2015/12/31  19:21 | 投稿者: masuko

 面白かった。村田喜代子さんの本を初めて読んだ。

 たたみの 上では しにませぬ あたいは なみの上で しにまする 硫黄島から熊本の廓に売られてきた海女の娘イチ。廓の学校『女紅場』に通いながら、一人前の娼妓となっていくイチが眼の当たりにする女たちの悲哀。赤ん坊を産んだ紫花魁。廓から逃亡したナズナ。しかし明治の改革は廓にも及び、ついに娼妓たちがストライキを引き起こす。苦界に生きる女のさまざまな生を描く連作短編集。

 遊女達の日常があまりにも切なくて・・・イチが字をだんだんに覚え、たどたどしく書く日記がこの話を面白くしているんだろうなあ。

 娼妓たちのストライキって?? 東雲節(ストライキ節とも)という歌まであるらしいが、このお話のように熊本の廓で実際ストライキがあったかどうかは定かではないみたい。

 ただ、全国で廓にもいろいろなことはあったんだね。この本は明治が設定で、こっちは大正かな。こんな本もあるとな。「遊廓のストライキ 女性たちの二十世紀・序説 新装版」

 イチが月経血をコントロールする方法を教えてもらい練習する件がかわいらしい。昔の女性はみんなできたんだろうな。

 福沢諭吉のことがくそみそに扱われている。ちょうど、先週の朝の連ドラで武田鉄矢の諭吉がでてきたばかりだったから武田鉄矢の顔が浮かんで来ちゃって。諭吉の新女大学の中で廓の女を賤しい女輩、人外と論じているところあたりをイチたちに女紅場で文字等を教える元旗本の奥様で明治維新のどたばたで身を売るしかなかった先生がばっさばっさと切り捨てていくあたりが小気味よい。

 村田さんの他の本も読んでみよう。

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2015/12/29  11:58 | 投稿者: masuko

 今年最後かな。もう一冊読めるかな。関西旅行の間は今回は本は持って行かなかったんで久しぶりの読書。
 友人のTwitterで女優の杏が宇江佐真理さんの大ファンでお薦めの本がこれということを知った。週刊誌情報とのこと。数日後、美容院に行ったときに同じ記事を読んだ。宇江佐さんの書いたものをドラマ化した番組に出ていたわけでもないのに、葬儀に花を東出杏の名前で出したこと、大ファンですべて読んでいること・・・などが書かれていた。歴女だからね。杏は。

 で、お薦め本を読んでみた。確かに。面白い。ちょっと他のものと雰囲気が違うように思った。

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 朝日新聞で『宇江佐真理さんの遺作「うめ婆行状記」、新年から連載 1月12日スタート宇江佐さんが、11月に乳がんで亡くなる直前まで書き続けた遺作です。 「うめ婆行状記」では、五十路(いそじ)に近づいた「うめ」の夫亡き後の第二の人生を、喜怒哀楽もにぎやかに描きます。挿絵は「髪結い伊三次」も担当した安里(あり)英晴さんです。これまでの連載小説とは違う大型で、3月中旬まで原則として月曜日から金曜日に掲載します。 』だそうだ。
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2015/12/7  23:29 | 投稿者: masuko

日本橋堀留町の会所の管理人・又兵衛とおいせの元へ持ち込まれる、町内の親子・夫婦・兄弟など人間模様をほのぼのと描く、「ほら吹き茂平」に続く、「なくて七癖あって四十八癖」シリーズの第2弾

 新幹線の移動中には読みやすい本がいいなと借りてきた。

 現代の自分の周りにもありそうな人間関係をほのぼのと時代小説の設定で書くのが巧いね。

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2015/12/2  20:00 | 投稿者: masuko

