2012/8/31  22:27 | 投稿者: masuko

 「上」をやっと読み終えた。最近読んでいる本の2倍以上の厚みだ。全巻でこの3倍。「中」「下」を読んでいくパワーがあるかな。長さではない。内容だ。けっこう重い。「上」で疲れたよ。
 佐藤愛子さんの父やその2番目の妻(つまり愛子さんの母)と異母兄弟、異母兄弟の母のこと・・・などとんでもない佐藤家の人々の話だ。あまりにも正直で、激しくて、孤独で、純真で・・・とんでもなくエゴイストでセンチメンタルで・・・結局、けんかして、暴力沙汰を起こして、お金を浪費して、嘘をついて・・・女にだらしなくて、とにかくとんでもない。とんでもないと何度も書くしかないほど、とんでもない家族でみんなとんでもない人生を送っている。あまりにも人間くさい、愛すべき、悲しい人達。
 どんな思いで愛子さんはこの小説を書いたのだろう。10年ぐらいかけた大作らしい。「血脈と私」という本もあるみたいだから、それも読んでみようかな。
 ともかく、中と下を買ってこよう。こうなったら読み通してみるしかないよな。
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2012/8/28  21:32 | 投稿者: masuko

 土曜に注文した弦は順調に発送の運びとなったようで、月曜日に届いた。さっそく張り、練習。昨日と今日と二日やると、もう指の皮が痛い。それなりにたこになっていて堅くなってはいるのだけれど、さすがに数週間も触らないでいるとたこの表面が柔らかくなってしまうんだね。左手の薬指と中指が特に痛い。ハープはピアノと同様、左手が低音部で伴奏を担うわけで、低音ということは弦が太くて堅いわけだから、それを指の腹でひっかけてボヨヨヨヨンとつま弾くわけだから、どうしても摩擦で指の皮が痛くなるわけです。これを数日我慢していると、まあ、たこがまたしっかり出来てきて痛みはおさまるので、ともかく、練習するしかない。
 先生はただいま次男さんの留学先のフランスへお出かけ中。帰ってきたらさっそくレッスン日を決めてもらおうっと。
 再来年の発表会にこれをって思っている曲があるんだな。今よりレベルアップしていきたいと思っている。
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2012/8/27  20:29 | 投稿者: masuko

 時代小説。青春群像、淡い恋物語、幽霊も出てきて、殺しもあってちょっとミステリー・・・しゃばけとは又違った、お話の運び方、展開。面白かったよ。


下っ引き宇多の幼なじみの兄妹、千之助と於ふじが、神田川で溺れ、死んでいるのが見つかった。自ら落ちたのか襲われたのか、真相はわからないままだ。宇多が想いを伝えられぬまま逝ってしまった於ふじが、なんと幽霊になって帰ってきた。肝心なことは覚えていないと言うのだが…。幼なじみの男女九人を巡る謎めいた事件と切ない恋もようを描く、お江戸の恋の物語。


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2012/8/26  17:42 | 投稿者: masuko

 時代小説に凝っている。読んだことのない作家のものにしてみた。しゃばけシリーズの畠中恵さんが師とあおぐ、都筑道夫氏のもの。
 推理小説ってことだよな、これは。トリックを謎を軽快に解いていく。なめくじ長屋の非人達のリーダー、砂絵師のセンセーが謎解きをやる。長屋の仲間はセンセーの言いつけ通り手となり脚となって聞き込みその他で活躍する。岡っ引きを助けることもあるけれど、弱みのある金持ちから事件を表沙汰にしないなどのことでお金を巻き上げる。あくまでもお金になる仕事としてやる。
 小気味いいという表現があっているかな。
 脱奴に「ぬーど」、面輩に「めんばー」などとふりがながつけてあるのも面白い。
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2012/8/25  16:44 | 投稿者: masuko

 「さて、ハープの練習を再開しよう!」と意気込んでハープの前の椅子に座ると、なんと弦が2本も切れいているではないか!弦はひとそろいそろえてあるつもりだったが、なんとこの前、切れて付け替えたばかりの弦がまた切れてしまったので、持ち合わせがないという事態発生!これでは練習ができない・・・トホホホホ。がっかりだ。暑さと湿気に弱いので夏場はよく切れる。仕方が無いね。急いで、注文。この弦以外にも手持ちがないのは何番か・・・調べて全部で4本注文。はーやくこいこいハープの弦です。
 しかし、暑い。8月最後の土日を家でうだうだと過ごしている。読書と衣類の整理も少しね。
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2012/8/22  20:27 | 投稿者: masuko

 ちょっとほっと一息コーナーって感じかな。もちろんいろいろな事件は起きていくし、相も変わらず悪人の成敗に忙しい幹次郎なんだけれど、ここ数冊続いたような、吉原存続をかけた大仕事とは違い、女郎さんの個人的なお話のいくつかや、いつも幹次郎とコンビをくんでいる会所の仙右衛門の恋物語だったり、姉様(幹様の奥さん汀女)とのおしゃべりやお遊びだったりとほんわかムード。姉様は薄墨太夫と仲良しでそして太夫が自分の夫に心を寄せていることも承知で・・・焼き餅焼くでもなく、年下の夫を信じ切っている。
 まあ、そんなこんなでテレビドラマになりそうなそんなお話を楽しみました。
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2012/8/21  16:26 | 投稿者: masuko

