2014/9/16  22:22 | 投稿者: masuko

 面白かったなあ。
 昭和初期の女中さんのいる中流階級の暮らしという視点。女中さん側からの自分の仕事に対するこだわりの視点。かわいらしい洋館でのモダンな暮らしの中に、少しずつ戦争が忍び寄ってくる時の女中さんが感じる戦争という視点。そしてそれが女中さんの自伝、回想録というように書かれ、それを現代の青年が読んでいろいろと感じたことを言うという設定、そして最終章の思い掛けない展開・・・今まで読んだ小説にはない面白さだった。ちょっとミステリーな部分もあって??で読み終わるというのもまた面白い。事実は何なのか、はっきりしないで終わる。

 中島京子さん。気になる存在になりました。

 山田洋次監督、松たか子が奥様。黒木華は女中役で、第64回ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞(銀熊賞)を受賞したというあの映画を観ておけばよかったかな。


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2014/9/16  10:14 | 投稿者: masuko

 二泊三日の旅、夏の倉敷、近江八幡等の旅の続きでした。同じ友人が運転してくれて軽井沢、諏訪方面まで楽しく行って来ましたよ。内容がとっても濃くて頭も胸もいっぱいでどこから言葉にしようか迷ってしまうというか整理がつきませんが・・・・
 
 とりあえず、時系列で。

 
 西村伊作が作った文化学院。

西村伊作、与謝野晶子、与謝野鉄幹、石井柏亭らによって創設され、「国の学校令によらない自由で独創的な学校」という新しい教育を掲げ、「小さくても善いものを」「感性豊かな人間を育てる」などを狙いとした教育が展開された。

 夢のような学校の建物はもちろん伊作の設計。大正10年に開校。大正11年の関東大震災で建物は崩壊してしまう。

 その建物を再現して1997年に建築されたのがここルヴァン美術館

 企画展として「生誕130年・西村記念館 築100年 記念企画展 〜大正の理想 西村伊作 その生活と芸術〜」が行われていました。

 西村伊作本人の絵画、なかなか味わいがありました。
 彼がデザインして奥さんに作らせた子どもたちの洋服も展示されていました。モダンで可愛い。
 奥さんは伊作に進められて子供服の作り方を本にしています。奥さん本人はずっと和服で過ごした方だったようですが、頭の良い方だったのでしょうね、伊作の要求をしっかりと受けとめて伊作が取り寄せてくれる外国のファッション雑誌などを参考に上手に子供服を作り、洋食その他、洋式な生活を支えていった方です。9人の子どもを産み育てています。日本の母は強いな。

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 学校の建物の一部を再建したそうで、こじんまりした小さな美術館でした。こんな雰囲気の学校があったら学校も楽しいし、子どもたちの心にもずいぶんとよい影響があるでしょうね。日本の学校は建物からして、十把一絡げ、みんな同じでなくてはいけない、先生のいうことに従わなくてはいけない、自分の考えを持ってはいけない・・・いけないずくめの雰囲気がしているのはどうしてでしょうか。
 三連休の初日、多分、旧軽井沢銀座の商店街付近はかなりの混雑なんだろうけれど、ここは少し離れたところにあるので訪れる観光客はまばらでした。
 朝6時に静岡発。10時ちょい過ぎに到着。さわやかな風がここちよく、木漏れ日も美しく、さすが避暑地の軽井沢だなって感じでした。
 昼食は美術館にあるカフェのキッシュのランチを美味しく頂きました。

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