 出た出た!って喜んで、すぐに図書館で予約して・・・早く順番がまわってこないかなって思っていたら・・・・

 あーこの続きはもうないのかあって寂しくて。茜と伊予太はどうなるのかとっても気になるけれど、気にしたところでどうしようもない。

 自分が贔屓にしていて、次の発刊をいつも楽しみにしている・・・っていう作家さんが亡くなるっていうのは初めての経験でちょっとうろたえ気味。

 通常の小説だと、登場人物のその後ってそうは気にならないのにね。シリーズものだしね。作家さん自身が「完」にしてないとね。

 宇江佐真理さんは、闘病中、どんな風に伊三次達のことを思っていたかなあなんて考えたりね。

 たくさん楽しませてもらってありがとうございました。

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2015/11/30  9:56 | 投稿者: masuko

 ゆるむ・・・最近のはやり言葉だね。ゆるキャラ、ゆるゆる瞑想、ゆる体操・・・

 現代人の生き方はそれほどまでにストレスの多い緊張の連続。身体を心をどう使うかをどう休めるかを忘れてしまった。ということか。

 夜遅くまで勤務時間外の仕事をし、朝は眠い目をこじあけて満員電車に揺られて出勤する。正規の契約ではない雇用形態に未来への不安もある・・・

 加えて口にするものは添加物だらけのコンビニ弁当、きれいな空気をすったり木々や空の青さ、自然の風にあたることもなく、エアコンの人工的な室温からくる冷えやのぼせに苦しむ。

 そして、心身共に緊張し疲れていることに気が付かない。

 まあ、他人事ではなく、自分の仕事時代のことを考えてみると、それほどの勤務時間外をしたわけではないけれど、まあそこそこにはしたし、職場の人間関係その他にそこそこのストレスを感じていたし、家庭の家事との両立をかなりの割合で放棄して気にしないでいたものの、多少のうしろめたさは感じていたし・・・まあ、うまく緊張をほどけずストレスを解消できないでいる自分に気が付かない・・・時もあったのではないだろうか。

 さて、前置きが長くなった。この本はずいぶん前に読了している。どういうわけかブログネタにするのを伸ばし伸ばししていた。

 植原紘治という人はにんげんクラブのHPで知った。「ルン・ル」というものをやる方。??おかしな紹介が書いてある。

 ルン・ルとは・・・・
『横になって植原先生の本を読む声を聞いていると、深い眠りに入ります。まったく覚えていない人もいますが、そのとき、身体中が緩んで、あなたのなかに眠っている能力が知らないうちに目覚めます。是非、体験されて、実感していただきたいです。』
かつてルン・ルを体験された船井幸雄さんはそれを1回で「これはデルタ脳波速読法だ」と見極められました。体から力が抜けて緩むと寝てしまいますから、ルン・ルは寝ながら受けていただきます。深い意識で眠ったあとは、すっきりと以前とは違った自分に変わっています。植原先生の質問タイムのお話も、毎回、すばらしいです!!


 これはいったいどういうものなんだろう、ってずっと気になっていた。その講座がある日をカレンダーにチェックしたり。でも、東京まで行って体験してくることができないでいたところ・・・

 なんとこの本が発売された。CDでその「ルン・ル」が聴けるではないか。キャッチコピーは「聴くだけで、あなたを天才にするCD付き」「サイバーリーディング『ルン・ル』で潜在能力が加速&覚醒する!」

 まあ、東京往復と講座代のことを思えばCD付き1500円は安いでしょ。

 面白い内容です。ちょっとこういう系に慣れてない方が読んだらとんでもなくてびっくりポンで信じられなくて???カモ。

 私はかなり免疫があるんで、フムフム納得、植原さんすごい、ひすこさん凄いって楽しんだ。ストレス解消どころの話じゃない。もっともっと奥のふか〜〜い話。

 そしてCD、はじめ聞いたときはなんとも異様だったけれど、なんだか聴かずにはいられなくて、一日一回以上は聴いている。聴くではなく聞くだな。なんとなく聞こえているでいいのではないかと。一生懸命聴かなくても。フフフフ・・潜在能力が覚醒するかな?天才になるかな?

