったのですが、ここは5分ですからかなり便利なのです。
自分は全く忘れていて怒られました・・・(笑)でも、ホントにヤバイですよ!
今日も結構な数のベースジャンパーがいたので、ランディングした後からゾッとしました。。。
気をつけないと・・・
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