2011/10/16  22:06 | 投稿者: ますこ

 久しぶりに吉村昭氏の随筆を読んだ。昭和40年代に書かれたものが多く、若い(40代)時の吉村氏の考え方に触れることができて面白かった。戦争や敗戦、戦後に関する思い、妻や家族に対する思い等々、いろいろな吉村哲学はこういう言い方で自分を語る人は意外と少ないかなと思わせるものだった。ただ、この考えだからこそ、あの、一連の小説ができあがってくるんだよな、あの死に方なんだよなと納得する。「若い時の・・」と書いたが、若い時に限らない吉村氏そのものの世界に触れたのだと思う。
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