2年ぶりの日本です。4年ぶりの実家です。
子連れじゃないにしろ、日本での大荷物移動についてはKYO様のブログ、
ブリスベン暮らし。を読むまでもなく身にしみていた。スーツケースを2つも引きずって大階段を上ったり降りたりする事態はどうしても避けたかったので成田から立川までの高速バスを使うことにした。
バスの時刻表やチケット売場、乗り場についての情報はカンペキだったので、トラブルもなく乗り込むことができ、バスが動き出したら急に疲れが出て、オペラ座の怪人を聞きながら爆睡してしまったので、気づいたら立川だった。
ところが。
アナウンスは確かに「立川です」とされたのに、そこは見慣れたはずの立川の町じゃない!
うわー、
うわー、うわーっ!
驚く私の前を
モノレールが走り抜けた。
…バック・トゥ・ザ・フューチャーじゃないよね(T_T)?
カンペキにおノボリさんに成りきり、そこらへんの人を捕まえて道を聞きながらうろうろ。よせばいいのに、プリペイド携帯の使用登録をしよう、などと思い立ち、途中下車してTU-KAの店に寄ったのだった。
なんとまだ営業時間中のはずなのにカーテンが閉まっている。中では人の気配。ドアに手を掛けたけれど開かない。私は当然のようにノックをし、叫んだ
「スミマセーーーーーーーーーーン!!」
誰も出てこない。どうして?ガラスをたたいてみた。
「スミマセーーーーンッ!!」
…やっぱり誰も出てこない。
ドアをよく見たら営業時間を5分過ぎていた。中から緊張する気配が…。
そうか…営業時間を他の店のと記憶違いしていたらしい。…でも時間を過ぎたらもうダメなんですね。
(…っていうか、米国中西部のイナカ町なんかだったら営業時間終了と同時に人が帰っちゃってるけど、もしもいたら仕方なく開けてくれるだろうなあ、と思いました。)ふと気づくと通行人が奇妙なモノでも見るような目で私を横目に通り過ぎていった。
うぅ、ここは日本なんだなぁ。店の方たち、
申し訳有りませんでした。でも怪しい者じゃないないんです。
警察呼ばないでくださってよかったです。
がっかりとぼとぼと待ち合わせ場所に向かい、迎えに来てくれた
従姉妹と落ち合う。
そのころになると、周りを見回す余裕も出てきて、道行く車がアメリカ中西部とは全然違うのに気づいた。
日本車はうちの町でももちろん大人気で、小学校の駐車場に
ホンダのオデッセイが10台くらい並んでいるような光景も珍しくない。我が家の愛車だって
トヨタのシエナとプリウスなんである。だから日本も同じ様な風景なんだろうと、なんとなく思っていた。
ところが
形が全然違う。みんな横から見ると
おにぎりみたいなカワイイ三角形の車ばっかり。こんなの見たこともありませんでした。ほんの3年くらいで本当に入れ替わっちゃってる。
従姉妹の車ももちろん同じ三角車だった(ちっちゃくてかわいい!)。
しかーも!
びっくり、びっくりですよ!>アメリカ、オーストラリア、スペイン、フランス他のみなさん
運転席に
テレビが付いてるのっ!
カーナビとか、燃費計算表とかじゃなくて、
テレビ!思わず写真撮ったですよ。びっくりしたなあ、もう。
後部座席用のDVDとかビデオプレイヤーはアメリカでも普通に見かけるけど、
運転席にテレビ!?うーん、ニッポン恐るべし。
左側通行はちゃんとイメージトレーニングしてきたんだけど、それでも右折の時なんかはドキッとしてしまう。そして祖母の病院を見舞った後の裏道の狭さ。
ぎゃぁ〜〜〜、対向車が来たらどうするのっ!?(←無意味に窓枠に掴まっている)
なんとかなるって。
な、な、な、なんとかって!?(←パニック)
なんとかなるのよ。
…なんて言っていたら対向車が来た。
(この間記憶なし)
ほら、なんとかなったでしょ。
ホントだ…ホントだぁ…ホントになんとかなった。
でも、「なんとかなった」のと「自分がなんとかできる」のは別問題である。
今後、私が日本で(西東京で)運転する日は来るのでしょうか。
ランキング今日は何位かなぁ?見てみる?→どらどら♪

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