2019/7/5
電圧ロガーの使い方編
まとめ
ボード外観と、それぞれの端子の説明。
動かす準備をしましょう。
@スケッチ編集と書き込み
Aテストのための結線をします。
動かして記録されたデータを見てみます。
ボードの説明
電源DCジャック
DCジャックにACアダプタ等で電源を供給します。
グレー色電源ジャンパーの時、供給電圧9〜12Vです。
下画像24Vのときのジャンパー(供給電圧範囲17〜26V)

ジャックのセンターがプラスのタイプで、
電流容量0.5A程度あれば十分と思います。

測定入力
ターミナルブロックには測定入力0〜3と、
電源供給端子、GNDがあります。
電源供給端子にはDCジャック電圧が
そのまま供給されます。
タイミング入力
・入力1はGPIO2につながります。
・入力2はT0(ESPのアナログ入力)につながります。
どちらもホトカプラを経由して接続されているので
DC24V入力できます。
T0はデジタル入力として使うことを目的にしています。
DC12〜24Vで動くと思います。
オープンコレクタ出力
出力(上)ホトカプラ経由でGPIO16につながります。
出力(下)ホトカプラ経由で・・・予備です現在無接続
USB micro-Bコネクタ
スケッチを書き込む時USBケーブルでパソコンと接続します。
動かす準備をしましょう。
電源はACアダプタを使ってください。
USBケーブルだけではADCへ電源供給されません。
スケッチを編集し書き込む
espwifidatarecwithtrigger.zipをダウンロードして展開
(タイミング信号で記録する。信号10回で1回記録)
スケッチ修正と書き込み手順をざっくり説明
1.スケッチを開いてWiFiとネットワークアドレス設定をします。
(SSID,PASSWORD,IP,gatewey,subnet,dns)
2.DCプラグをジャックに挿してACアダプタを
コンセントに挿します。USBケーブルでPCへ接続します。
3.Arduino IDEの事前設定についてはソフト編を見てください)
事前の設定は済ませておいてください。
(追加のボードマネージャURLを入力して、
ボードのインストールと、必要ライブラリのインストール等)
4.ボードの設定確認
ツール→ボード→Generic ESP8266 module
5.シリアルポートの設定確認
ツール→シリアルポート→/dev/ttyUSB0(例)
6.書き込みモード移行操作
ESPモジュールPGM押しながらRST押して離す。
7.Arduino IDEから書き込み操作をする。
「書き込みが完了」で終了。
8.ESPモジュールのRSTを押し、シリアルモニタで挙動を観察
OLEDディスプレイにIPアドレス表示されたらWiFi接続成功
テストのための結線をします。
Arduino UNOを使ってArduinoのデジタルIO13信号を、
ホトカプラを介してタイミング入力へ入れます。
全体図

Arduino UNOの接続
黒2本GND,赤デジタルIO13,白3.3Vもしくは5V(被測定電圧源)

ブレッドボード上部品レイアウトと接続

ロガーの接続

テストのための部品は、ホトカプラTLP371,抵抗510Ωと
ジャンパーワイヤーを用意して、
接続はつぎのようにしてください。
Arduino デジタルIO13(赤)→510Ω→TLP371の1pin
Arduino GND(黒)→TLP371の2pin
Arduino GND(黒)→分岐1(黒)→ロガーGND
分岐2(黒)→TLP371の4pin
Arduino 3.3V(白)→中継(白)→ロガー入力0
TLP371の5pin(黒)→タイミング入力マイナス(-)
ロガーのセンサ電源(赤)→中継(赤)→タイミング入力プラス(+)
接続をもう一度確認してください。
テストします
ロガーに電源供給し、Arduino UNOをパソコンに接続
スケッチ「Blink」を書き込みます。
LED点滅でタイミング信号が入力され、
10回点滅で1回データが記録されます。
ロガー入力、Arduino側白は3.3V接続されているので
ログデータは約3300(mV)になっていると思います。
入力は5Vを超えないように注意してください。
データはシリアルモニタにも表示されます。
電圧変化を繰り返し測定する仕様なので、
25個のデータが並んでいると思います。
ロガーデータを見るには
電圧ロガーと同じネットワークに接続された
PCでWebブラウザを起動して、
IPアドレス/西暦月日.csvと入力してページを
表示させてみます。
例192.168.100.101/20190701.csv

開いたページでキーボードから Ctrl+S で
ダイアログ表示して保存します。(Chromiumにて)
マウス右クリックで名前をつけて保存とか
ブラウザによって操作が異なるかもしれません。
ファイルを表計算ソフトで見る
保存したファイルを表計算ソフトで開いてみてください。

データ利用方法については、データベースへ
読み込む等を考えていく必要がありそうですが・・・
学習をすすめます。
参考
Arduino UNOでタイミング信号とPWMで
疑似アナログ信号を生成してテストすることが出来ます。
コンデンサと抵抗で積分回路を作ってPWMをアナログに近づける。