 植原さん、たまに浜松でもルン・ルやっているようです。浜松まで生声を聴きに行ってみようかな。


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2015/11/24  17:42 | 投稿者: masuko

 奇才の画家・若冲が生涯挑んだものとは――

今年、生誕300年を迎え、益々注目される画人・伊藤若冲。緻密すぎる構図や大胆な題材、新たな手法で周囲を圧倒した天才は、いったい何ゆえにあれほど鮮麗で、奇抜な構図の作品を世に送り出したのか? デビュー作でいきなり中山義秀賞、次作で新田次郎賞を射止めた注目の作者・澤田瞳子は、そのバックグラウンドを残された作品と史実から丁寧に読み解いていく。
底知れぬ悩みと姿を見せぬ永遠の好敵手――当時の京の都の様子や、池大雅、円山応挙、与謝蕪村、谷文晁、市川君圭ら同時代に活躍した画師たちの生き様も交えつつ、次々に作品を生み出していった唯一無二の画師の生涯を徹底して描いた、芸術小説の白眉といえる傑作だ。


 ということで、若冲さんってどんな人だったのかなあって・・・でもあくまでも澤田 瞳子さんの想像、創造の若冲さんだよね。

 ん・・・サントリー美術館の「生誕三百年 同じ年の天才絵師 若冲と蕪村」を観たときには若冲と蕪村の交流があったという証拠はないということでしたが、このお話しでは仕方がなく会って話をする機会が一度あったということになっていましたね。

 ん・・・そうだな、澤田さんの他の本を是非読みたくなったというコメントは今回なしです。話の運びや言葉の使い方が私好みではなかった・・・みたい。まあ、賞をもらっている小説を読んでみてもいいけれどね。

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2015/11/11  22:19 | 投稿者: masuko

 アメリカ・インディアンたちの写真とともに味わう、魂に響く「知恵の言葉」 ブラック・エルクやシアトル首長の言葉、各部族の生き方の教え、聖なる歌、合衆国憲法に影響を与えたイロコイ部族連盟の法の抜粋、現代の長老たちからのメッセージなど、アメリカ先住民の色々な部族の男女が語った「知恵の言葉」110篇を収録。

 友人から貸してもらう。
 天外伺朗さんはインディアンのお祭りに参加したり長老と交流したりしている。彼らの生き方に学ぶべきことが多いということを彼の本に書いているが、その中で紹介されていたこの本を彼女は随分まえから持っていたとのこと。彼女も凄い!

 どこを読んでも、あまりにも深く、愛に満ち、純粋。まいった!!!と恐れおののいてしまう。

 哲学的で根源的で神秘的で霊的な真実の言葉が散りばめられている。

 1600年代の言葉もあれば、2000年に近いごく最近の言葉もある。

 彼らは自分の言葉でない英語、それも自分たちの文化を滅ぼしてしまった人々の言語で語っている。そしてそれをまた日本語に翻訳している。彼らが本当に語りたいこと、伝えたいことをうまく翻訳できないという難しさを中沢新一さんが憂いている。

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2015/11/4  14:01 | 投稿者: masuko

 ZEN呼吸法、呼吸アドバイザー椎名由紀さんという方の本です。

 ガンを人参リンゴジュースで治しちゃったなどで有名になっているムラキテルミさんが、ブログで紹介しているっていう情報を得て、さっそく読んでみました。先日お会いしたかくりん気功の春名さんとも椎名さんはお友達とな。

 内容は私が今もっている情報をいろいろ整理してお勧めっていうものを本にした場合とかなりダブルと思うから、すんなり納得して読めました。

 ガンは治る。ガンだけではない、頭痛も便秘症も、冷え性も、なにもかも呼吸で治る、健康になるって力強く言い切り、自分のところに呼吸を習いに来ている生徒さんたちの実話をたくさん紹介しています。

