Pi4非対応QUATTROケースにPi4を入れてみました。
私が所有しているQUATTROケースはPi4非対応です。
今後対応したものが発売されるかもしれませんが、
持っているものを有効活用するために、
追加工してPi4を入れました。
まとめ
・大小合わせて6箇所追加工をすれば入れることができます。
・追加工箇所の外観は・・・気にしなければOK
・追加工箇所を目立たなくするには、薄板を加工して
貼り付ける等の検討が必要です。
・バリバリ使うには排熱対策が必要と思います。
今後の計画(時期は未定)
トップカバー裏にノートPC用のファンを取り付けたいと
考えています。(Raspi3とTinkerBoardで実績あり)
QUATTROケースの外観
正面

写真は放熱のため付属スペーサを取り付け、
トップカバーを高くして熱気出口を開けています。
下に付いているのはVESA規格モニタ裏取り付け用
トップカバーの裏側
スペーサーをタッピングビスで四隅に取り付けます。
タッピングビスは別途購入 秋月電子で購入しました。

説明のため1個外してみました。
スペーサを取り付けた状態です。
左側面
後面
右側面
上面
底面
QUATTROケース(QUATTRO Case)について
ネット検索してみてください。
私はKSYで購入しました。価格は1,430円で
色は5タイプの中から選べます。
次に、追加工が必要な箇所を紹介します。
6箇所(@〜E)
@裏ぶた部分の下からPi4基板を支える部分に加工が
必要でした。
加工前
加工後

基板裏面の突起と干渉する箇所を削ります。
(Raspberry Pi3から4で変更された箇所が干渉)
AマイクロHDMIジャック周りを大きく削ります。
BUSB-Cジャック周りを削って拡大します
C3.5mmジャック周りはわずかにずれていて削らないと
入りません。
加工前
加工後
拡大図(削り方汚いですがお許しください。)
DLAN、USBジャック周りパネルの加工
加工後写真のように、穴が本体につながっている部分を
ニッパ等で切り取って、凸部やバリをヤスリで平坦に
仕上げます。
穴左側は切り取ったあとさらに1mmぐらい削ります。
削らないとUSBジャックが干渉します。
加工前
加工後

パネルを縁の部分で切り取ることができれば
裏返せばピッタリ合うのかもしれません。
加工後拡大

やっぱりパネルが欲しくなりますね。
ヒートシンクを貼り付けて

ヒートシンクはKSYで購入しました。
ヒートシンク 40x30x6 熱伝テープ付 for Pi [RASSTCL4016TP]
Raspberry Pi 4 Bシリーズ用の大型ヒートシンク 550円
今後の計画
電源追加と冷却の改善を計画していますので、
出来上がったらご紹介したいと思います。
2020.05.21
夏に向けて気温上昇で排熱対策が必要と思います。
今日のCPU温度52℃ CPU負荷10%以下室温23℃にて

0