というわけで「大草原の小さな家」の続編[ON the BANKS of PLUM CREEK]を買ってきました。
ペーパーバックで4種類、ハードカバーで1種類が店頭にありました。
アメリカに来て感動したことの一つが
本屋さんのスタイル。
立ち読みお断りどころか至れり尽くせり、
ソファにテーブル、椅子が至る所に置いてあり、中に
カフェ(スタバが多い)も入っています。
コーヒーを飲み、
ケーキを楽しみながら
(なかなか日本人には「楽しむ」ことができない甘い甘いケーキなのが残念!)店の本を読むことができるのです。
ちょっとした
ホールみたいになっているところでは着飾った子どもたちと家族が集まって小さな
ピアノの発表会が行われたりもします。絵本コーナーは子どもサイズの
小さなテーブルに
小さな椅子、そして
ビーンバッグと呼ばれるビーズの詰まったクッション型の座椅子(?)。子どもたちはおもちゃで遊び、床に寝転がって本を読むこともできます。そして店の中の
明るく華やかなこと。
…なぁんて書いてるけどもしかして今時は日本の本屋さんもこんな感じだったりするんでしょうか?
本だけでなくちょっとした雑貨売り場もあります。
話が逸れましたがそんなわけで、本屋さんには何時間いても飽きません。
ハードカバーを除いた全種類のLittle Houseシリーズを山とテーブルに積み、ソファに埋もれてじっくり見比べました。出版65周年記念のシールが付いているのもあります。
売れ筋は日本の新書版よりは大きくハードカバーよりは小さいサイズ。厚みは2cmほど。他に新書サイズのものもありました。値段は大きい方が$7.99と $6.99、新書サイズが$5.99。 値段の違いは主に紙の質です。
これも日本との大きな違いですが、アメリカのペーパーバックには本当に品質の悪い紙が使われていることが多いのです。廉価な紙は
わら半紙に近く、
印刷の文字が滲んでいるようなものもあります。フーに言わせると「質の悪い紙や印刷だと目が疲れる」とのこと。
学校の配布物でさえわら半紙なんて見かけることもなく、むしろもったいないほど
上質のカラー紙ばかりをバンバン使う国なのに、どうして本がこんななんでしょう。メリットと言えば値段が多少抑えられることと軽いことくらい?
どなたか真相をご存じでしたら教えてください!
あ、
また話が逸れました。
結局こういうところで妥協できない私は$7.99の上質紙版を選んだのですが、これが3,4ページごとに綺麗な
カラーの挿し絵つき。大変魅力的です。(廉価版はモノクロ)
この挿し絵作家はGarth Williamsという人で直接Laura Ingalls Wilderのミズーリの自宅で彼女に会い、その後ローラの足取りを追って全ての「小さなお家」を訪ねたのだそうです。そしてそのイラストはローラをして「このイラストの中にローラたちはよみがえった」と言わせたほどの出来栄え。
生き生きとして丁寧なイラストです。光景がよく捉えられていると思います。
…というわけで本を買いました。実は自慢じゃありませんがワタクシ、この厚さの英語の本を読み通したことがありません。
とほほほほ。
果たして完読なるのか!?辞書を使うとリズムが狂うので今回辞書は一切引かないことにしてみました。前後の文脈でなんとかわかるものですね、
とはいうものの花の名前や動物の名前にはお手上げです。これらは後で調べることにしましょう。
とりあえず本日36ページまで。わからない単語メモしときます。
colt…なんか長い耳の働く動物らしい(笑)。ロバはドンキーだし…ラバ?
blue flag…3枚のすべすべしたドレスのような花びらが垂れ下がった花。桔梗?
badger…なんだろう、グラウンドホグみたいな…アナグマかな。
プラムクリークのお家ってホビット庄みたいですね。
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