 この呼吸法は白隠禅師の「夜船閑話」を基にそれを実践し諦めていた健康を手にした筆者が現代人向けにわかりやすくメソッド化させたものとのこと。

 おっと、白隠さんだ。そうだよ、私、この白隠さんのお話し読んだよ

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 この本に書いてある内観の秘宝、軟酥の法、丹田呼吸法だよ。

 周りまわって元に戻ってきた???って感じかな。

 あれこれあれこれ聞きかじり、読みかじりばかりしてきましたが、そろそろ腰を落ち着けてひとつのことに集中して取り組みなさいってことだなあ。きっと。

 この白隠さんの本、もう一度さらいなおそうっと。

 で、椎名さんの本はとっても解かり易いんで、今、治療中の友人にあげよう。

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2015/10/28  17:31 | 投稿者: masuko

 「悩み」生き方のサイエンス 宇宙に身をゆだね混迷の時代を生き抜く! 天外伺朗

 山陽地方の旅行前から読んでいたけれど、旅行中はおいていったんでずいぶん時間がかかってしまった。

 今まで読んだ天外さんのものと基本的には同じことを言っているけれど、理論の展開の仕方とか例の出し方とかが違ったり、さらに心理学的にサイエンス的に「宇宙に身をゆだねる」という怪しげな言葉を説明してくれてあってとても解かり易い。

 少しだけ引用。

 このように、世の中の紛争や戦いは、ほとんどがシャドーの投影から始まっています。紛争は、戦う人の心の安定のためにおこされるのです。

 シャドー:「こうであるはずの自分」にとって好ましくないと思ったことや、意識する前に抑圧してしまった部分人格は意識の下に抑圧されます。心理学ではそれをシャドーと呼んでいるのです。シャドーを認めることは「自分とはこういうもの」という自己概念の崩壊をもたらします。それは自分というイメージの死にさえつながる衝撃ですから、私たちは恐怖をかき立てられるのです。そのため、私たちはシャドーから湧き上がってくる衝動を感じ取ると、無意識のうちに、それを他人に投影することになります。簡単にいうなら、「なぜかわからないが、不安だ」→「私が不安なのはきっと自分を陥れようとする敵がいるからだ」→「それはあいつだ」という置き換えがおこなわれてしまうのです。


 定職に就かない若者や引きこもりの若者の中には、人類の進化を先取りして、戦う社会にうんざりし、新しい生き方を模索している人がたくさんいるはずです。そして、悩みと戦う生き方を選ばない彼らが、悩みへの新しい対処法を模索していく中から、新しい文化は生まれるはずです。そして、そういう文化が社会の基調になったとき、人間社会は大きな変貌をとげることでしょう。


 私の師匠である先住民の長老、セクオイヤ・トゥルーブラッドはしばしば「私たちは分別(judgement)を手放し、身の周りのすべての人やもの、出来事を受け入れることを学べば幸せに生きられるんだ」と述べています。

 「分別」:本来の仏教用語としての「分別」は深い意味さえわからないまま頭で判断して物事に白黒をつける、人間の浅知恵を意味していたのです。

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2015/10/22  13:48 | 投稿者: masuko

 ひさ〜〜しぶりに宇江佐真理。最近出た本なんで、図書館の予約が混んでてかなり待ったね。「予約多数なのでなるべく早く返却を」というカードが貼ってある。まあ、これは読みだせば二晩。一昨日夕方借りてきて昨晩読了。

 毎度おなじみの捕り物なんだけれど、同心、岡っ引き、与力、中間、下っぴきなどなどのいろいろな職種にまつわる話と絡めてある。
 伊佐治シリーズなんかとちょっと毛色のちがう捕り物話になっている。同じ作家さんが同じジャンルで小説を書いていく時ってそれぞれのオリジナリティーをどうやって作っていくんかなあ。今まで読んだ宇江佐さんの捕り物話とは違うものを感じて面白かったよ。人物の描き方、人の心の動きへの注目の仕方、話の展開の仕方、言葉運び・・・なんかを変えてる?。読後にこれこれこう違ったと分析できる力はないな・・・。

