ゲゲゲの女房

2010/5/23  8:19 | 投稿者: 益子

 NHKの朝の連続テレビ小説の「ゲゲゲの女房」がけっこう面白いらしい。実家の姉や姪が見逃さないようにビデオにとったりしてみている。土曜日など、家にいる時に音声だけ聴いてみると「なるほど、なかなか面白そうじゃん」っていう感じ。
 昨日、書店にいって6月に登る山の地図を購入したが、その時になんとなく目に入ったので「原作」ではなく「原案」と書いてある「ゲゲゲの女房」を買ってきた。
 面白かった。確かに原案なのだろう。半年のテレビドラマになるほどの筋という筋がない。水木さんの奥さんが水木さんとの暮らしの中で感じてきたことを時間の流れに添った多少の思い出話と共にありのままに語っている。
 ゲゲゲの女房さんが、水木さんの女房で本当に幸せだと感じてこの本を書いていることが良く伝わってきた。
 見合いをして5日目に結婚式。こういう感覚って今の時代には合わないけれど、でも最近なんとなく、これはこれで良かったのではないかなって思ったりもする。恋愛して結婚する。その恋愛を「家庭」「家族」「生活」「日常」というカテゴリーの中での「愛」に切り替えていくのはけっこう難しいことなのかもしれないなと若い人たちを見ていて思うのだ。昔の人たちは、親が決めた結婚で愛なんてものはなく、生きていくっていうことはこういうことなんだ、って受け止めて、そして縁あって連れ添った人との暮らしに必死になっていくうちに「愛」が生まれてくる・・・それは初めから恋愛ではなく「愛」だ。
 また、ちょっと別の側面から考えると、「家を継ぐ」「代々の墓を守る」というような言葉が果たしてきた日本の家族のあり方と「恋愛結婚」とはやっぱりあわないから、核家族が進んで、いくつかの世代を超えた交流の中で学びあえることも少ない(これは老人介護のことや死生観、子育て観などなど・・いろいろなことに影響があるよね)し、どう相続していっていいかわからないような土地や家や墓だらけだし、女にとっては結婚が就職みたいなものだったけれど、今は実際に収入を得て自分のお金っていうやつがあるから、結婚しなくたって平気だし、少子化なんて防げない・・・
 でも、女の人権、自立という意味で考えれば、よい時代に変わってきたのだけれどね。難しいことはわからないけれどさ、これで夫婦別姓なんていうことになると家庭、家族っていうやつはますます難しいことになりそうだね。
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