2018/7/8  13:31 | 投稿者: masuko

 まずは

 
 西日本の豪雨による災害で被災された方達にお見舞い申し上げます。

 少しでも早く日常が戻ってきますように。




 高橋源一郎の書いたものを図書館で検索していて目に留まった本。

 何々?源ちゃんが方丈記を訳しているのかしら?

 よくわからないで借りてみたら、

 確かに訳しているんですけれど、

 この本はその訳したものが載っているわけでなくて、訳者の講演を本にしたものなんですね。

 池澤夏樹っていう作家さん、全然しらないけれど、

 この方が個人編集で日本文学全集を作っていて、

 数ある古典作品の中で彼が選んだものを彼の趣味で訳者を選んで依頼して書いてもらっているということで、

 その訳者たちにお話をしてもらおうって「連続古典講義」を丸善ジュンク堂でやったものを書籍化しているってわけですな。

 面白い人たちのお話なんで、軽いノリでさらさらっと読めちゃいましたよ。

 酒井さん以外はほとんど古典を訳したことなんかない方達です。どんな思いでこの仕事をしたかがそれぞれになかなか面白い。

 どの方のを読んでも、高校の古典の授業は間違っているなあと、あの文法、何段活用なんていうのを覚えさせて直訳させるから古典が面白くなくて遠い存在になっていっちゃうんだろうなあ、と感じさせられる。

 現代を生きる作家さん達は昔々の作家仲間のことを友人のように感じてどんな人柄だったんだろう、どんな生活をしていたんだろう、これを書くことで何を伝えたかったんだろう、って普通に作品として読んでいるわけで、

 そういう「書きものを楽しむ」ということに焦点を当てれば文法の理解なんて、古語辞典を上手に使いこなせばいいわけで・・・ホント、学校の勉強って「本当の意味で勉強したい心」を潰しまくっているよね。

 てなわけで、面白く読みました。源ちゃんの講演なんて時期も時期だったんで、教育勅語(例のあの幼稚園のね・・・)の訳の方に重きが置かれているんだけどね。
 テーマが「翻訳は小説を書くことと同じです」だから。
 それと教育勅語とどう関係があるの?って思うかな。興味のある方はすぐに読めちゃうから読んでみて〜。

 でですね、これは訳されたものの方も読むしかないっしょというわけでそちらも借りてきました。

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