 別に為吉が主人公ってわけではなく、6つのお話しの中で2つが為吉が中心人物かな。他の話にはチラッとでてきたかなっていう程度。

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 ところで、明日からまたまた出かける。今度は一人で。例の座禅断食第三回目だ。半年に3回やるといいよって聞いたんでそういう計画で早くから申し込んであった。過去2回と違うところでやりたくて岡山の備中高梨までいく。この前の旅行と連続していたら交通費が節約できたかもね。でも、まあ、たまには家で寝ないと疲れがたまる。
 ついでにプラス一泊して岡山を観光してくる。岡山はまったく初めてなんで。ただし、断食後はしばらく食事制限があるんで、名物は食べられない。

 身体の動くうちに行きたいと思うところには行こう。



 
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2015/10/20  9:20 | 投稿者: masuko

 表紙のタイトルに「自殺未遂、引きこもり、対人恐怖症・・・すべて経験済み」とあります。
 へー宮本亜門ってそういう人??「違いの分かる男」だったかな、ネスカフェのCMに出てたよなっていうくらいしか知らない。図書館のHPで「天外伺朗」で検索してヒットした本の中の一册。宮本さんと11人の人の対談集でその中に天外さんも入っている。

 プロローグに
目に見えないことについて語る。
それが危険なことは分かっています。
神の名のもとに、殺人や戦争までおきているのですから、
だからこそ、
目をそらさずに、もっと語り合いたいのです。
私たちが生きている間に宇宙や精神についてすべて解き明かされるのは無理でしょう。
だからこそ、
いろいろなジャンルの人たちに目に見えないことを聞きたいのです。


 とある。

 対談した人。よしもとばなな、横尾忠則、茂木健一郎、須藤元気、村上和雄、船戸崇史・・・・

 須藤元気さんは四国遍路をしている間に219000回、「ありがとう」って歩きながら口ずさんだそうです。直感力を高めるために朝晩30分くらい瞑想するのが一番といっている。んー旅行で瞑想習慣が中断しているな。またやらなくちゃ。

 在宅医療をするお医者さんの船戸崇史さんは
 「あなたに本来の生き方ができていないストレスがあって、『本来の生き方に戻ってね』とメッセージを届けてくれる存在が癌細胞なんだよ。だから“ありがとう”から始めよう」と。
 今の西洋医学は癌外敵論、癌をみつけたら殺せ、やっつけろだけれど、そうじゃない。実際癌が奇跡的に消えた人は、癌のことを呼び捨てにしないです。「癌ちゃん」とか「癌さん」とか「癌さま」とか言っています。そして「癌のおかげで」と言います。本当に癌になったおかげで気がついた。そしてその方は癌が消えているんです。

 言う。

 宮本さん、9.11の時にはもうもうと砂埃がはいってくるような近くのホテルにいてその日に舞台の初日を迎えようとしていたとのこ、数日遅れで舞台の幕をあけ、終了後日本に戻らず、心の傷を癒やしに行ったタイで大怪我をする交通事故に・・・沖縄に移住したりなかなか波瀾万丈な人生。

 ヨットレースで遭難し、27日間漂浪し、仲間は次々と亡くなり、ひとり残って救助されたという佐野三治さんという方の言葉は重みがある。
 神様って腹の中にいるような気がする。だから「助けてくれ」と神様に叫んでも、本当は自分が頑張らなきゃいけないのかもしれない。(中略)
 ひとりになってから、「神様助けてくれ」と思い、「いいや神様はいない」と思った。その次に「神様はここにいるんだな」(お腹を指しながら)というような気がした。今もそれは僕の中にありますね。


