2014/9/1  13:13 | 投稿者: masuko

 5月末に予約を入れてやっと順番が回ってきましたよ。テレビの影響力は凄いね。『花子とアン』で急に注目されている白蓮さんです。
 かなりの美女だったんだねえ。大正天皇の従姉妹。歌人。結婚歴3回。2回目の離婚はいわゆる駆け落ち。姦通罪にならなかったのは儲けもの。その時に華族から除籍される。白蓮さんが書いた夫への絶縁状が新聞に公開され、白蓮事件と言って世間を賑わす大事件だった。
 時代が作った女でもあったのかなあ。華族で妾の子。家族の温かさは知らず、女の結婚は家のための何かに役立てて・・・という環境の中で自分の尊厳を守られず周りの思惑に翻弄されて生きる。15歳で結婚させられ、夫とは心を通わすことが出来ず子どもを産んで・・・というのはあまりにも気の毒。そして次が炭鉱王との結婚でいきなり九州にやられちゃうんだものねえ。柳原家っていうのは何なんだ。酷い!
 それにしても環境が違い、文化が違い、価値観が違い・・であったとしても、もう少し旦那様を理解しようとしても良かったんじゃないかなあ。華族としてのプライドですかねえ。まあそういう頑なさがよい歌を産みだしたのでしょうけれどね。ちょっと炭鉱王こと伝右衛門さんが可哀想な気もする。とんでもない世間知らずでヒステリーなお姫様をもらっちゃったと思っただろうなあ。白蓮さんもちゃっかりしているよね。お金はちゃんと夫に出してもらって歌の本を出し、その本の中には思いっきり生活の不満を書き連ね、別荘ぐらしを楽しみ、大学の先生や新聞記者と交流し、多額のお小遣いを貰い、それ以上のことをしてもらっていたんだからなあ。挙げ句の果ての不倫。なかなかです。
 人として自分らしく生きたいという思いは大事です。だからそれを束縛するものを壊したい、はねつけたいという思いは解るし、それを実行してもいいと思います。我慢するべきだったとは思いません。ただ、自分自身を変えるチャンスもあったのかもなあってちょっと思いましたよ。
 新しい家庭を白蓮さんが稼ぐことで支え、戦後は世界連邦平和運動婦人部部長にもなっちゃうんだから凄い人です。やっと心が安らぎ、本来の自分らしさを発揮できる環境を手に入れたのでしょう。それはそれで良かったです。本当に。

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 旧伊藤伝右衛門邸は凄い人気で多くの人で賑わっているそうですね。炭鉱夫が命をかけて働いたお陰で設けた炭鉱王の豪邸はどんなものでしょうか。見てみたい物です。

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