 ここのところおおよそ一日一冊ペースだね。活字の世界に浸っていたい感じなんだな。相変わらずの幹様と吉原会所の皆様のご活躍、そして幹様を支えるできすぎた姉さん女房の汀女、幹様にぞっこん惚れちゃった吉原随一の花魁墨太夫・・・人間関係や話の筋が定番っていうのは読みやすく、安心していられるものだね。水戸黄門の最後の「この印籠が目に入らぬか・・・」をわかっていてもついつい見ちゃうっていう心理かしら。
 今回、墨太夫さんの想いがまた一歩深まったなっていうのと、幹様が若いとは言えない、ちょっと疲れやすくなったっていう変化があった。次々起こる事件はそれなりに新鮮。読者を飽きさせない。
 昨日から仕事復帰です。昨日、今日はフルタイムでは働いていませんが、少しずつリハビリして2学期に備えましょう。
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2012/8/18  19:53 | 投稿者: masuko

 これは高峰秀子が書いた本ではない。後に養女となった週刊文春の記者、斎藤明美さんが書いた。高峰のことをかあちゃんと呼び、高峰の夫の松山善三をとうちゃんと呼ぶ。
 「私の渡世日記」の解説書、副読本として最高だ、というだけでは申し訳ない。高峰という人を冷静に分析し、評し、そしてやっぱり人って何?人生って何?人と人の交わりって何?というようなとっても読み応えのある内容。そして何故に彼女が「人間嫌い」なのかそれは本当か?本人が何故「私は冷たい人間」というのか?本当に冷たいのか?・・とことん追求し解明していく。そして高峰や松山に甘え、叱られ、教えられ、救われ、尊敬し、敬愛し、・・・ついには養子になるのだから、一記者と著名人との出会いも運命というものだろうか。
 渡世日記では語られなかった、夫、松山氏との夫婦の愛のあり方や日常もたくさん書いてあり、二人とも孤高というか、尊厳高きいうか・・・そして真実、お互いを信頼し、尊敬し、大事に大事にしている。こんな夫婦もいるんだなあと驚いたり、なんだか羨ましかったり、あこがれたり、ちょっと自分ももう少し自己改革しようなんて殊勝なことを思ったり。
 この数日間はすっかり「高峰さん!参りました!」の夏となった。

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2012/8/17  19:46 | 投稿者: masuko

 昨日、電車の中で読んでいて、にやにや笑ってしまって恥ずかしかった。思わず声をだしそうになり、その声を慌てて止める様子がきっとあやしげだろうと思い、さらに恥ずかしかった。相変わらずのツチヤ節を楽しんだ。

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 今日は湿度が高く、暑いというか、不快というか。夕べは首に汗が流れているのに気がついて目が覚めた。今年初めてだった。 
 夕方になって雨が降り少し涼しい風が窓から入ってくる。
 ただし、隣の畑のいちじくの実の香り付きで、これから何日かはこの臭いにちょっと悩まされる。
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2012/8/17  10:56 | 投稿者: masuko

 続いて「下巻」。自分にあった出来事もさることながら、人物の描き方が素晴らしい!出会った人達を鋭い目で観察しその人となりをつかみ、暖かな人間性からたくさんのことを学んでいる。それだけでなく、そのことをこんな形で文章にできるということが凄い。描き出される大人物がデコちゃんだったからつい見せちゃった素顔・・・という面を感じる。世間がどんな大人物、大先生だと評価しようと、彼女は恐れることもなく、いつも素直な自分で対峙し、その人の業績や名誉とではなく「人」そのものとお付き合いする・・・それがきっと大人物にかわいがられることになったんだろうな。それは彼女が自分という人間を飾ってみたところでしょうがない、自分は自分だからと冷ややかに第三者的に自分を観ることができる力を持っていたからなのかな。賢い人だ。
 木下惠介、梅原龍三郎、谷崎潤一郎、小津安二郎、成瀬巳喜男・・・いろいろな人のお人柄や仕事に対する想い等々、それらに対し、デコちゃんがどう感じたか、どう感じて今を生きこの文章を書いているか、とても読み応えがあった。

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2012/8/16  13:45 | 投稿者: masuko