 見えない世界のことを感じて生きている人達の話はなかなか面白かったよ。

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2015/10/11  20:17 | 投稿者: masuko

 ネットサーフィンをしていていきついたブログに漫画家の美内すずえさんの文章を転載しているところがあり、ふむふむと読んでしまった。

それまでマンガは楽しくおもしろいものを描けばいいと思っていたのですが、なにか自分なりに考えてきた平和への祈りのようなものを表現したい、自分が大事だと感じていることを知ってほしい、と痛切に考えはじめたのです。小さいときから人類破滅や世紀末の夢をひんぱんに見ていて、無意識下に危機感がひそんでいたわけです。
だからこそ、世界の平和を願う内容をマンガに描きたいと思うようになっていたのでした。
その思いを反映したのが『アマテラス』です。
連載を始めたのが、1986年。平和や愛、そして輪廻転生などを、『古事記』の話をベースにしてマンガで表現しようとしています。
『アマテラス』を描くことが、自分の使命を果たすことになる。そんな気持ちでした。(『宇宙神霊記』より転載)


そのブログを書いている方がこんな風に・・・

本当に30年近くも前に描かれた漫画とは思えないほど、現在を生きる人々に必要なエッセンスが濃縮された漫画であり、これは単なるSF漫画の領域を超えた内容がてんこ盛りでありましたが、この「宇宙神霊記」を読めば、なぜ「アマテラス」を描いたのか、というよりも「なぜ、アマテラスのような内容が描けるのか?」ということが良くわかると思います。

まえがきにも触れていますが、美内さんは自らの“覚醒体験”を通してチャネリング能力が開花し、そこで高次元の存在より自ら情報をキャッチするようになって漫画を描かれてきたようです。


面白そうって思うと最近は行動が速い。書店では手にはいらないみたい。Amazon様様。次の日には届く!「アマテラス」の1と2を読んだ。3と4は明後日からの旅行を終えてとりよせよう。「宇宙神霊記」はとんでもないプレミアム商品。2万円近くする。あきらめるしかないか。どうか、なんらかのご縁があって読める日がきますように(笑)

超!面白い。

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2015/10/10  13:17 | 投稿者: masuko

 瞑想断食会に参加したときに天外さんがインディアンに詳しい、どうやらインディアンの酋長的な人のところで修行?してきた感じ、面白そうだな、もうちょっと知りたいな・・・というわけで、アマゾンのカートの中にこの本をいれてはおいたものの、そのうち、注文するのも忘れ、日が経っていた。
 そうこうしているうちに友人の方が熱心に天外さんの本を読むようになった。またまた貸してもらう。
 図書館で検索すると天外さんの本がいくつかでてきた。予約した。今日、用意できているというメールをもらったので後で取りに行こう。

 この本は日本メンタルヘルス協会の衛藤信之さんとの共著。衛藤さんという人のことは知らなかったな。これからちょっとチェックしちゃおう。

 インディアンの文化にふれてお二人ともとても素晴らしい提言をされている。

 それにしてもインディアンっていうのは凄いなあ。神と、大宇宙と、自然と、一体になって生きている。そして、ものすごい迫害を受けていた(orる・・かな)んだね。アメリカに白人が移住する前、推定一千万人いたインディアンの95%が死に絶えたとのこと。んー。

 そして日本にだってけっこう最近まで八百万神を信じ、自然と宇宙と一体になって暮らす暮らし方があったはずだ。そのころに戻ることはできないけれど、何か大切な思いを今のこの暮らしかたの中に採り入れることもできるのではないかな、って漠然と思った。とりあえず、こういう本を読むこともその一つかも知れない。

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2015/10/1  23:19 | 投稿者: masuko

