前回、今シーズン最後のスキー・・・かも?? ということを書きました。
そして、今日は今シーズン(最初で)最後のスピード・フライングでちょっと遊んできました。。。
仕事はもちろんあったのですが、同僚のWicki弟と午前中だけ休みを取り、前回写真を載せたBirgから4本ほどライディングしてきました。
しばらく間があいていたし、ここ最近はスピード・フライングの事故が多発していたし・・・などで、最初の一本目は久々に緊張しましたね。大丈夫かなぁ・・・なんて。。。(笑)
でも、スタートしてすぐに崖をダイブしていったら(大したことないですけど・・・笑)全て思い出しました。
やっぱり面白かったです!!時々はやらないといけないですね。(笑)
実は・・・朝一で山に上がってみると、10cm位だけですけどかなりいい感じの新雪パウダーで、かなり気持ちよく滑れそうなコンディションだったので、最初はちょっとだけ「スキーにしておけばよかった・・・」なんて後悔したりしてたんですけど。。。(笑)
今週からシルトホルンのスキー場は一番上以外のゲレンデはオフィシャルでクローズとなったので、ゴンドラ駅の目の前までスキーのコースを飛んで(ほとんど滑ってですけど。)いけるのでいい練習にもなりました。(あまり広くないコースでまわりに木があって、曲がりくねっていて、さらに雪もまばらなので・・・)
しかし、Wicki弟は凄かったですね。前よりも更に進化していました。。。
スピードはもちろんなのですが、テクニック的にも以前とは比べ物になりませんでした。さすがはまっているだけのことはあります。(笑)
彼は兄と共に、スイス選手権はもちろん、その後3月に立て続けに行われていたフランス、ドイツ、オーストリア、イタリア等でのレースにほぼ皆勤賞で参加し、スイス選手権こそ失敗して4位でしたが、その後は優勝2回、2位1回(数が合わないですね・・・どれかは不参加だったか。。。笑)と、素晴らしい成績を収めています。彼が勝っていないレースは兄が優勝・・・と、考えてみたら全てのレースでWicki兄弟で全てさらっていっています。
スピード・フライングでの事故が多発した昨年の秋過ぎから、スピード・フライングに関してはいろいろと議論がされてきました。
(保険に関しても、確かリスクスポーツ(ベースジャンプ等々)のカテゴリーに入ってしまったと思います。)
存続が危ぶまれ、実際、スイス選手権も開催を中止するか・・・くらいまで話は進みました。(スイス選手権は開催されましたが、本選の前に予選をやって、ちゃんと大会に出場出来るレベルがあるパイロット(ライダー)かどうかを見るということにしました。)
そして、11u以下または翼面荷重8kg/u以上のグライダーでのライディングは最低2年以上の経験が必要・・・というルールのようなものも出来ました。(自己申告のレベルではありますけど・・・)
一般の人にまで「危険なスポーツ」と、思い始められてしまっているスピード・フライングの現状なのですが、なんとかここで踏みとどまってもらいたいものです。
確かにパラグライダーのように誰でも・・・という訳にはいかないかもしれないですけど、個人的には言うほど危険だとは思ってはいません。
(他の連中のを見ていて紙一重だな・・・と、思うことはありますけど。。。笑)
それとも、そう思っているのが一番危ないのか・・・??
自分の(グライダーの)限界を知って、無理をしなければ問題ないんでしょうけど・・・それが一番難しいんですよね。
アドレナリン系(?)のスポーツはそれが一番怖い所です。(スピード・フライングがそれかはわからないです。どうなんでしょう?)
自分だってどうなるかわからないですから。
でも、今のところ歳とともに少々チキンになりつつある傾向なので、あまり無理も出来ない感じです。。。(笑)
それじゃあ寂いしいので、それじゃあダメだと言い聞かせてもいるんですけど・・・

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