昨夜、前橋ガーシャでの遠藤ミチロウ氏のライブに行ってきた。
知る人ぞ知る、伝説のパンクバンド「スターリン」
のボーカル、遠藤ミチロウ。
僕は24年ぶりに彼のステージを体験した。
24年前まだ学生だった頃、佐野にスターリンは、やって来た。
当時の佐野駅前にスワンソングと言うレンタルレコード店があり、
ライブの告知ポスターが店に張ってあり知り、ライブに行った。
24年前のライブなのに、鮮明に記憶に残る最低のライブだった。
その24年前の記憶は、地元の前座バンドの演奏が終わり、スターリンの登場。
噂通り、グルービーらしき追っかけガールがミチロウとの距離数十センチ。
しかし、暴走族風の客が数人来ていて、ギターかベースと演奏中にらみ合い。
ライブ開始後すぐそんな状況で、数曲やっただろうか、
その客数人とスターリンで取っ組み合いの大ゲンカが始まった。
ライブが終わった。
・・・・・・・
そして24年後の昨日、前橋の小さなライブハウスの一番前の席で、
落ち着いて静かに椅子に座って、ドリンクを飲みながら、
56歳の遠藤ミチロウ氏のライブを堪能した。
立って騒ぎたかったよ。
ご機嫌なドラムの助っ人も入って、大好きなドアーズの
"Hello,I love you" のカバーなんかもやってくれたよ。
一緒にステージで歌いたかったよ!
芸能人として万人の前で唄を歌う上で、かなりの制限を受けていると思う。
歌詞にステージパフォーマンスに・・・。
もしかしたら自分のやっている事は、
バカバカしいと思ってるかもしれないと思っても、
彼の仕事は歌手、語りべ。
僕の中で、伝説のパンクバンドのボーカル、
ミチロウのイメージは、いい意味で昨夜壊れた。
ブログ仲間、足利みちろう氏の計らいで、こんな写真まで撮ってくれて、
CD買ったら、サインまでしてもらって。
スターリンのミチロウは「過去の人」かもしれないが、
僕の好きなタイプの歌手、自分の手本になるスタイル。
彼の本当に言いたい事は、まだ言っていない。
”おいらは悲しい日本人” STOP JAP より

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