全く新年早々
困ったことが起こりました。
何がって、元日の朝遅くの出来事。
鶏肉を煮て、野菜を切り出汁を取って作ったなんちゃってお雑煮と、新しいとっくりセットでお屠蘇代わりの(?)日本酒をいただいて満足。
さてゆっくりしよう、とコタツに座ってテレビを付けた。
何も映りません (; ̄ー ̄)...。
ケーブル落ちてるし…。
新年早々やってくれること。
もちろんネットにもつながりません。我が家のネット環境はロードランナーというケーブルTV会社の回線に頼っているんです。
テレビはとりあえず屋根についているアンテナのおかげで地上波のいくつかは映る。
(ちなみにNBCでもabcでも同じニューイヤーパレードの様子を放送しています。)
しかし。
問題はネット。
ネットにつながらないと我が家は情報の孤島なんだよぉ(T□T;)。←
それよりそのネット中毒を何とかしろ
もちろんこの記事はテキストファイルで打っているわけです。(後からタグ付け足し)
実は。
こうしてテレビとネットが落ちるのは
珍しくもないことだったりするんです(涙)。
聞くも涙、話すも涙の物語。
突然ですが、アメリカ都市郊外の町並みって
美しいですよね。
そう、
電線がないから。
美観保護のために
電線を地下埋設する。
日本ではまだほんの一部ですが、あの場合って、元来ごちゃごちゃとあちこちで絡み合っているはずの電線はどうなってるんでしょうか?
ここに住むまで、私は電線はきちんとしたカバーかケースのようなもので保護され、地下に埋められたダクトにでも通っているのだろうと勝手に思いこんでいました。
日本はどうなのか未だに知りません。
でも。
アメリカ郊外の美しい住宅地に引っ越してきて知った
衝撃の事実!
電線は丸裸のまま、芝生の地面下1〜2インチ(3〜5センチ)ほどのところに
ただ、埋まっています。
はいそうです。
ただ埋まっているんです。
道路と家のガレージを繋ぐコンクリートもしくはアスファルトのドライブウェイの脇あたりに。電線も電話線もケーブルTVのラインも、それぞれ好き勝手なところに
ただ埋まっているんです(涙)。
そう、シャベルで筋を付けてね。長靴のつま先で電線をギューギューと上から押し込んで土をかぶせるの。
ありえない!とまたお叱りのコメントをいただきそうですが…。
(昔、換気扇の排気口が家の中を向いている、と書いたとき『それはあなたの勘違いでしょう』というコメントをいただいたことがあります)だって本当なんだもん!私、何度もそういう工事に立ち会いました。
これがどのような事態を招くかは想像に難くないでしょう。
ケーブル会社側は、一応センサーみたいなものを持ってきて「どこにケーブルがあるかは
わかる!」と言うんですがその後に
「うちの会社のケーブルならね。」って続くんですよ。
自分のところのケーブルしかセンサーにひっかからないんだって( ̄▽ ̄;)。
当然隣の家がドライブウェイを張り替えれば、「何かの間違いで」うちの電話線を切ってしまう。
そりゃそうですよね。一度埋めたらどこに何が埋まってるか誰にもわからないんだから。
中継点と我が家の延長線上にある隣家のドライブウェイは当然我が家のケーブル類とはほぼ垂直に交わっています。ドライブウェイをはがすのに我が家のケーブルが無事でいられるはずがない。
そうなったら?ケイタイ電話から修理を頼み不便な数日を過ごしたあとようやく電話会社から修理の人が来てくれます。
ところが。
そうして電話線がつながったと思うと、今度はTVが映らなくなる。
そう。
電話線を直しに来た工事人がケーブルTVのケーブルを切ってしまうんです。アンビリーバボー。
そして今度はケーブルの修理を頼み…
という恐るべき循環がごく当然のようにあっちでもこっちでも日常的に起こっているのがアメリカの都市郊外の
美しい住宅街ってものなんです。
なんなんだよー(号泣)
だからこんなことをそこらへんで誰かに愚痴っても誰も驚いてくれない、さほど同情もしてくれない、
それどころか。
それぞれが自分の遭遇したもっと悲惨な話を争うように披露し合うことになり、結局は「なぁんだ、3日でつながったなんてラッキーだったわねえ」なんて結論に落ち着きかねないのです(涙)。
悲しいでしょう?
こんなことしているうちに
ブログランキングは6位に落ちちゃったらしいし(朝のうちにアクセスできたオット情報)、もしかして年賀状を見て連絡してくれている旧友たちとも連絡が取れないじゃないか(怒)。
まったく。
なんてアメリカの新しい1年に相応しい幕開けなんでしょう。
とほほほほ。
ネットにつなげないんで映画でも見てきます!
映画から帰ってきたら無事自然復旧してました。今回の原因は別のところにあったようです。よかった〜〜〜。
ちょっとでも「びっくりしたなあ」と思って頂けたら
ココを押して
ヨシヨシしてくださいね。
この事件から半年近くたった5月末、オーストラリアはブリスベンのKYO様が似たような目に遭ってらっしゃるんで嬉しくなってトラバしてみました。

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