今日送られてきた「SWISS GLIDER」(SHVの発行する雑誌)を読んでいると、8月下旬に行われたスイス選手権のレポートがありました。
その中の記事の中に、今回参加した選手の中で21歳以下の選手達が、将来スイスコンペ界を引っ張っていくであろう(?)パイロットということで軽く紹介されていました。
何人いたと思いますか???
7人もいました!!
一人はすでにトップクラスに定着していて、ヨーロッパ選手権ではナショナルチームの一員として飛んでいたミハエル・シーゲル君(以前なんかのときに書きましたね。)
アドバンス・チームです。。。
彼が21歳で、彼の名前も入れたかったから無理やりU21という書き出しにしたと思われ(笑)、他の6人は全て10代でした。
もちろんC・マウラーの弟もいます。(彼も名前はミハエルです)彼が18歳。。。最近アクロもガンガンです。。。まぁ、もうちょっとしたら日本でも名前を聞くことになるでしょう。
そして、女の子が一人入っているのですが、彼女はなんと17歳・・・!!
スイス選手権史上最年少の参加者ということでした。(そりゃそうでしょう。笑)
今回は女子4位に入っていました。。。彼女はシーゲル一家の一員で、この大会でシーゲル一家は父も含め家族でエントリーでした。(母は抜きで・・・)お父さんは昔、スイス選手権での優勝経験もあるパラグライダー一家なのです。。。
30歳前後ですでにベテランという世代になってしまうスイスのコンペ界・・・
PWCの総合チャンピオンになったアンディ・アエビはまだ20代半ば・・・最終戦で勝ったステファン・シュモッカーも20代前半・・・
ベテラン世代もまだまだモチベーションの高いのがいっぱいいるし、若い有望なパイロットが次から次へと湧き出てくるし・・・
今年はフランスがかなり頑張っていましたが、ちょっとしたら(もう来シーズンからかな?)スイスがまたトップの座を奪い返し、スイス時代を作っていくことはほぼ間違いないでしょう。。。
日本がどんな状況かはたまにスイスに飛びに来たパイロットの人たちに聞く程度しかわかりませんが、パラグライダーを取り巻く環境は厳しいようですね。
とてもじゃないけれど若い人たちが気軽に始められるような感じではないと聞いています。
やっぱりスイス(ヨーロッパ)とは環境の違いが大きすぎるようですね。
でも、環境の違いだけで片付けてしまうのはなかなか残念なことですが・・・
(もちろん努力している人たちはいるのも知っています。)
何かいい方法はないものですかね???(笑)

0