この季節になると血が騒ぐのかうちのオット、週に1〜2回は自転車で会社へ出掛けます。その距離約20km。まわりの人はオットのことを「クレイジーだ」と思っている様子。
春から秋までは
何が楽しいんだかせっせと情熱のほとんどを自転車につぎ込み、寝ても覚めても自転車のことを考えているようです。
彼の自転車熱はどうやら中学生あたりから始まっていたらしく、茨城から京都まで自転車で旅行したりしていたとのこと。その後はあらゆるところへ自転車で出没し、知り合った時もやはり自転車で長野を旅していました。
結婚して、子どもが小さかった頃は、はっきり言ってそれどころではなかったのですが、子どもたちにある程度手がかからなくなったと思ったら、恐る恐る、という感じでまた自転車への比重が大きくなってきました。
その間、所有していた自転車は1台…のはずなのですが、気が付くとサドルが代わり、ブレーキパッドが代わり、ブレーキレバーが代わり、タイヤが代わり、ハンドルが代わり、ついにはフレームが代わりました。本人は「一度も自転車を買い換えてない!」と言っていますが果たして…

社宅時代の愛車カルナゴ君

改造版カルナゴ君(名前は同じ)
この2台をそれでも「同じ自転車」と言えるのか、ちょっと疑問です。
本人によれば、「サドル」が変わっていないから同じ自転車なのだそうです。実は一度サドルも替えたのですが合わなくて元に戻したのでした。つまり全部替わってるじゃんか>オット
ともあれ、年々自転車熱は上がり続け、長距離ライドのグループに加わり、日本にいた最後の頃は東京・八王子から山梨・長野を抜けて新潟の糸魚川まで走って帰ってくるようなレースにまで出始めました。
それだけでも信じられないと思っていたのに、こちらに来て以来、200km、400km、600kmというようなレースにも次々参加、去年はとうとうカナダまで遠征してロッキーマウンテン1200kmのレースに挑戦してしまいました。もっともこの時は寒さ対策を誤ってスピードが伸びず、700kmほど走ったロッキーのど真ん中でタイムアウトになってしまいましたが…。
正直なところ何故そこまでして走りたいのか、苦しい思いをしたいのか、私には
さっぱり理解できないのですが、オットの方も、私がちまちまと小さなスタジオ(ってそりゃロッキーマウンテンに比べたらどこだってちまちまですが)で棒につかまって足なんか上げて何が楽しいんだ?と思っているらしいのでお互い様です。
「おー!じーちゃんお帰り!」会社から帰ったところをクッキーが出迎えます。どう見ても「会社帰り」じゃないんですが、何の疑問を持たないんでしょうか、ウチの犬ってば。
まあ、とりあえず健康のためってことで良いのかな?ランキングにポチッと協力、お願いします!→どらどら♪

0