ニッポン到着2日目が終了しました。ふぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜
いや〜歩いた歩いた。
日本にいると(東京だからかな?)とにかくよく
歩くことになりますね。溜池山王の駅で長〜い通路を目にしたブーは「ああ、ママ、ウーを連れてこなくて良かったよ、大変なことになるところだったよ。」と恐ろしいことをremindさせてくれました。ウーは歩くのが嫌いです。もともと出不精なウーを博物館で釣っておいてこんなところに来たらどうなっていたかと思うと…恐ろしい。小学5年生にもなった
重石なんてとんでもないっす。
しかし大人の視点ではここにこんなに長い廊下があるなんて気付きませんでした。東京で電車を使ったら当然のことだし。だから日本人は太らないのかなあ?←日本人が痩せているのは毎日sushiを食べているから、では断じて
ないのだぞ>アメリカびとよ
今日は大使館へ子どもたちのビザ面接に行って来たのです。昨夜の今頃はブログを書くどころではなく、書類の山に埋もれて泣いてました。もちろんほとんどの書類はオットがそろえてくれたのですが、それでもこちらに来ないとできないいくつかの処理があって、その一つ一つが
私にとってはとても細かくて
私にとってはストレスのたまる難しい仕事でした。
合間合間に決まっていないスケジュールを巡ってあっちの友人こっちの知人に連絡しなくちゃいけないのに決まっていないから連絡できない、ああどうしよう、美容院の予約もしなくちゃ、あの買い物もしなくちゃ、
うわぁぁぁぁぁぁ…とすっかりパニック。
持ってきた荷物はいつになく不備の連続、あれがない、これがない、と騒いでは子どもたちに「心臓に悪い」と叱られ、ますます慌てて自分が肩にかけていたカメラまで「ない!」と大騒ぎする
認知症状態。
なかでもジーンズを忘れてきて普段着がなかったのと(想像以上に肌寒いですね)持病の
薬が日数分に足りなかったのはショックでした。さらにオットが前日の夜中までかかって準備してくれたホームビデオのDVDまで忘れてきてガックリ。
ういんちるさんの旅行準備を見て「そういえば昔はこの技使ってたじゃん!」と思い出したものの後の祭りですな。100円ショップへ走って洗濯ネットを買い込んでこなくちゃ。
昨日は子どもたちと自分の時差ボケ対策と称し、朝一番の郵便局から午後の買い物、夜のイトコ母子との外食、そして極めつけの書類準備。飛行機ショック以来ろくに眠らずにここまでの強行軍をやり遂げてしまい、ここ数年感じたこともないほどの疲れに襲われてしまいました。嫌な予感がして甲状腺をチェックしてみれば一目でわかる激腫れ状態。ああ、これでは放射線治療は避けられまい…。
帰ったら新たなる連載[放射線による甲状腺破壊の記録]か?…イヤすぎます。
ともあれ、やっぱりニッポンでのお買い物は楽しいです。
ユニクロで始まり、本屋、CD、食品、文房具と楽しく見て回りました。しかし、ウーにはやっぱりつまらなかったというか、自分には関係のないものばかり、とかなりの被害者意識(夢中で立ち読みしてたくせに〜)。時差ボケも手伝ってもう限界という感じでした。それでも連れ回す鬼母と姉たち。ごめんよ、シンデレラウー。だって止まりませんよ。何から何まで素敵、可愛い!欲しいっ!
前にも同じ事を書いていたような気がするけど、
必要なものがあるのに欲しいものが何もなくて仕方なく欲しくないけど必要なものを買ってしまうアメリカでのお買い物と
必要じゃないのに欲しくて我慢できずに不要なものまで買ってしまう日本どちらも悩ましいです。
そうそう、このショッピングではショパンのエチュード集とバラード集、そしてモーツァルトのアリア集をgetし、ほくほくだった私。さて、実家に帰り着いて「さて、早速聴いて疲れを癒そうじゃないか」と思ったらどこにもないんです(涙)。すっかりゴミ置き場のようになっている荷物の山を何度もひっくり返し、夜も眠れずに考えたけれどどこにもありませんでした。
「確かに途中までは
白い袋を手に持っていた」と私が言えば子どもたちも「あの店までは持っていた」「少なくともあの店の時はまだあった」と口々に。
途中のどこかへ置き忘れたに違いありません。
すっかりしょぼーんとしてしまいましたが、今日もしぶとく探し、さらに店(巨大ショッピングモール)に電話してみたら、なんとあったんですよ。さすがニッポン!すごいっ!
