2005/10/2  9:06 | 投稿者: 益子

 世の中、健康志向が強く「健康食品」に始まり、「無農薬」「無添加」「遺伝子組み換えなし」など、いろいろな言葉をよく目にする。
 私がそのような言葉を意識するようになったのは、長男が生まれた二十年前にさかのぼる。当時は食物アレルギーなる新しい病気(?)が騒がれだした頃で、アトピー、喘息などで食物アレルギーと診断された赤ちゃんや幼児はそのアレルゲンを除去した食事をするというのが主な治療方法だった。牛乳、卵、大豆とそれらを含む加工食品が三大アレルゲンと言われた。
 一方では、戦後の便利さを求めた生活の欧米化(特に医学や栄養学に関して)を反省し、本来の日本人らしい生活の仕方を見直そうという考え方も出てきた。例えば「自然分娩をしよう。」「人工ミルクではなく母乳で赤ちゃんを育てよう。」というようなことだ。   
 我が家には、このふたつの流れが同時に関連性をもって上陸した。つまり、本来の日本人らしい、脂肪分の少ない穀類と野菜中心の食事で、たまの御馳走で卵や魚をいただくというような食生活をしていれば、食物アレルギーを防げるのではないか、さらにこのような食生活をしていれば、赤ちゃんが喜ぶおいしい母乳が出るはずであり、母乳育児がし易いはずだという山西みな子さんの考えに出会ったのだ。
 山西みな子さんの自然育児相談所では、赤ちゃんとお母さんに健康で楽しい育児生活を送ってほしいという願いを持っていろいろな育児のコツを提唱している。「母乳で育てる。」「そのためには日本人らしい食生活、自然な暮らし方をする。」「体を冷やすものを食べない。」「できれば玄米、または胚芽米を食べる。」「抗生物質などに頼らない、おばあちゃんの知恵のような薬草を使ったりした病気治しをする。」などだ。興味のある方は、インターネットで検索してほしい。
 我が家では主人も私も玄米を食べるようになり、無農薬の米、野菜、無添加の加工食品を購入するようになり、それは十年ぐらい続いた。現在は、なるべくそのラインでというぐらいの緩やかなものになっている。
 三人の子どもを母乳で育て、三人とも大きい病気もせずに健康に育った。熱が出ると、水を切った豆腐・おろししょうが・小麦粉を交ぜたものを手ぬぐいに包んで氷枕の替わりにすると、熱が良く下がった。そんな育児方法にこだわったことも懐かしい思い出である。
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