2014/9/23  10:47 | 投稿者: masuko

 不思議な映画だった。終わったときにはなんとなく不消化で、この先どうなるのかなあって・・・。

 ゆっくり後から味わう。
 スマホでメールの時代にかわいいお手紙のやりとり。
 隣人とのお付き合いなんかない時代にアパートの上の階のおばさんの声が聞こえてそれでやりとりしてスルスルと降りてくる籠でモノのやりとりもしてまるで長屋で・・・。隣人のおばさんは声だけの存在。姿は現さない。長い間、寝たきりの旦那を介護している。匂いだけで下の階のお弁当を作る若い奥さんの料理指導をしちゃう。
 あの彼の仕事を引き継ぐ若い男性の存在はなんだったのだろう。ちょっとイラつく存在として現れる。でも彼は段々にその若い男性に心を開いていく。天涯孤独で慣れっこすぎて仕事はミスするし、帰りのバスの中で野菜を刻んでいるし、それも仕事の大事な書類の上で・・
 "人はたとえ間違った電車に乗ったとしても、正しい場所へと導かれる"という言葉は見ている人に何を訴えたかったんだろう。

 心のこもったお料理は人に愛を伝える。
 
 都会の喧騒の中での前時代的なエピソードの数々。

 だいたいあのランチボックスを配達システムは凄いし不思議だし今っぽくないよな。ありえるのあんなこと。自分の旦那のところへできたてのランチを届けようって・・・自転車で各家を回ってお弁当を集めてどっさりと籠に入れてバスやら電車やらに乗り込んで、各オフィスのそれぞれの机の上に届けて、空のお弁当箱をまた元の家に届けて・・・。どれがどれだかあんなスピードと仕事ぶりでちゃんと見分けられるんかいな。でも実際にムンバイに存在しているんだよね。タッパーワーラーって言うんだって。誤配送の確率はたったの【600万分の1】って!!

 なんだかよく解らないけれど、心に残ったのは確かだね。人の心に何かを残すって凄いことじゃん。


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