下の記事でのたいゆうさんのご質問にお答えしてちょっと合衆国の書類事情など…。
ご存じの通り、アメリカというは他の国が国際標準規格という形で使っているはずのメートル法など様々な国際規格をものともせず、
独自の路線を貫く
ゴーマンな国として有名ですが
(実際は何度もトライしてはうまくいかず挫折…を繰り返しているらしい(笑))、書類のサイズに関しても例外ではありません。
A4、B5などと言ったまだるっこしいめんどくさい紙のサイズ使ってられるか!と思っているのかどうだか、この国では
書類と言えばレターサイズ(8.5"×11"=216mm×279.5mm)です。
実は、常日頃
ポンド・ヤード法なんてだいっきらいだーっ!と呪いのコトバを吐いている私としたことが、この紙のサイズに関してはアメリカ式万々歳だったりします。
日本では今公式書類はA4サイズが使われることが多いと思いますが、学校のお知らせはB5だったり、また、楽譜はA3の変形だったりとコピー一つ取るにも苦労が絶えません。ファイルするにも紙のサイズによって穴開けの位置からフォルダのサイズからいちいち気にしなければいけないし、タイヘン面倒でした。
これがシンプルにワンサイズだったらどれだけ整理が楽か!(実際にはレターサイズの長い版もあってときどきちょっと厄介なんですが)

我が家のキャビネット

昨日片付けたこの1年のアーカイブ
キャビネットに入れるのは各種請求書を処理した後の書類や学校のお知らせ、保証書、病院の記録、税金の書類…タブを付けて仕分ければ
何でもこの中にスッポリ収まってしまいます。ラクチンラクチン♪
学校の授業で使うノートやフォルダもみんなレターサイズに合わせてあるのです。

レターサイズ(青)とA4版大きさの比較。紙の右下を重ねてみました。
レターの方が若干幅が広く縦が短いです。

学校で配られる書類にはこうして三つ穴パンチで穴を開けます。
三つ穴が標準で開いているものも多く、みんな三つ穴用バインダーに入っちゃう。↓

このコリーパピーは上の写真に写っているフォルダ(日本で言えばクリアフォルダのような役目)を閉じてバインダーに入れた状態。

私の楽譜も三つ穴フォルダで管理できちゃう。
バインダーに入れるのは書類ばかりじゃありません。

ホラ、三つ穴バインダー用のペンケースも。
もっとすごいのは…
これ、この書類整理でフーから私にお下がりでもらったバインダー。
開けてみると

ここにも三つ穴フォルダ。ペンケースや小物入れもたくさんついてます。
そして逆から開けると…

アコーディオンファイル!
合理的です!
いろんなサイズの教科書やら資料やらでいつもごちゃごちゃだった私の子ども時代を思い出すといいなぁ〜と思ってしまうのです。
ただ、気になるのはこちらの子どもたち、こんな立派なバインダーもフォルダも
毎年使い捨てでバンバン新しいものに替えていくところ。学校も親をむしろそれを
奨励しています。ランドセル代わりに背負っていくバックパックも毎年買い換えが当然。値段も10ドルくらいで買えてしまうものもたくさんあります。安すぎっ!大事にしなくても無理はないです。
「ものを大切に」っていう価値観がないのかもしれませんねー。日本的
もったいないの精神がもっと広がるといいのに、と思います。
車や家は何十年も使うほど、日本よりもずっと大切にする国民なのに、こういうところの
消費を見直してもらいたいものです。
我が家も今年は3年使ったウーのバックパックに穴が開き、とうとう買い換えとなりました。でもねー、これが捨てられないんですよ。だって、この綿テープやらファスナー、小物入れの部分やストラップ…使えるじゃん!もったいなくてとうとう分解。

果たして日の目を見る時が来るのか!?そこが問題です。
昨日のメンテナンスのせいか、ランキングまたもや落ち込み中。「どらどら」してくださるとうれしいです→どらどら♪

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