で、夕方取りに行きめでたく私の手元に戻ってきました。ええ、
赤い袋が。
目にした瞬間、「違うみたいです。」と言ってしまったのですが、落とし物係の方が「でもおっしゃった内容と全く同じCDが…」と言うんです。赤い袋の中には
・ショパン:練習曲集作品10・25(全曲)/3つの新練習曲 アシュケナージ
・ショパン:バラード集&スケルツォ集 カツァリス
・モーツァルト:アリア名曲集 ボニー/バルトリ/グルベローヴァ他
「同じ…」と呆然としていると横からブーが「同じも何も、今時こんな組み合わせのCDを同じ日に同じ店で買って落とすような人が世の中に2人もいたら怖い」
とかなんとか。
それはそうだ、
しかし…。
それでもしつこく
「元々赤い袋だったのかしら」と食い下がる恥ずかしい私に
「ええ、新●堂で買ったなら
袋は赤ですね」と係のおじさんがトドメを刺してくれました。
業務連絡:「ママが白い袋を持っているのを確かに見た」人たち、怒らないから出てきなさい。
ともあれ、無事に戻ってきた3枚のCDはまたアメリカでの語り草になりそうです。「日本では本当に落とし物がそのままのかたちで戻ってくるのか」と質問されたことがありますから…。こういうことは諸外国では考えられないとよく言われますね。教育の賜なんでしょうか。
とにかく、拾って届けて下さった方、ありがとうございました。
今日も眠くて話が前後してますが(言い訳)昨日はとにかくボケの多い日でした。ジーンズが1本しかないのを忘れて洗濯してしまい、翌日大使館へ着ていく服がないことに気付いた夜中には布団の中で冷や汗がどっと吹き出したし、車の運転では、今までほとんどしたことがなかった日本での
右側通行を初日にして2度もやらかしたしね。
対向車を運転していたおじさんの驚いた顔が忘れられません。申し訳ないことをしました。寿命が縮んじゃったかなあ。気を付けますから、ほんとに。
でね、フーに頼んだんですよ。
「よく気を付けて見ていて私に注意してね」って。
そうしたら。
フーちゃんってば片側2車線の右側車線を走っていた時に
「ママっ!どこ走ってるのっ!?」
なんて叫ぶんですもん。ママの寿命も縮まりましたわよ。
やっぱりキミには免許取らせませんから。
そうそう、ボケと言えば今日一緒に大使館へ指紋採取と面接へ行ったブーもやってくれました。
朝8時半を過ぎた時刻の青梅線、座席が埋まり、人がまばらに立ち始めた途端、
「ねえ、これって満員電車?」
さすがは
今アメリカの田舎から出てきたおのぼりさん。
さらに大使館を出て、お昼休みに街を歩くビジネスピーポーが2列に歩く歩道を見て
「ねえ、渋谷ってこれよりたくさん人がいるの?」
おかーさん、ちょっと恥ずかしいもちろん、帰りは社会勉強のために渋谷経由にしました。可哀想なブーちゃん、無口になっちゃいましたよ
しかし、告白してしまうと昨日イトコに連れていってもらった回転寿司では、あまりのハイテクさに興奮しすぎて騒いだ私も相当
恥ずかしかったらしい。
どーもすいません
街でコーフンして騒ぐ母子連れを見かけたら、どうか、「ああ、きっとアメリカのイナカから出てきたばかりなのね」と
なま暖かい目で見守ってやってくださいね。
ランキングは何位かなぁ?見てみる?→どらどら♪

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