 天外伺朗さんの『問題解決のための瞑想法』を読んでから、必ずというわけでもないけれど、朝、15分程度の瞑想をしている。
 
 もう少し深い瞑想ができるようになるといいなあと思う。

 その本を貸した友人が別の天外さんの本をAmazonで中古で買って読むようになり、逆に私が借りるようになった。

 これもその一冊だが、読んでみてこれは手元に置いておきたいと思って、私もAmazonで入手した。

 瞑想の方法論が解かりやすく説明されている。天外さんの今までの活動についても知ることができた。CD付きでそれを聞くと天外さんが相当なケーナ(南米の民族楽器)の奏者であることがわかる。サックスも吹くそうだ。

 12月の天外さんの瞑想断食は越智さんのセミナーと日にちが重なってしまって、越智さんの方を選んだ。天外さんの関係は断食だけでなく、他のものもチェックしてなるべく参加したいなと思う。10月15日には清水義久さんの気のお話しがホロトロピックであるけれど、そのときは広島方面の旅行を計画している。ホロトロピックのメルマガを登録してあるからそれを見ながら日程があうイベントを選んで参加していこう。
 
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2015/9/27  23:22 | 投稿者: masuko

 週刊文春WEBの「筆者は語る」にこんな記事がありましたよ。

銀掘(かなほり)(鉱夫)と遊女の恋と罪を描く『ゆらやみ』。著者のあさのあつこさんは、石見銀山を訪れた際に「ここならば濃密な、生身の関係を書ける」と着想を得た。

「まだ世界遺産登録を受ける前で人も少なく、ひっそりしていました。坑道である間歩(まぶ)は女人禁制だったにもかかわらず、“女”の気配を濃く感じる場所でした。産道を想起したんです」

 幕末の石見。間歩で産み落とされたお登枝は女郎屋に引き取られる。初めて客をとる前夜、淡い想いを抱く伊夫のもとへ走るお登枝だが、そこで2人は人殺しの罪を負ってしまう。

「幕末という激動の時代も、石見の遊女には関わりのないことだったでしょう。開国も維新も遠く中央で起こるばかり。そういう、時代のうねりに巻き込まれないもの、現代の私まで連綿と繋がる普通の人を書きたいと思いました。歴史をつくるのは男だけど、命を繋ぐ強みが女にはある。女郎屋の女将が『女の股の間には、天下国家より大けえものがある』と言うのは、その象徴のような台詞なんです」

 伊夫への想いと罪を隠して一人前の遊女となったお登枝を、目明しの佐助は執拗に追う。手段を選ばぬ追及と、次第にしたたかさを身につけてゆくお登枝の攻防にサスペンスが高まる。

「本気で愛した男のためには嘘も吐くし他人を犠牲にもする。ただ美しい女だからヒロインなのではなく、あらゆる女の中にある生々しい毒を持ったお登枝だからこそ、その生涯を書き切ってみたいと思いました。

 舞台が江戸なら、裁きも社会システムの中で処理されます。山深くに罪を隠せる石見だからこそ、裁くものは自分しかいない。どんな理由であれ、人を殺めたという罪が許されることはあるのか。追われる2人を書きながら私自身も一緒に考え続けました」

 追い詰められた2人がついに結ばれる場面は、命をむさぼり合う痛切な美しさと官能が匂い立つ。そして瀬戸際でお登枝が選ぶ道とは――。山に生き、山に還る運命が深い余韻を残す。

 岡山県美作の山間に暮らすあさのさんにとって、山は生活の場であると同時に、闇深い異界でもある。

「『ぬばたま』『たまゆら』と、山と男女にまつわる物語を書き、3部作の完結ですが、これで山を書き切ったという感覚はありません。分け入っても分け入っても手の届かないところがある。だからこそもっと奥まで行きたいし、いつか頂きを見たい。山は私にとってまさに小説そのものなんです」


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 あさのあつこさんの時代小説はそうだな、ちょっとドラマチックなものに触れたくて次は次はって筋を楽しんで読みたいって思うときに読むものだな。読後感はいっちょあがりっていう感じで、あまり深いものは残らないんだよね。ハイハイ、面白かったですっていう感じ。
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