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まとめ
ボード外観と、それぞれの端子の説明。
動かす準備をしましょう。
@スケッチ編集と書き込み
Aテストのための結線をします。
動かして記録されたデータを見てみます。
ボードの説明
電源DCジャック
DCジャックにACアダプタ等で電源を供給します。
グレー色電源ジャンパーの時、供給電圧9〜12Vです。
下画像24Vのときのジャンパー(供給電圧範囲17〜26V)

ジャックのセンターがプラスのタイプで、
電流容量0.5A程度あれば十分と思います。

測定入力
ターミナルブロックには測定入力0〜3と、
電源供給端子、GNDがあります。
電源供給端子にはDCジャック電圧が
そのまま供給されます。
タイミング入力
・入力1はGPIO2につながります。
・入力2はT0(ESPのアナログ入力)につながります。
どちらもホトカプラを経由して接続されているので
DC24V入力できます。
T0はデジタル入力として使うことを目的にしています。
DC12〜24Vで動くと思います。
オープンコレクタ出力
出力(上)ホトカプラ経由でGPIO16につながります。
出力(下)ホトカプラ経由で・・・予備です現在無接続
USB micro-Bコネクタ
スケッチを書き込む時USBケーブルでパソコンと接続します。
動かす準備をしましょう。
電源はACアダプタを使ってください。
USBケーブルだけではADCへ電源供給されません。
スケッチを編集し書き込む
espwifidatarecwithtrigger.zipをダウンロードして展開
(タイミング信号で記録する。信号10回で1回記録)
スケッチ修正と書き込み手順をざっくり説明
1.スケッチを開いてWiFiとネットワークアドレス設定をします。
(SSID,PASSWORD,IP,gatewey,subnet,dns)
2.DCプラグをジャックに挿してACアダプタを
コンセントに挿します。USBケーブルでPCへ接続します。
3.Arduino IDEの事前設定についてはソフト編を見てください)
事前の設定は済ませておいてください。
(追加のボードマネージャURLを入力して、
ボードのインストールと、必要ライブラリのインストール等)
4.ボードの設定確認
ツール→ボード→Generic ESP8266 module
5.シリアルポートの設定確認
ツール→シリアルポート→/dev/ttyUSB0(例)
6.書き込みモード移行操作
ESPモジュールPGM押しながらRST押して離す。
7.Arduino IDEから書き込み操作をする。
「書き込みが完了」で終了。
8.ESPモジュールのRSTを押し、シリアルモニタで挙動を観察
OLEDディスプレイにIPアドレス表示されたらWiFi接続成功
テストのための結線をします。
Arduino UNOを使ってArduinoのデジタルIO13信号を、
ホトカプラを介してタイミング入力へ入れます。
全体図

Arduino UNOの接続
黒2本GND,赤デジタルIO13,白3.3Vもしくは5V(被測定電圧源)

ブレッドボード上部品レイアウトと接続

ロガーの接続

テストのための部品は、ホトカプラTLP371,抵抗510Ωと
ジャンパーワイヤーを用意して、
接続はつぎのようにしてください。
Arduino デジタルIO13(赤)→510Ω→TLP371の1pin
Arduino GND(黒)→TLP371の2pin
Arduino GND(黒)→分岐1(黒)→ロガーGND
分岐2(黒)→TLP371の4pin
Arduino 3.3V(白)→中継(白)→ロガー入力0
TLP371の5pin(黒)→タイミング入力マイナス(-)
ロガーのセンサ電源(赤)→中継(赤)→タイミング入力プラス(+)
接続をもう一度確認してください。
テストします
ロガーに電源供給し、Arduino UNOをパソコンに接続
スケッチ「Blink」を書き込みます。
LED点滅でタイミング信号が入力され、
10回点滅で1回データが記録されます。
ロガー入力、Arduino側白は3.3V接続されているので
ログデータは約3300(mV)になっていると思います。
入力は5Vを超えないように注意してください。
データはシリアルモニタにも表示されます。
電圧変化を繰り返し測定する仕様なので、
25個のデータが並んでいると思います。
ロガーデータを見るには
電圧ロガーと同じネットワークに接続された
PCでWebブラウザを起動して、
IPアドレス/西暦月日.csvと入力してページを
表示させてみます。
例192.168.100.101/20190701.csv

開いたページでキーボードから Ctrl+S で
ダイアログ表示して保存します。(Chromiumにて)
マウス右クリックで名前をつけて保存とか
ブラウザによって操作が異なるかもしれません。
ファイルを表計算ソフトで見る
保存したファイルを表計算ソフトで開いてみてください。

データ利用方法については、データベースへ
読み込む等を考えていく必要がありそうですが・・・
学習をすすめます。
参考
Arduino UNOでタイミング信号とPWMで
疑似アナログ信号を生成してテストすることが出来ます。
コンデンサと抵抗で積分回路を作ってPWMをアナログに近づける。


投稿者:田舎人