1841年現在の佐野市小中町生まれ。
明治時代の反骨の郷土の偉人。
1913年に生涯を閉じるまで、足尾鉱毒事件の解決に奔走した人物。
彼の半生を描くドキュメンタリー映画を栃木県藤岡町文化会館で
当日券1500円で観てきました。
流行の映画、「眉山」や、ジョニーデップの海賊映画じゃないから、
感想書いちゃいます。
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「田中正造」は、郷土の偉人であり、
確か小学校3年生の社会科教科書「私たちの佐野市」で詳しく勉強した。
高校の時もバスに乗って、歴史的な場所を見学した。
彼の本葬が行われた、今の佐野厄除け大師は家の近所
彼のお墓で子供の頃遊んだ。
この写真のお墓の前に石川啄木の詩の碑がある。
彼の反骨精神は当時の文化人の心を捉えたようだ。
今日の映画で、勝海舟も正造の行動に注目していたようなシーンがあった。
しかし、地元の人間で、我が家は田中正造とゆかりがあり
いろいろ知ってるので、この映画はイマイチだった。
彼の情熱が伝わらない映画だった。
個人的には上映前の町長の長い演説でテンションが下がった。
もっと、今起こってる政府の不当な弾圧に置き換えて、
正造の思想や情熱を伝える映画を、あんな公民館みたいところでやらないで、
有志が集まる地下集会みたいな形でやるべきだ。
彼は、戦前、「国賊」あつかいだったのだから!
将来的に僕なりの言葉や歌や、文章で僕の感じる田中正造を表現したいし、
これからも勉強していきたい。
きっと、今、彼の魂は沖縄普天間基地移転で怒ってるに違いない。
なぜ、新聞は報じない。国民は怒らない!
追記 いつか、泉谷しげるに田中正造を演じてもらいたい!


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