皆既月食:ターコイズ・フリンジ  空&宇宙

 今回の皆既月食で、「ブルー・ベルト」や「ブルー・バンド」が話題になっているようですね。

 今回の何枚かの画像をご覧下さい。










 何か気付かれたことはありませんか?
 地球の影と明るい部分の縁に注目してみて下さい。
 なんとなく青みがかって見えませんか?
 これが、今回話題になっている現象です。

 英語では「ターコイズ・フリンジ」(Turquoise fringe=トルコ石色の縁飾り)などと呼ばれているようで、私は数年前にNASAの記事で知りました。確かこの記事だったと思うのですが…そうだとすると2008年です。
 この時点ではターコイズ・エクリプスと書いてあって、フリンジとはなっていませんが…。

 この現象は、月食の際に、成層圏のオゾン層を太陽光が通過する時に赤色光は吸収されて、青色光だけが残って本影の縁に沿って見える…という現象と理解しています。
 ブルー・フリンジだとレンズのノイズ(?)と同じになるため、ターコイズ・フリンジと名付けられたようです。(これは後で知りました)

 NASAの記事中の画像では、ターコイズの名前の通り少し緑がかった灰青のように見えますが、どれが本来の色なのでしょうね?
 皆既月食中の赤銅色もその時々で違うように、この現象も色が違うかも知れません。

 NASAでは少なくとも2008年には話題になり始めていましたが、日本では最近まで出て来ませんでしたね。(前回条件の良かった2011年12月の皆既月食の時に初見?)
 そして、「ブルー・ベルト」や「ブルー・バンド」と呼ぶのが通例なのでしょうか?
 これは「ターコイズ」よりは「ブルー」の方が日本においては一般的で、色合いもイメージしやすいから?

 私は「ターコイズ」(トルコ石)が好きなのと、最初に知ったのがそちらだったので…。(^^ゞ


「ターコイズフリンジ」@鹿角平天文台通信
 2011年12月10日の皆既月食の素晴らしい画像と、ターコイズ・フリンジについての解説が掲載されています。


11日追記:
 画像をいくつか追加でご紹介致します。










↑このツイートの画像はリンク先でご覧下さい。
とても滑らかな色合いの画像ですね。




 「カメラやレンズの色特性の可能性は?」と書いている方がおられましたが、どうなのでしょうか?
 私が拝見した「撮って出し」(WiFiで飛ばして、そのままツイッターに投稿)のいくつかの画像で、色の差異はあるものの「らしきもの」が確認出来ているのですけれども…。

 また、露出がオーヴァーで白飛びして、カラーバランスが崩れて青みがかった帯が現れる…という可能性も考えられなくはないのでしょうか?
 それほどオーヴァーになっていない画像でも、青みが感じられるものがありますが…。
 
 なかなか奥が深い現象のようです。

 私も過去の月食画像を見直してみようかな…。(今回は曇天で撮影出来なかったので。T◇T)


  

  
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