 高峰さんの自叙伝かな。女の子がかわいく美しく生まれるというのは、人生を変えるんだ!ところどころにデコちゃんの写真が挿入されているのだけれど、本当に何歳の時もかわいい、美しい。
 学校教育はほとんど受けていないけれど、人生のはじめの頃から周りにいた大人は「一流」ばかりだ。登場してくる人の凄いこと。
 市川崑、田中絹代、大河内伝次郎、新村出(広辞苑を作った人)谷崎潤一郎・・・すごいじゃん!ていう登場人物を挙げていけばきりが無い。
 東海林太郎の養女のように、2年ほどをすごしていたんだね。黒澤明とちょっとした恋愛?もあったんだ。
 もちろん、かわいい、美しいだけでは「大女優」には成れない。デコちゃんが素晴らしい大人達との出会いの中で、自分を磨こう、気持ちをこう持とう、こういう大人になろう、こういう女優になろう・・・と考え実行していく。そんな話が単なる思い出話でない読み応えのある「読み物」になっている。
 上巻は戦争が終わったあたりまでなので、その後のデコちゃんについても読んでみなくちゃ。それと、レンタルビデオ辺りで昭和の古い映画を借りて観てみようかなっという思いにもなった。

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2012/8/14  19:38 | 投稿者: masuko

 続けてシリーズ第2弾、夜叉桜を読む。私の夏休みは読書三昧で終わりそうだ。
 次々と喉を切られて殺されていく女郎。清之介とは何も関係ないだろうに・・・運命の糸は複雑に絡まり、清之助と絡まっていく。さらに、武士であったときの闇の仕事人のような役割を再び命じられてしまう。それも「人を殺すな」と叱り、生き治せ、生まれ変われと江戸へ逃がしてくれた兄からだ。それをきっぱりと断って商人として生きようとする清之助。兄は簡単にあきらめそうもない。今後の新しいお話の中でまた災いの種になりそうだ。
 女郎殺しの事件は難解だ。なんの手がかりもないようだが・・・信次郎と伊佐治がそこをほぐし、解決していく掛け合いも楽しい。
 信次郎と関わりのあった女郎の産んだ赤子を清之助は娘として育てることになる。信次郎が「くだらねえ」と何度も言うと清之助も何度も「育ててみます」というこの篇の最後のシーンが印象的だ。この赤子がなんで清之助の所に来たかといえば、信次郎がその女郎に「女郎なんかやめろ、やめて困ったら遠野屋(清之助の店)を頼っていけ」って言ったからなのにね。この二人の関係が本当に面白い。
 第3弾から読んだ私はこの赤ちゃん、??だった。本当の子どもじゃなさそうだけれど、おばあちゃんに当たる人は本当の孫のようにしているしなあ、なにか事件があったんだろうなって思っていたが、こういうことだったのかと納得。
 さて、第4弾は出るのかなあ。楽しみだ。

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2012/8/14  19:21 | 投稿者: masuko

 早速買ってきて読みましたよ。
 主人公の清之介がどういう武士で、何をしてきたか、どうして武士を捨て商人になったのか・・・最愛の妻をどうして失うことになったのか、同心信次郎との出会いなども明らかになった。
 シリーズ三作目は短編集的な構成だったが、これは長編。一気に読み通さなくてはいられない面白さだ。
 信次郎の下で働く岡っ引きの伊佐治が信次郎と清之介の二人の息子にも似た歳の若者に感じる様々な複雑な気持ちが、このお話を面白く彩り濃いものにしていく。信次郎の下で働くようになって岡っ引きの仕事を辞めようかとまで感じている伊佐治が、だんだんと信次郎に惹かれていくのも清之介との出会いが引き金かもしれない。
 あさのあつこさんは天才的な剣の才能と商売の才能を両方兼ね備え、数奇な人生を歩んでいく清之介のお話を書きたかったのではなく、そのお話を軸にして人の心を、運命にもてあそばれたり、運命に立ち向かって意志を持って生きていく人の心を、そして人と人の心の通い合いを書きたかったのかなと感じる。

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2012/8/13  7:49 | 投稿者: masuko

 いつ買ったかな。忘れ去られていた本。どこの家にもあるような家族の愛の形。ちょっぴり甘くて酸っぱくて、・・・てれくさい。でもこの愛がなくっちゃ生きていけないよ・・・
 オリンピックも終わりますね。
 8月も半ばです。
 朝、晩、少し風が涼しくなってしました。
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2012/8/12  15:19 | 投稿者: masuko

 昨日、映画を観る前に書店により、しこたま本を仕入れた。なんだかいろいろ読みたい気分。あさのあつこの時代小説を探した。なかなかなくて・・・やっと見つけたのが、これ。面白かった。「弥勒の月」「夜叉桜」に続く、シリーズ第三巻・・・だそうなので、さっそくその2冊も探してこよう。
 捕物帖的なところもあるけれど、そうばっかりでもなくて・・・武士で、何かの事情で人をたくさんあやめてきた清之助が武士をすて、おりんと一緒になり商人となる・・・でもおりんが死んで・・その時に知り合った同心、信次郎もこの話の重要な役どころ。かなりの偏屈、ひねくれ者。
 おりんの死の事情は「弥勒の月」を読まないとわからないのかなあ?清之助の過去はこの三冊を読んでも、明らかにはならないのかも。
 登場人物の描き方が巧い。こんな顔でこんな表情でこんな声で・・・なんとなく頭に浮かんでくるから不思議だ。
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